2012年10月13日土曜日

弦楽器曲決め会@Bar Liqueur Ensemble

お久しぶりです。tamaです。
今年もアルページュのシーズンが始まりました!blogが途絶えてましたが、徐々に思い出しつつ更新していきます。

この日はバシストがマスターのBar Liqueur Ensembleにて、弦楽器の曲決め会が行われました。

渡米していたバイオリニストが帰国したので、今アルページュにはバイオリニストが3人…さて、どうしようか??
ということで、バイオリニストの一人がビオラにチャレンジ!


ドヴォルザークやブラームスの、弦楽5重奏、6重奏を譜読みしてみました。

また、カルテットはモーツァルトやベートーベンを譜読みしました。

さらに、バシストおすすめの管弦合同曲、シュポアやグリンカも試聴。

結局この日は曲が決まらずタイムアップ。
barがオープンしてしまいました…お世話になりました。


…ということで、そのまま軽く一杯。

さらにこのあと、赤レンガのオクトーバーフェストに繰り出したアルページュメンバー。
心行くまでビールを堪能しました♪

選曲は後日メーリングリストで決定。
曲目は以下です。頑張ります!

ハイドン/木管五重奏のためのディヴェルティメン ト 変ロ長調 Hob.II:B4
F. J. Haydn / Divertimento for Woodwind Quintet in B-flat major, Hob.II:B4

ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第 4 番 ハ短調 作品 18-4
L. v. Beethoven / String Quartet No. 4 in C minor, Op. 18-4

グリンカ/七重奏曲 変ホ長調
M. I. Glinka / Septet in E-flat major

ドヴォルザーク/弦楽五重奏曲第 3 番 変ホ長調 作品 97 B.180
A. Dvorak / String Quintet No. 3 in E-flat major, Op. 97, B. 180

2012年7月14日土曜日

大田区アマチュア音楽祭


いよいよ大田区のアマチュア音楽祭@アプリコ小ホールでの本番です。
前回の練習ではちょっと不安が残る感じでしたが、4月の本番に使ったヴィオリストの譜面も無事に見つかり、ひとまず安心。

本番前リハーサルはチューニング・入れ替え含めて約20分と短かったので「遅刻厳禁!」とのお達しが出ていましたが、時間になっても第2ヴァイオリンが来ません・・。
準備をはじめているところで駆け込んできました。どうやら電車が遅れていたようです。

すでに全曲を一通りやる時間はなさそうだったので、1楽章、4楽章の順にとおして2楽章をやってる途中で時間がきてしまいました。
3楽章はぶっつけ本番です。

出番は2番目だったのでホールの袖で待っていました(ちゃっかり司会の坪井アナウンサーと写真撮ってもらっちゃいました)。
私はこのとき初めて知ったのですが、1番目の団体の曲はなんとモーツァルト木管8重奏「ナハト ムジーク」!
そして、私達が演奏するのが「アイネ クライネ ナハト ムジーク」!!(昼公演ですけど・・)
偶然とはいえ、なかなか面白い取り合わせでした。

本番が終わってからは、第2バイオリン以外は満足げでした。
第2ヴァイオリンが微妙に入りを間違えたりしてくやしかったようです。

今回はプロの講評があります。ドキドキです。

2012年7月1日日曜日

大田区アマチュア音楽祭に向けた練習

大田区のアマチュア音楽祭(7/14@アプリコ小ホール)でのアイネ・クライネ・ナハト・ムジークの練習でした。4 月の演奏会以来の合わせです。

第二ヴァイオリンとヴィオラは、前日演奏会だったのと、朝からの練習だったので、ものすごくお疲れモード。しかも第二ヴァイオリンは、卒業研究で間違った測定をしていたそうで、そのやり直しで大変らしいです。

さて、練習です。内声お疲れのためか、テンポがゆっくり目です。気を取り直して冒頭でテンポを作り直すと、少しはまともになってきました。


ヴィオラはこれまで使用していた譜面が発見できなかったそうで、今日の練習は違う譜面を使っていました。そうすると、これまでの練習での書き込みがないのと、ボーイングも違っているのでなかなかニュアンスが合いません。譜面の書き込みはかなり重要ということを再認識しました。

