2012年4月23日月曜日

第 9 回演奏会報告

第 9 回演奏会は、無事終了いたしました。


おかげ様で、248 名のお客さまにご来場いただけました。ご来場いただいた皆さま、誠にありがとうございました。

また、演奏会で集めさせていただきました「こどもの音楽再生基金」への募金ですが、52,058 円集まりました。ご協力、誠にありがとうございました。

こどもの音楽再生基金

この寄付金は、4 月 23 日に、全額「こどもの音楽再生基金」へ送金いたしました。











次回、第 10 回演奏会は、2013 年 5 月 6 日(月・振替休日) 14 時開演の予定です(当日配布したパンフレットの記載は誤りです)。曲目など開催内容が決まり次第、随時お知らせいたします。またのご来場を心よりお待ちしております。

2012年4月21日土曜日

演奏会お疲れ様でした。

皆様、演奏会お疲れ様でした。

僕は今回3回目の譜めくりの参加でした。遅くなってしまいましたが、演奏会の感想を書いてみたいと思います。

毎年感じているのですが、アルページュの皆様はいつも長い難曲を仕上げていて、尊敬してしまいます。とても仕事の片手間とは思えないです!

今回は開演前の受付もやったのですが、今回は有名な曲が多かったのもありますが、多くの人が並んでいました。たぶん昨年より入っていたのではないでしょうか。
終演後にロビーで聞いたお客様の評価も非常に高かったです。お客様が満足できる、かなり高いレベルの演奏ができていたと思います。

今回乗った鱒に限ったコメントになりますが、個人的にとても気に入っている曲で、譜めくりでも楽しみでした。遊びで少し弾こうとしたこともあるのですが、難しすぎて断念した曲でもあります(笑)
この曲はテクニックが要求される上、弦楽器対ピアノの掛け合いが多く、アンサンブル力も試されるので、練習は本当に大変だったと思います。自分が参加したのは終盤になってからだったのですが、だいぶ仕上がっていて驚きました。

本番は特等席(?)で聴いていましたが、自分の仕事(譜めくり)があるのに思わず心に響いて聴き入ってしまうシーンが何回もあり驚きました。もちろん奏者自身で反省はあると思いますが、お客様は満足していたと思います。感情がこもっていて、とても心に伝わる演奏だったと思います。
最後にお客様からブラボーが出てましたが、僕も心の中で言ってました。すばらしかったです!

最後になりましたが、皆様お疲れ様でした。また次回も参加できると嬉しいです。楽しみにしています。

演奏会当日のリハーサル & 準備

ウィーンホールは 18 時からでないと使用できないので、当日のリハーサルは府中の森芸術劇場の第 2 練習室で行いました。

まずは、一部のメンバーで、地下の駐車場から、演奏会で配布するパンフレット(プログラム)やアンケート、受付の備品等を運び込みました。そして出演者全員で 12:30 に地下 1 階のロビーに集合して、ミーティングです。

練習室は、第 1、第 2、第 4 練習室の 3 部屋借りました。第 2 練習室はリハーサル、第 1 練習室はリハーサル以外の音出し、第 4 練習室はリハーサル以外の音出しとパンフレットの準備に使用しました。

13 時少し前に鍵を開け、まずはセッティングです。最初は、弦楽五重奏(モーツァルトのディヴェルティメント第 3 番と、アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク)で、13:10 ~ 14:10 の 1 時間行いました。

次にメンバーを入れ替えて、木管五重奏(ファルカシュの 17 世紀の古いハンガリー舞曲と、イベールの三つの小品)です。14:15 ~ 15:15 のこちらも 1 時間です。

14 時半に、フロアマネージャーに来てもらい、受付の打合せをしました。

15 時からは、第 4 練習室でチラシの挟み込みです。外部からの申し込みは、5 団体でした。各団体から 1 名ずつ手伝いに来ていただき、それぞれのチラシ 5 枚とアンケートをパンフレット(プログラム)に挟み込みます。今回は、チラシを 2 列に分け、人は固定で、チラシを手渡しする要領で行いました。350 部挟み込みを行いましたが、作業は 15 分程度で終わりました。その後、アンケート記載用の鉛筆を取り付けました。

