2011年3月28日月曜日

第8回演奏会の招待状


第8回演奏会の招待状が出来上がりました。チラシ同様、プリントパックさんに印刷をお願いしました。

原稿校正が終わり、あとは入稿するだけというときに震災が起こりました。様々な演奏会が交通機関や停電の影響で中止、延期になりました。多くの仲間が出演しているEnsemble Tacetの演奏会も中止でした。

このような中、私達はどのようにすべきか考え、演奏会会場で募金を募ることにしました。また、先行きが不透明なため、演奏会直前にWebページで最新の情報をご確認の上、ご来場していただくように、文章を大幅に変更しました。

私達は、チャリティーのために演奏会を行っているわけではありませんが、被災した方々、また被災の影響を受けている方々の一助になればと思っています。

2011年3月13日日曜日

第1回ハイドン・皇帝@西荻センター

1回目の練習でした。

東北地方太平洋沖地震の2日後で練習をするか迷いましたが、借りている場所に問い合わせたところ練習場所自体は開いているとのことだったので、練習することにしました。

まずは弓順を決めていきました。
1楽章は、第1ヴァイオリンが事前に連絡してくれていましたので、それを参考にして進めていき、実際に弾きながら他パートとの兼ね合いや弾き易さ、曲想などを考慮しつつ調整しました。

例えば、16分音符でオクターブの音を弾く場合(移弦します)、低い音をダウンで弾くのとアップで弾くのでは弾きやすさに違いがあるようです。

結構時間がかかり、1楽章が終わった時点で残り1時間程度でした。
2楽章は時間が足りないだろうということで、後回しにすることにして、休憩を挟み、3楽章の弓順を決めました。

次回は、4楽章の弓決めからスタートです(かね?)。

今回の練習、当初は夜に練習する予定だったのですが、ヴィオリストの都合が悪くなってしまい、午後に変更しました。
ただ、夜に押さえていた場所をキャンセルしたわけではなかったので、第1、第2ヴァイオリンとチェロでさらに練習をし、2楽章の弓順を検討しました。
約2時間かけて、ヴィオラがメロディーのヴァリエーションIII を除くヴァリエーションの弓順を決めました。
次回練習では、ヴィオリストとその部分の確認も含めて2楽章の弓順も決める予定です。

リムスキー管楽五重奏3/13(日)@柏木

東日本大震災の直後ということもあり、今回のコンサートの開催の有無、練習場の使用も含め不安がある中、練習会場が使用できるということで、限られた練習日を無駄にしないためにも練習を実施することにした。今回は、Hrが都合つかず4人での練習。指定の調性のB♭durの音階練習の後、1楽章から順に浚っていった。時間が2時間と短かったこともあり、前回の復習とFlを交えた初音だしという感じで終了。それにしても、予想もしない未曾有の災害、東京でも公共施設(ホールなど)の被害が報じられている。今回の本番会場は、いつもの府中の芸術劇場 ウィーンホール(5/21)で、幸いなことに地震の被害はないようだ。直近では、コンサートを中止するケースも少なくないようだが、復興に向けたチャリティーの形でも開催できればと考えている。(アンサンブル・アルページュのコンサートは元々入場料はいただいていません) (Fg:K.N.)

2011年3月5日土曜日

第2回ウェーバー・クラリネット五重奏@府中の森芸術劇場練習室

第2回目の練習でした。前回は1楽章と3楽章のMENUETTOを練習したので、今日は3楽章のTRIOから練習をしました。

3楽章は MENUETTO-TRIO-MENUETTO の形式で、最初の MENUETTO と最後の MENUETTO は繰返しが異なるだけです。 TRIO を一通り弾いた後、BREITKOPF のパート譜と Eulenburg のスコアとの違いを見ていきました。ボーイングを決めながら、どちらの譜面を採用するかも決めていきました。

次に4楽章を練習しました。まず最初に右のリズムのボーイングを検討しました。十六分音符二つを両方ダウンで弾くか、弓順で弾くかです。テンポを加味して検討した結果、弓順に決定しました。

その後も、弓順を決めながら、パート譜とスコアの違いも見ていきました。音程が同じ八分音符が3つ続いているところで、パート譜は3つにスラーがかかっており、スコアではスラーは付いていません。スラー無しで八分音符が続いている部分は、この楽章では基本的に弓を跳ばして弾いています。スコアを採用すると跳ばしになり、パート譜をそのまま採用するとレガートで弾くイメージです。しかしクラリネットと合わせて弾いてみると、スラースタッカートくらいの長さで弾くのがよいようです。