ちょっと不安が残る練習になってしまいましたが、本番までには疲れを取って、フレッシュな気持ちでのぞみたいと思います。

2012年6月12日火曜日

大田区アマチュア音楽祭2012事前説明会

大田区アマチュア音楽祭2012“アマチュア・アンサンブル・コンサート”の事前説明会に行って来ました。

入場無料、150 席、全席自由、4歳以上入場可、司会はこれまでと同じ、テレビ朝日アナウンサーの坪井直樹氏です。ワグネルでヴァイオリン弾いてた方ですね。

選考は、演奏だけでなく、自己 PR も重視したとのことでした。自己 PR がよかったのかもしれません・・・。

今回、これまでと大きく違う点は、プロ奏者による講評があるとのことです。時間の都合で演奏会中にコメントをいただけるわけではなく、公演終了後に出演者に文章で伝えられるとのことです。伝え方については、まだ変更があるかもしれないとのことでした。

出演順は、7 月 14 日 (土) の2番目、14:25 ~ 14:45 となってました。今回の出演者 5 人のうち 3 人は、翌日、清里の音楽祭に出演するため、7/14 の 19 時のリハーサルまでに清里に行く必要があるため、可能であれば1番目にして欲しいと要望しました。要望が通るかわかりませんが、出演順が決まり次第お知らせします。

最後に、舞台セッティングの打合せを各団体毎に行って、説明会は終了しました。



2012年5月14日月曜日

大田区アマチュア音楽祭 2012 「アマチュア・アンサンブル・コンサート」での出演が決まりました

大田区アマチュア音楽祭 2012 「アマチュア・アンサンブル・コンサート」に、前回演奏会の弦楽五重奏のメンバーでの出演が決まりました。

曲は、W. A. モーツァルトのセレナーデ第13番 ト長調 K.525「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」で、2012 年 7 月 14 日 (土) に出演します。演奏会自体は、14時~17時で、出演時間が決まり次第、お知らせします。

大田区アマチュア音楽祭では、オーケストラの演奏や、0歳からのクラシック、オーケストラ楽器体験コーナーなど、他にも様々な催し物を行ってますので(一部有料のものもあります)、併せて楽しんでいただければと思います。

2012年4月23日月曜日

第 9 回演奏会報告

第 9 回演奏会は、無事終了いたしました。


おかげ様で、248 名のお客さまにご来場いただけました。ご来場いただいた皆さま、誠にありがとうございました。

また、演奏会で集めさせていただきました「こどもの音楽再生基金」への募金ですが、52,058 円集まりました。ご協力、誠にありがとうございました。

こどもの音楽再生基金

この寄付金は、4 月 23 日に、全額「こどもの音楽再生基金」へ送金いたしました。











次回、第 10 回演奏会は、2013 年 5 月 6 日(月・振替休日) 14 時開演の予定です(当日配布したパンフレットの記載は誤りです)。曲目など開催内容が決まり次第、随時お知らせいたします。またのご来場を心よりお待ちしております。

2012年4月21日土曜日

演奏会お疲れ様でした。

皆様、演奏会お疲れ様でした。

僕は今回3回目の譜めくりの参加でした。遅くなってしまいましたが、演奏会の感想を書いてみたいと思います。

毎年感じているのですが、アルページュの皆様はいつも長い難曲を仕上げていて、尊敬してしまいます。とても仕事の片手間とは思えないです!

今回は開演前の受付もやったのですが、今回は有名な曲が多かったのもありますが、多くの人が並んでいました。たぶん昨年より入っていたのではないでしょうか。
終演後にロビーで聞いたお客様の評価も非常に高かったです。お客様が満足できる、かなり高いレベルの演奏ができていたと思います。

今回乗った鱒に限ったコメントになりますが、個人的にとても気に入っている曲で、譜めくりでも楽しみでした。遊びで少し弾こうとしたこともあるのですが、難しすぎて断念した曲でもあります(笑)
この曲はテクニックが要求される上、弦楽器対ピアノの掛け合いが多く、アンサンブル力も試されるので、練習は本当に大変だったと思います。自分が参加したのは終盤になってからだったのですが、だいぶ仕上がっていて驚きました。

本番は特等席(?)で聴いていましたが、自分の仕事(譜めくり)があるのに思わず心に響いて聴き入ってしまうシーンが何回もあり驚きました。もちろん奏者自身で反省はあると思いますが、お客様は満足していたと思います。感情がこもっていて、とても心に伝わる演奏だったと思います。
最後にお客様からブラボーが出てましたが、僕も心の中で言ってました。すばらしかったです!