リハーサルの方は、15:20 ~ 16:20 の 1 時間、ピアノ五重奏(シューベルトのピアノ五重奏曲「鱒」)を行いました。

最後に、16:25 ~ 16:55 とアンコールの練習をしました。

第 1、第 4 練習室は 17 時までの使用時間なので、片付けと鍵の返却をしました。

その後、少しの間休憩です。人によっては食事をしたり、着替えたりします。

17 時 20 分には移動を開始し,地下 1 階から、ウィーンホール前まで、荷物と人と移動します。

17 時 30 分、舞台や受付、ビデオ、写真撮影などのメンバーも揃って、全員で挨拶とミーティングです。

18 時少し前にウィーンホールの鍵を開け、舞台での仕込み(セッティング位置の確認と簡単な音響チェック)と、受付とビデオ撮影の準備をします。開場は 18 時 40 分なので、40 分間で全部を終わらせます。

舞台では、アナウンス練習とピアノ五重奏のセッティングを同時に行い、その後、ピアノ五重奏→アンコール→木管五重奏→弦楽五重奏、の順番でセッティングの確認と簡単な音響チェックを行っていきました。

18 時 40 分、開場です。

2012年4月15日日曜日

最終回 木管五重奏@四ツ谷ひろば

「力を抜いてください!」「入りを合わせるブレスはダメで、ブレスは必ずフレーズで」「もっとエレガントにブレス!」

今日は最終回の練習になりました。森先生のご指導で。今日もまた新たな発見がたくさんありました。

6時に全員揃って練習を開始。まず、イベールから練習を始めました。「もっと力を抜いてください!」と何回も言われました。さらに、「もっとメリハリのある演奏にしましょう」とも言われました。細かいところに、色々先生からのアクセント、クレッシェンド等の調味料をいただきました。曲の最後の部分も、Accelerandoのやり方もずいぶん自然になってきました。すごい勉強になったのは、「休符は休まないで(気を緩まないで)そこも気持ちをクレッシェンドするんだ!」と言われました。確かにそこは大事!2楽章はメロディの流れ、息の流れを大事にした吹き方を教わりました。3楽章に入って、「うぅぅん、、硬いね!」と言われました。いろいろなところに、もっとふわっとした感じの音を出してくださいと言われました。クラリネットの旋律のところでは、細かいイントネーションを見てもらって大分良い感じになってきましたが、すべて言われた通りに処理するのにかなり至難の技です!

次にファルカシュを見てもらいました。我々がカットしたリピートについて、「え、それは。。。??」とのコメント。テーマは必ずリピートをしましょう。体力がないという言い訳は通用しません。それは我々が力を入れすぎたので、もっと楽に吹きなさいと言われました。なので、演奏時間はおそらく1分ぐらい伸びるかもしれませんね。
今日は緩徐楽章を中心に見てもらいました。「もっとエレガントにブレスをしてください!」と言われて、一瞬「???」とどう息を吸えば良いか戸惑いました。

今日はたくさん高度の要求があってかなり勉強になりました。力を抜いて演奏することによって、かなり体力的に楽になりました。これを忘れずにあと5日間後の本番を迎えたいと思います。皆さん、頑張りましょう。

最終回モーツァルト「アイネク」&「ディベ3」練習@府中の森芸術劇場


ますのメンバーは、午後のますに続けての練習でした。
ホール練の時みたいに、また第2ヴァイオリンがぴちぴちに元気なのかと思ったら、意外と疲れているようです。
午後はオケの練習に出てきたとのことでした。

両曲とも、テンポは前回の丹羽先生練でだいぶ整理されたので、今回は音程の確認をメインにやりました。
最後に2曲とも通す時間配分で、気になる部分を止めながらディヴェルティメントから順番に合わせていきました。

例えば、第1ヴァイオリン以外、内声の和音になっている刻みの部分や、第2ヴァイオリンから第1ヴァイオリンにメロディーが移る部分の音程(違うと目立つ)などをピックアップしました。

音程もそろえると、さらに良くなった気がします。
本番が楽しみです!

