こんにちは、tama です。
弦5の練習、最初の2回くらいの内容を忘れてしまったので、一番最近の練習を振り返ります。
さーて今日も練習だーと意気揚々と集まった弦楽メンバー。
…あれ?今日って弦5?弦4?
弦5のみ出演するhira氏は不在。
弦5でviolinからviolaに持ち変える toshi さんは violin を持っています。
しかし一方で私とチェロのMさんは「今日は弦5だったはず…」とあたふた。
しかもMさんは弦5の譜面しか持っていません。
とりあえずhira氏に電話して答え合わせ
hila「あーすいません寝坊しました」
…ということで、今日は弦5が正解でした。
しかしここで大きな問題が!
toshi「俺ビオラ無いよ。。。」
今日の弦5練習はもはや不可能…と全員が諦めかけたその時、神の一声が電話口から響きました!
hila「あ、俺いまビオラが家にあるんで持っていきます」
!?!?!?
※誰一人、hila 氏がビオラを弾いたところを見たことがありません
聞けばどうやら、彼が母校の卒業式の記念演奏でviolaに挑戦するとか。
素晴らしい!ナイス寝坊!!ナイスチャレンジ!!
hila 氏の到着までは、弦4の練習を少し進めました。
Mさんは譜面をNexus7で見て奮闘していました。便利な時代です。
1,2楽章を重点的にやったように記憶しています。
1楽章に出てくる重音の掛け合い、かっこいいです。2nd, Va, Vcチーム vs 1st オンリーの掛け合い、圧倒的に1stが不利かと思いきや、さすがtoshiさん、大きな音で頑張ってます。
一方こちらはVcが単音、Vaが2重音、2ndが3重音であり、弾き方や音の長さを揃えるのが難しい。ここは女王陛下(2nd)に合わせることを決めました。toshi さん一人には負けないぞー!おー!
hila さんが合流し、弦5スタート。
1楽章中間部から始めました。Va1st→Va2ndと続くゆったりとしたフレーズ。なんて美しい旋律…と思いきや、決まってここで伴奏が崩壊(笑)
犯人はバイオリン2人のカウントミスでした。間違えやすいポイントみたいです。スコアをみて納得。ヘミオラ(2小節かけて3連符っぽい形)の嵐です!
…まぁでも、ビオラ弾きにとってはよくあることです。バイオリン弾きさんたちも、たまにはこういう苦労を経験すべきだと思います♪
この曲、5パートあるとはいえそれぞれがタイで伸ばしている部分が多く、思っていたよりも薄い作りです。動いている人は、逃げも隠れもできません。燃えますね。
付点と三連符の差に注意していきましょう!
2楽章は、タカタンタンタンタンタンタカタン、というリズムが常にどこかで鳴っており、ととも可愛らしい曲です。
冒頭はVa2ndのドソロですよ!
大真面目な顔でこのリズムを刻みます。しかもずっと同じ音で!
このなんとも言えない土臭さ、ドヴォルザークらしくて大好きです。
ドヴォルザークの交響曲第8番、4楽章に同じような部分があります。木管楽器群が奏でる、情熱のコガネムシフレーズ(コガネムシーはー金持ちだー)の裏で、ビオラパートが何をしているか、ご存知ですか??
ド、ド、ド、ド、ドッドドドッド、というリズムを、ただひたすらffで刻んでいるんです。しかも最低音の解放弦で!
これを大真面目な顔で弾く難しさといったら。。。大抵のビオリストはニヤつくか、恥ずかしがって遠慮してますよ。(多分)
話がそれましたが、そんな純朴な田舎臭さ満載のこの楽章、私はとても好きです。
この日は弓合わせの続きと、弾き方の相談を進めました。
#が多いので、音程に気を付けましょう。レの♭とドの#は同じ音。
3楽章はなんと♭7個!全部じゃん!
私の師匠の諸岡先生いわく、「解放弦の使えない、沈んだ音が欲しかった」曲です。
譜読みしっかり頑張りましょう。
toshiさんが、「もっといっぱい♭つけなきゃ!」と笑っていました。
Var.2では、メロディーの下でビオラ2声が複雑に絡み合います。もし一ヶ所でも一緒に弾いてたらミスってます。
あまりにわからなかったので、「私達、いったいどういう関係なの!?」と叫んだら、なんだか変な意味にとられて笑い者になりました。
発言には気を付けます。
あまりしっかりさらえなかったので、次回は3-4楽章中心に練習しましょう。