最後になりましたが、皆様お疲れ様でした。また次回も参加できると嬉しいです。楽しみにしています。

演奏会当日のリハーサル & 準備

ウィーンホールは 18 時からでないと使用できないので、当日のリハーサルは府中の森芸術劇場の第 2 練習室で行いました。

まずは、一部のメンバーで、地下の駐車場から、演奏会で配布するパンフレット(プログラム)やアンケート、受付の備品等を運び込みました。そして出演者全員で 12:30 に地下 1 階のロビーに集合して、ミーティングです。

練習室は、第 1、第 2、第 4 練習室の 3 部屋借りました。第 2 練習室はリハーサル、第 1 練習室はリハーサル以外の音出し、第 4 練習室はリハーサル以外の音出しとパンフレットの準備に使用しました。

13 時少し前に鍵を開け、まずはセッティングです。最初は、弦楽五重奏(モーツァルトのディヴェルティメント第 3 番と、アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク)で、13:10 ~ 14:10 の 1 時間行いました。

次にメンバーを入れ替えて、木管五重奏(ファルカシュの 17 世紀の古いハンガリー舞曲と、イベールの三つの小品)です。14:15 ~ 15:15 のこちらも 1 時間です。

14 時半に、フロアマネージャーに来てもらい、受付の打合せをしました。

15 時からは、第 4 練習室でチラシの挟み込みです。外部からの申し込みは、5 団体でした。各団体から 1 名ずつ手伝いに来ていただき、それぞれのチラシ 5 枚とアンケートをパンフレット(プログラム)に挟み込みます。今回は、チラシを 2 列に分け、人は固定で、チラシを手渡しする要領で行いました。350 部挟み込みを行いましたが、作業は 15 分程度で終わりました。その後、アンケート記載用の鉛筆を取り付けました。

リハーサルの方は、15:20 ~ 16:20 の 1 時間、ピアノ五重奏(シューベルトのピアノ五重奏曲「鱒」)を行いました。

最後に、16:25 ~ 16:55 とアンコールの練習をしました。

第 1、第 4 練習室は 17 時までの使用時間なので、片付けと鍵の返却をしました。

その後、少しの間休憩です。人によっては食事をしたり、着替えたりします。

17 時 20 分には移動を開始し,地下 1 階から、ウィーンホール前まで、荷物と人と移動します。

17 時 30 分、舞台や受付、ビデオ、写真撮影などのメンバーも揃って、全員で挨拶とミーティングです。

18 時少し前にウィーンホールの鍵を開け、舞台での仕込み(セッティング位置の確認と簡単な音響チェック)と、受付とビデオ撮影の準備をします。開場は 18 時 40 分なので、40 分間で全部を終わらせます。

舞台では、アナウンス練習とピアノ五重奏のセッティングを同時に行い、その後、ピアノ五重奏→アンコール→木管五重奏→弦楽五重奏、の順番でセッティングの確認と簡単な音響チェックを行っていきました。

18 時 40 分、開場です。

2012年4月15日日曜日

最終回 木管五重奏@四ツ谷ひろば

「力を抜いてください!」「入りを合わせるブレスはダメで、ブレスは必ずフレーズで」「もっとエレガントにブレス!」

今日は最終回の練習になりました。森先生のご指導で。今日もまた新たな発見がたくさんありました。

6時に全員揃って練習を開始。まず、イベールから練習を始めました。「もっと力を抜いてください!」と何回も言われました。さらに、「もっとメリハリのある演奏にしましょう」とも言われました。細かいところに、色々先生からのアクセント、クレッシェンド等の調味料をいただきました。曲の最後の部分も、Accelerandoのやり方もずいぶん自然になってきました。すごい勉強になったのは、「休符は休まないで(気を緩まないで)そこも気持ちをクレッシェンドするんだ!」と言われました。確かにそこは大事!2楽章はメロディの流れ、息の流れを大事にした吹き方を教わりました。3楽章に入って、「うぅぅん、、硬いね!」と言われました。いろいろなところに、もっとふわっとした感じの音を出してくださいと言われました。クラリネットの旋律のところでは、細かいイントネーションを見てもらって大分良い感じになってきましたが、すべて言われた通りに処理するのにかなり至難の技です!