2012年4月8日日曜日

9回モーツァルト「アイネク」&「ディベ3」練習@アルページュ音楽院

昨日のホールリハーサルでは、バシストの体調が悪そうでしたが、今日も練習。
今日は、第1ヴァイオリンの師匠の丹羽先生に見ていただくことになっており、バシストは風邪をおして出てきてくれました。

昨日のホールリハーサルでは、アイネ クライネ ナハト ムジーク(アイネク)もディヴェルティメントもテンポが全く安定していませんでした。特にアイネクの4楽章は、どんどんテンポが遅くなってきてしまいます。
その点を踏まえて、アイネク1楽章から順番に見ていただきました。

まずは冒頭4小節の弾き方について、テンポや音程、フレーズ感などを指摘していただきました。
4小節という短いフレーズですが、先生に見ていただくたびに10分~15分くらいは使います。音を上に上げる感じを出すのが難しい・・。

全体的にテンポが安定しない点については、それぞれの部分で、どのパートを聴いてテンポを合わせていけばよいのか、また多少テンポが緩んでもどこで戻していけばよいのか、などについて具体的なアドヴァイスをいただきました。
テンポを決めるパートは基本的に内声で、第1ヴァイオリンが引っ張ろうとしないことなどを意識するとだいぶ整理されて落ち着いた大人な感じになりました。

ディヴェルティメントも同様に見ていただき、だいぶ整理されました。

あと1回練習あるので、もっとよくなるといいですね!

2012年4月7日土曜日

ホール練習@府中の森芸術劇場ウィーンホール

violaなたまこです。
本番が近づいてきてドキドキ…シューカツ何それ美味しいの?(^q^)

この日は夜にホール練がありました。
昼の練習に引き続き、私の師匠である諸岡先生に見ていただきました。

まずは木管五重奏。

今までは別々の練習だったため、初めて聞きましたが…いやはや皆様お上手です。個人の名人技が光りますね!

ホルンが大きすぎる部分が多かったみたいですが、ホルンの音って小さくするのがものすごく難しいそうです。
のだめカンタービレでもそういうシーンがありますね。
千秋くんがコンクールか何かでホルン奏者に「もっと小さく!」を連発して確執が生まれるという…(笑)

ファゴットがうもれてしまう部分があるということで、配置を変更しました。
これまでは下手側からフルート、オーボエ、ホルン、ファゴット、クラリネットでしたが、今後はフルート、オーボエ、ファゴット、ホルン、クラリネットにするそうな。

オーボエはもっと出ていいところが何ヵ所かあるみたいです。強気で頑張って下さい!


続いて鱒です。

バイオリン、ビオラは立奏、チェロはチェロ台に乗りました。
チェロ台はちゃんとしたのはf字孔がついてて10万円くらいするとか。今回は予算の関係で雛壇です。

音量バランスはなかなか良いそうな。
しかし後から録音を聞くと、もっと低弦が頑張って、もっとピアノが落ちたほうがいいかなーなんて思います。

全楽章通しましたが、3楽章で空中分解発生!!!\(^o^)/
同じモチーフの繰り返しと思いきや、所々に違うハーモニーがあるのでこれを間違えると…あいたたた…(--;)
当日までに何とかしないと。

通し終わると、もうみんなヘロヘロ。。。動けない。。。
スタミナ配分は大事ですね。

ところで、私は弦楽合奏出身なのでソロで演奏会を経験したことがありません。
当然、立ったまま曲を弾くのは初めて。
何が問題かというと、体の動かしかたがわかりません(;_;)

「膝を使いなさい。テニスの構えみたいに関節を自由に。」
というアドバイスを師匠からいただきました。
この日の私の靴は4cm程度のヒールで、かなり膝の裏が張っていたようです。
当日はペタンコ靴にします。