ヴァイオリン二人とヴィオラで、シンコペーションが続く場所があります。3人とも同じではなく、小節の最初が休符だったり、小節を跨ぐときに弓を返したりと、別々の動きをする部分があります。最初に弾いて合わせた時は動きがばらばらになってしまったので、ある程度ボーイングの規則を作って、細かく合わせていきました。

最後から2小節前、第1ヴァイオリンに10度の重音が出てきます。弾くのが大変なので、第2ヴァイオリンと一部音を入れ替えることにしました。
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休憩して、2楽章です。合わせる前に、ボーイングを考えました。f(フォルテ)がダウンになるように逆算してから合わせました。だいたいいいようです。

フェルマータの小節、パート譜には morendo (次第にゆっくりそして弱く)が抜けていました。

後半、16部音符が続く部分があります。スコアではスラーが付いていますが、パート譜にはスラーがありません。どちらにするかは、もう少し曲に慣れ親しんでから決めることにしました。

これで全楽章、一通り練習し、ボーイングもほぼ確定しました。次々回は松本先生に見ていただくので、次回の練習では全楽章一通り練習したほうがいいだろうということになりました。




ヴィオラ奏者は次に別の練習があり、ここで早退しましたが、残りの4人で1楽章を練習しました。

1楽章には大きな問題があります。

第1ヴァイオリンの付点のリズムは、4拍目の裏にありますが、他のパートは4拍目全体が付点のリズムです。この譜面の通り演奏すると、とてもバラバラな感じです。CDを聴く限り、もっと付点が合った感じがします。

どうやら、実際は、次の譜面のように、第1ヴァイオリンの3拍目と4拍目の最初の二つの音を、3拍目に6連符として詰めて演奏しているようです。

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このような場所は他にも何箇所かあります。

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これらの部分を意識して、1楽章を4人で通してみました。付点のリズムをそろえた方がしっくりきます。

次回は全員で、全楽章を練習して、その次のトレーナーの先生練習に備える予定です。




翌日、個人レッスンで私の師匠に上記の付点のリズムについて聞いてみました。

すると、師匠は学生時代にウェーバーのクラリネット五重奏曲を演奏したことがあるそうで、記憶によると、付点をそろえて演奏したんじゃないか、とのことでした。

師匠の師匠がウェーバーのクラリネット五重奏曲を5月に演奏する機会があるそうで、その練習のときにどのように演奏しているかを聞いてきてくださることになりました。先生、よろしくお願いします。

2011年3月3日木曜日

第8回演奏会のチラシ

第8回演奏会のチラシが出来上がりました。

プリントパックさんに印刷をお願いしています。Irrustratorのデータを入稿すると印刷したものを届けてくれる、印刷通販会社です。

先程データチェックが終わり、修正箇所はなしと連絡が入りました。納期は3月7日発送、3月8日着ということになりました。

修正箇所があると納期が延期してしまうので、ホッとしています。

5月なのと、曲のイメージから、緑を基調としたデザインにしました。

楽器の形を作るのに、写真からトレース(輪郭をなぞること)するのが大変でした。

Irrustratorにはたくさん機能がありますが、使いこなせている機能はほんの一部しかありません。一作品ごとに使える機能を取得していっています。

2011年3月1日火曜日

ウィーンホール(府中の森芸術劇場)の抽選

第9回演奏会(2012年6月を予定)の演奏会会場の抽選に、府中の森芸術劇場まで出かけました。2012年6月分の抽選です。

目当てのウィーンホールは大人気で、40人近く抽選に来ていました。他に、どりーむホール、ふるさとホール等や、2012年3月分の練習室の抽選も行われています。

6月2日土曜日を申し込みました。9時になり申し込みが締め切られ、日付の小さい順に抽選です。最初は6月2日。自分を含め、3団体の申し込みがありました。確率は3分の1です。

最初にジャンケンでくじを引く順番を決めます。ジャンケンは勝ちましたが、この結果は関係ありません。

最初にくじを引くと・・・外れでした。次の人も外れ。残り物に福がありました。


実は先月も抽選に来たのですが、5月20日(土)を申し込み、4倍の確率で負けました。

前回も今回も両方外す確率は・・・3/4×2/3=0.5。確率は半々でしたが、だめでした。


5月、6月は土曜の夜間だけでも空いてなかったため、4月の空き状況を確認した結果、

第9回演奏会は、2012年4月21日(土)

に決定しました。

夜間(18:00~22:00)しか使用できないため、どうしても開演時刻は19時になってしまいます。

よくアンケートに「開演時刻をもっと早めて欲しい」とご要望されますが、このような事情でなかなか開演時刻を早めずにおります。くじ運がないばかりに、申し訳ありません・・・。