次にファルカシュを見てもらいました。我々がカットしたリピートについて、「え、それは。。。??」とのコメント。テーマは必ずリピートをしましょう。体力がないという言い訳は通用しません。それは我々が力を入れすぎたので、もっと楽に吹きなさいと言われました。なので、演奏時間はおそらく1分ぐらい伸びるかもしれませんね。
今日は緩徐楽章を中心に見てもらいました。「もっとエレガントにブレスをしてください!」と言われて、一瞬「???」とどう息を吸えば良いか戸惑いました。

今日はたくさん高度の要求があってかなり勉強になりました。力を抜いて演奏することによって、かなり体力的に楽になりました。これを忘れずにあと5日間後の本番を迎えたいと思います。皆さん、頑張りましょう。

最終回モーツァルト「アイネク」&「ディベ3」練習@府中の森芸術劇場


ますのメンバーは、午後のますに続けての練習でした。
ホール練の時みたいに、また第2ヴァイオリンがぴちぴちに元気なのかと思ったら、意外と疲れているようです。
午後はオケの練習に出てきたとのことでした。

両曲とも、テンポは前回の丹羽先生練でだいぶ整理されたので、今回は音程の確認をメインにやりました。
最後に2曲とも通す時間配分で、気になる部分を止めながらディヴェルティメントから順番に合わせていきました。

例えば、第1ヴァイオリン以外、内声の和音になっている刻みの部分や、第2ヴァイオリンから第1ヴァイオリンにメロディーが移る部分の音程(違うと目立つ)などをピックアップしました。

音程もそろえると、さらに良くなった気がします。
本番が楽しみです!

2012年4月8日日曜日

9回モーツァルト「アイネク」&「ディベ3」練習@アルページュ音楽院

昨日のホールリハーサルでは、バシストの体調が悪そうでしたが、今日も練習。
今日は、第1ヴァイオリンの師匠の丹羽先生に見ていただくことになっており、バシストは風邪をおして出てきてくれました。

昨日のホールリハーサルでは、アイネ クライネ ナハト ムジーク(アイネク)もディヴェルティメントもテンポが全く安定していませんでした。特にアイネクの4楽章は、どんどんテンポが遅くなってきてしまいます。
その点を踏まえて、アイネク1楽章から順番に見ていただきました。

まずは冒頭4小節の弾き方について、テンポや音程、フレーズ感などを指摘していただきました。
4小節という短いフレーズですが、先生に見ていただくたびに10分~15分くらいは使います。音を上に上げる感じを出すのが難しい・・。

全体的にテンポが安定しない点については、それぞれの部分で、どのパートを聴いてテンポを合わせていけばよいのか、また多少テンポが緩んでもどこで戻していけばよいのか、などについて具体的なアドヴァイスをいただきました。
テンポを決めるパートは基本的に内声で、第1ヴァイオリンが引っ張ろうとしないことなどを意識するとだいぶ整理されて落ち着いた大人な感じになりました。

ディヴェルティメントも同様に見ていただき、だいぶ整理されました。

あと1回練習あるので、もっとよくなるといいですね!

2012年4月7日土曜日

ホール練習@府中の森芸術劇場ウィーンホール

violaなたまこです。
本番が近づいてきてドキドキ…シューカツ何それ美味しいの?(^q^)

この日は夜にホール練がありました。
昼の練習に引き続き、私の師匠である諸岡先生に見ていただきました。

まずは木管五重奏。

今までは別々の練習だったため、初めて聞きましたが…いやはや皆様お上手です。個人の名人技が光りますね!

ホルンが大きすぎる部分が多かったみたいですが、ホルンの音って小さくするのがものすごく難しいそうです。
のだめカンタービレでもそういうシーンがありますね。
千秋くんがコンクールか何かでホルン奏者に「もっと小さく!」を連発して確執が生まれるという…(笑)

ファゴットがうもれてしまう部分があるということで、配置を変更しました。
これまでは下手側からフルート、オーボエ、ホルン、ファゴット、クラリネットでしたが、今後はフルート、オーボエ、ファゴット、ホルン、クラリネットにするそうな。

オーボエはもっと出ていいところが何ヵ所かあるみたいです。強気で頑張って下さい!