バイオリンと同じ旋律で、体を沈ませたり伸びたりする動きが全くちぐはぐな所も何ヵ所か。。。精進します。


最後に弦楽五重奏

ヘロヘロで今にも死にそうな鱒メンバー

と、一人元気でニコニコしてるセコバイ(笑)


そして迫る、ホール使用終了時間。


結果、、、


演奏大暴走\(^o^)/


録音を聞きましたが、走る、走る。。。


本番はこっちが先なので大丈夫かと思いますが、いやーびっくりでした。笑


さて、ホール練全体の印象ですが、さすがウィーンホール。
響きがホントに綺麗です。

ただ、響きすぎて細かい音がもわもわします。
内声のキザミ、メロディーの細かい音などはかなりハッキリ弾きたいですね。

また、直前の音の余韻が残りすぎて転調がなんとなく濁ったハーモニーになってしまう部分も。
十分な間を取るようにしましょう。

響きすぎるのは客席に人がいなかったせいもあります。
ちょうどいい響きになるよう、当日はお客さんをたくさん呼びましょう♪

以上!

9回シューベルト「ます」練習@国分寺第四小学校

練習会場は駅からちょっと離れているのと、夜はホールに直行することもあり、大学にヴィオリストを車で迎えに行き、Lunch はなぜかヴィオリストの彼氏も一緒に食事しました。

食事中に、バシストからメールが入りました。「吐き気とめまいが激しく、車を運転してみたもののまともに運転できない状況です。」それを聞いたヴィオリストは一言、「二日酔いですか?」。う~ん・・・毒舌。なかなかの小悪魔ぶりです。

もともと、ピアニストは土曜日仕事なので、弦だけの練習の予定でした。それが、バシストが来れなくなり、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ3人の練習になりました。しかも、ヴィオラの諸岡先生に見てもらう練習です。先生、すみません・・・。

さて、それでは練習です。まずは、1 楽章から。冒頭、ヴァイオリンとチェロが息が合わないとのこと、また、2 小節で 1 フレーズでスラーがかかっているところを 1 小節ずつスラーを切って弾いていたのですが、フレーズ感が感じられないとのこと、結果的には、2 小節のスラーを一弓でつなげて弾くことにしました。

1 楽章の次は 4 楽章。テーマからヴァリエーションの 3 まで合わせていきました。

ここで、仕事が終わったピアニストが合流しました。すると先生から、「ピアノと弦の音量がアンバランス。ヴァイオリンとヴィオラは立って弾いたら?」とのことです。

立って弾いてみると音量アップ! バランスは、こちらのほうがだいぶいいようです。

チェロは・・・雛壇に乗って弾くことにしました。箱を用意したほうが、箱が共鳴して音が大きくなります。

実は、専用のチェロ台というのもあるのですが、ドイツで作られていて、現地価格で 700 ユーロ、日本で買うと 10 万円もします。今回は、ホールの雛壇で代用することにしました。

小学校の音楽室での練習だったので、様々な作曲家の写真が。シューベルトにも見つめられての練習でした。



2012年4月1日日曜日

7回モーツァルト「アイネク」&「ディベ3」練習@府中の森芸術劇場

ヴィオリストの諸岡諒子先生にみていただきました。

最初に、配置について指摘されました。
これまで、第1・第2ヴァイオリン・コントラバス・チェロ・ヴィオラの順に並んでいましたが、「第1ヴァイオリン・チェロ・コントラバス・ヴィオラ・第2ヴァイオリンの配置でやることもあるよ」と言われ、配置を変えてやってみました。

チェロの右側に第1ヴァイオリンがいて、新鮮です。

アイネ クライネ ナハト ムジークからはじめました。
全体的に弾き方のイメージや、ヴァイオリン2本のユニゾンが合いにくい部分、音量のバランスなどを中心に見ていただきました。
第1ヴァイオリンには「ここはためて」とか「続く音を均等に弾かない」などメロディーラインならではのアドヴァイスもいただきました。
「よろめいた感じがいい」とお褒めの言葉もいただいていましたが、その再現性はいかに・・?

最後の30分ほどでディベルティメントを見ていただきました。

練習場所使用時間ぎりぎりまで、充実した練習でした。