続いて鱒です。

バイオリン、ビオラは立奏、チェロはチェロ台に乗りました。
チェロ台はちゃんとしたのはf字孔がついてて10万円くらいするとか。今回は予算の関係で雛壇です。

音量バランスはなかなか良いそうな。
しかし後から録音を聞くと、もっと低弦が頑張って、もっとピアノが落ちたほうがいいかなーなんて思います。

全楽章通しましたが、3楽章で空中分解発生!!!\(^o^)/
同じモチーフの繰り返しと思いきや、所々に違うハーモニーがあるのでこれを間違えると…あいたたた…(--;)
当日までに何とかしないと。

通し終わると、もうみんなヘロヘロ。。。動けない。。。
スタミナ配分は大事ですね。

ところで、私は弦楽合奏出身なのでソロで演奏会を経験したことがありません。
当然、立ったまま曲を弾くのは初めて。
何が問題かというと、体の動かしかたがわかりません(;_;)

「膝を使いなさい。テニスの構えみたいに関節を自由に。」
というアドバイスを師匠からいただきました。
この日の私の靴は4cm程度のヒールで、かなり膝の裏が張っていたようです。
当日はペタンコ靴にします。

バイオリンと同じ旋律で、体を沈ませたり伸びたりする動きが全くちぐはぐな所も何ヵ所か。。。精進します。


最後に弦楽五重奏

ヘロヘロで今にも死にそうな鱒メンバー

と、一人元気でニコニコしてるセコバイ(笑)


そして迫る、ホール使用終了時間。


結果、、、


演奏大暴走\(^o^)/


録音を聞きましたが、走る、走る。。。


本番はこっちが先なので大丈夫かと思いますが、いやーびっくりでした。笑


さて、ホール練全体の印象ですが、さすがウィーンホール。
響きがホントに綺麗です。

ただ、響きすぎて細かい音がもわもわします。
内声のキザミ、メロディーの細かい音などはかなりハッキリ弾きたいですね。

また、直前の音の余韻が残りすぎて転調がなんとなく濁ったハーモニーになってしまう部分も。
十分な間を取るようにしましょう。

響きすぎるのは客席に人がいなかったせいもあります。
ちょうどいい響きになるよう、当日はお客さんをたくさん呼びましょう♪

以上!

9回シューベルト「ます」練習@国分寺第四小学校

練習会場は駅からちょっと離れているのと、夜はホールに直行することもあり、大学にヴィオリストを車で迎えに行き、Lunch はなぜかヴィオリストの彼氏も一緒に食事しました。

食事中に、バシストからメールが入りました。「吐き気とめまいが激しく、車を運転してみたもののまともに運転できない状況です。」それを聞いたヴィオリストは一言、「二日酔いですか?」。う~ん・・・毒舌。なかなかの小悪魔ぶりです。

もともと、ピアニストは土曜日仕事なので、弦だけの練習の予定でした。それが、バシストが来れなくなり、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ3人の練習になりました。しかも、ヴィオラの諸岡先生に見てもらう練習です。先生、すみません・・・。

さて、それでは練習です。まずは、1 楽章から。冒頭、ヴァイオリンとチェロが息が合わないとのこと、また、2 小節で 1 フレーズでスラーがかかっているところを 1 小節ずつスラーを切って弾いていたのですが、フレーズ感が感じられないとのこと、結果的には、2 小節のスラーを一弓でつなげて弾くことにしました。

1 楽章の次は 4 楽章。テーマからヴァリエーションの 3 まで合わせていきました。

ここで、仕事が終わったピアニストが合流しました。すると先生から、「ピアノと弦の音量がアンバランス。ヴァイオリンとヴィオラは立って弾いたら?」とのことです。

立って弾いてみると音量アップ! バランスは、こちらのほうがだいぶいいようです。

チェロは・・・雛壇に乗って弾くことにしました。箱を用意したほうが、箱が共鳴して音が大きくなります。

実は、専用のチェロ台というのもあるのですが、ドイツで作られていて、現地価格で 700 ユーロ、日本で買うと 10 万円もします。今回は、ホールの雛壇で代用することにしました。

小学校の音楽室での練習だったので、様々な作曲家の写真が。シューベルトにも見つめられての練習でした。



2012年4月1日日曜日

7回モーツァルト「アイネク」&「ディベ3」練習@府中の森芸術劇場

ヴィオリストの諸岡諒子先生にみていただきました。

最初に、配置について指摘されました。
これまで、第1・第2ヴァイオリン・コントラバス・チェロ・ヴィオラの順に並んでいましたが、「第1ヴァイオリン・チェロ・コントラバス・ヴィオラ・第2ヴァイオリンの配置でやることもあるよ」と言われ、配置を変えてやってみました。

チェロの右側に第1ヴァイオリンがいて、新鮮です。

アイネ クライネ ナハト ムジークからはじめました。
全体的に弾き方のイメージや、ヴァイオリン2本のユニゾンが合いにくい部分、音量のバランスなどを中心に見ていただきました。
第1ヴァイオリンには「ここはためて」とか「続く音を均等に弾かない」などメロディーラインならではのアドヴァイスもいただきました。
「よろめいた感じがいい」とお褒めの言葉もいただいていましたが、その再現性はいかに・・?

最後の30分ほどでディベルティメントを見ていただきました。

練習場所使用時間ぎりぎりまで、充実した練習でした。

2012年3月25日日曜日

8回シューベルト「ます」練習@中央町社会教育会館

本番まで1ヶ月を切ったということもあり、最後に全曲通す時間配分で練習を進めていきました。

まずは2楽章から。
アンダンテでゆるやかな曲、かつ強弱記号も全体的にpやppでまったりした雰囲気・・。
このテンポだと2楽章が終わる頃にはお客さんみんな寝てるよね、という話になり(ある意味それはそれでいいのかもしれないけど)、テンポをどれくらいにするか相談したり、pとppながらもどう抑揚をつけるか相談しながら進めました。
転調した部分の音程なども気をつけながらやっていると、1時間強が経過。

休憩後、4楽章です。
4楽章は変奏曲になっていて、変奏曲ごとにメロディーを弾く楽器が変わります。
メロディーと伴奏の音量のバランスや弾き方のニュアンスなどを合わせました。
その後、1楽章の冒頭、ヴァイオリンとチェロが合わないのでその部分を合わせたり、後半部分がいつも時間切れになってしまうので、その部分を合わせたりしました。

時間になったので、最後に通して終わりました。
とても充実した練習で、光が見えてきた気がします!

2012年3月24日土曜日

第2回木五練習@四ッ谷ひろば

本日、ホルン奏者がお仕事で欠席ということで、4人で練習することになりました。
まず、イベールの一曲目を通して確認した後、返して最初からゆっくり部分的に練習しました。
主に縦の線、アーティキュレーション、強弱のコントラストを確認しながら練習を進めました。最後のテンポをどのように加速していくかがまだはっきり決まっていませんが、本番まで決めたいと思います。二曲目は主にフルートとクラリネットのデュエットなので、crescendoとdim.の位置や、フルートとクラリネットの強弱を確認して、2−3回繰り返して練習しました。この曲は短いですが、本当に綺麗ですよね。三曲目は主にテンポの変化を確認しました。3/8の部分は少し不安定でコアになるリズムを整理しながら練習しました。これで大分整理できた気がします。

残り30分。。。ファルカッシュは殆ど通して終わりました。終曲はどれぐらい速くできるかを確認して目標テンポを四分音符=120に決めて宿題としました。

次回はもう先生練で、良い練習ができるように難しいパッセージをさらってこないと。

2012年3月20日火曜日

第1回木五練習@四ツ谷ひろば

木管メンバーの方でスタートが大分遅れていて、やっと、練習が開始できました。
今回のオーボエとホルンは、新メンバーです。
今日は朝9時から夕方5時まで集中コースで練習をしました。
今日の目標は、「曲を通す」ことです。

今回の曲は、ファルカシュの「17世紀の古いハンガリー舞曲」と、イベールの「3つの小品」です。
まず、何となく皆さんの様子をみるために両方を通してみました。
「おっ、意外、、通ったね?!」とびっくりしました。

次に、メトロノーム先生のお力をお借りして、ゆっくり目のテンポで各曲を丁寧に練習しました。
イベールでは共通のパーツをグルーピングして、一緒に音、テンポ、アーティキュレーションを整理して、主に縦の線を合わせました。イベールはテンポの変化がありますが、今回はとりあえず、一定のテンポで練習しました。
ファルカシュは、イベールに比べて構造が単純で、和声、ハーモニーが意外に難しい。
そういうこともあって、ファルカシュは結構音程の練習になっています。

一日たっぷりこんなにアンサンブルをやったのは久しぶりでした。次回は土曜日でまた楽しみです。

2012年3月11日日曜日

7回シューベルト「ます」練習@中央町社会教育会館

弦の4人は午前中から同じ場所で練習していたのですが、昼食に時間がかかってしまい、30分ほど遅れてしまいました。
ピアニストさん、ごめんなさい(>_<)。

全員揃ってチューニングを始めたところ、第1バイオリニストが一言「ピアノが調律されてるのでは?」。
なんと、これまでの練習では調律されていなくて全然響かなかったピアノが、調律されたようです。よく響きます。
中央町社会教育会館、good jobです!!

山口先生練後初めての練習で、3楽章から取りかかりました。
先生練の時、prestoにしてはテンポが遅かったので、最終的にどれくらいのテンポに持っていくか相談しつつ進めました。
1時間ほどやって休憩後、1楽章 -> 2楽章 -> 4楽章 -> 5楽章の順に進めました。

1楽章では、冒頭メロディーのテンポをあわせたり、コントラバスとチェロのユニゾンの音程合わせなどをしました。
2・4楽章では、ヴィオラがメロディーを弾く部分の音量のバランス調整などをして、5楽章も前回の練習テンポが遅めだったので、テンポ設定の検討などをしました。

どの楽章も音程が気になります。
特に再現部で転調すると、いまいち感が漂います・・。

今回の練習では、アイネクの第2ヴァイオリニストとバシスト(今回は乗っていないメンバー)が、私たちの練習を聴きつつ演奏会紹介ハガキの宛名シール張りをしてくれました。
アドヴァイスももらえて、とても助かりました。
人に聞いてもらうのはやっぱり効果ありますね。

練習後、数人で残った宛名シール張りをやり終えて帰りました。
おつかれさまでした。

第6回モーツァルト「アイネク」&「ディベ3」練習@中央町社会教育会館

第1ヴァイオリニストが車で行くということだったので、恵比寿で待ち合わせてバシスト以外の3人を拾ってもらいました。(バシストは自分の車で)
ありがとうございました!

練習は、アイネクの4楽章から始めました。
第1・第2バイオリンは、前日に先生に見ていただいたらしく、そこで指摘されたことをいろいろ持ち帰ってきてくれていたので、その部分を軸に練習を進めました。

4楽章は、部分部分でテンポが変わってしまい、全体的にテンポが安定していませんでした。
例えば、弦5部ユニゾンで「タラタタ」が続く音形では、みんなが突然スローテンポになってしまいます。
この部分については、ゆっくりからテンポをあげていくようにするとだんだん合うようになってきました。

また、メロディーでタイがあるフレーズと刻みがあっていませんでした。
まずタイをはずして刻みと合わせ、テンポを上げていきました。

4楽章に結構苦戦した後休憩し、3楽章→2楽章→1楽章と進めました。
1楽章も刻みとメロディーが合わない箇所を重点的にやりました。

最後にディベルティメントを通して終わりました。
松本先生練のときも言われましたが、前日のヴァイオリン先生練でも「この曲は第2ヴァイオリン大変なのよね」って言われたそうです。
第2ヴァイオリン、ファイト!

2012年3月10日土曜日

アイネク & ディベ3 ヴァイオリンパート練習@Arpege 音楽院

ヴァイオリンの丹羽先生に、ヴァイオリン二人でレッスンを受けました。

前回の練習で、松本先生に、ヴァイオリン同士、あるいは、第2ヴァイオリンとヴィオラは、もっと寄り添うように合わせましょう、との指摘もあり、そういうところを目的に見ていただきました。もともとはヴィオラも参加する予定でしたが、実験機器のメンテナンスの都合で実験の予定が変わってしまい、来れなくなってしまいました。残念・・・。

さて、まずは、アイネ・クライネ・ナハト・ムジークからです。第1ヴァイオリンのメロディで、1拍目よりも2拍目の方が強くなってしまう部分があり、ボーイングを変更するとうまくいきました。数十年弾いていたボーイングでしたが、今までずっと強さが逆になっていたようです。もちろん、ボーイングが逆でも1拍目をしっかり弾ければいいのですが。自分の選択としては、ボーイングを帰ることによって、拍が音楽的になりやすくなったと感じました。また、それによって第2ヴァイオリンの刻みとも合うようになりました。

同じメロディパターンを繰り返していくところがありますが、全部同じように弾くと飽きてしまうので、少しずつ変えましょう、とのことでした。どこで盛り上がるのか、一旦弱くするとか、misterioso で弾いてみたりなど、淡々と弾かず、表情を変えると面白くなります。

2楽章、よく第二ヴァイオリンに出てくる八分音符がスラーで続くところは、強拍をほんの若干長く弾くといいそうです。そういえば前にも言われました。アウフタクトの八分音符二つを、二つでアウフタクトな感じになるようにするとフレーズがまとまりました。アウフタクトの八つの十六分音符も同じです。

三楽章は・・・。やばい! 記憶にないかも・・・。

四楽章は、テンポがとても中途半端(うすうす感じてはいたのですが)とのことで、どのくらいのテンポがいいか、相談しました。

その後、時間があまり残ってませんでしたが、ディベルティメントも一通りみていただきました!

ちょっと時間が経ってるので記憶が・・・という感じですが、きっと相方が覚えていると信じてます!!

この練習内容を、次の全体での練習に生かしたいと思いました。

2012年3月8日木曜日

第 9 回演奏会の招待状(はがき)

第 9 回演奏会招待状(はがき)
第 9 回演奏会の招待状(はがき)が出来上がりました!!

デザインはほぼチラシと同じですが、問い合わせ先や QR コードは宛名面に回しました。そうです。今年は両面印刷です。

宛名面には、他に、「料金別納郵便」、「POST CARD」、郵便番号枠、還付先を載せました。

はがきサイズの紙でも、宛名面の上に「郵便はがき」や「POST CARD」の記載がないと、郵便はがきとして 50 円で送れないってご存知でしたか?

郵便局で指摘されて、その場で何百枚も「郵便はがき」のゴム印を押したことがあります・・・。

宛名面は、還付先住所も記載しているので、ここでの画像は、デザイン面だけにしています。

2012年3月4日日曜日

3/4 ますの先生練♫

本日午後は山口裕子先生にますを見ていただきました。弦のみなさんは午前中からアイネクの練習があったようです。
私はとりあえず迷わないようにたどり着こうとばかり考え、一時間くらい早く着きすぎ、仕方なくぶらぶら歩いたりコーヒー飲んだりしていました。なんか長かった…。
今回、弦楽器とのアンサンブルを見ていただくのはアルページュに参加して以来初めてです。
ますのピアノ譜は、初めて見たとき 弾きやすいかな、なんて思い、なんとなくさらってみて こんな感じだな!と今までのんびりしていましたが、
がっつり一楽章からやり直し、指使い考え直し、ここの16分弾いてみて→あっできないやばい 3楽章のPrestで迷子になる、5楽章 こんなに早かったっけ…?
など、ぼろぼろ…な実態をよく認識出来て良かったです。あっという間の3時間。短かった…。
たくさん宿題をいただき、中身の濃い練習でした!みなさんおつかれさまでした。

5回モーツァルト「アイネク」&「ディベ3」練習@萩中文化センター

3/4、AM8:50に糀谷駅集合。
この日は6:30に朝の寒さに震えながら、若干酒が残る体を無理やり起こすことから始まった一日でした。

練習はチェロの松本先生に見ていただくことになっており、自分は初めてお会いする先生だったのでちょっとドキドキしていました。結構気さくな先生で、その元気さに残っていた酒もバッチリ吹き飛んで練習できたと思います。

とりあえずアイネクから見ていただくことにしました。
一度楽章一つ通して返すという方式で、4楽章まで。
いやー、知っている曲だからなんとなく弾いているとこってやっぱあるもんですね。結果、音型が走ってしまって次の小節頭での合流がうまくいかないなど、ある種の確かさを持って弾く必要性を感じました。
その他、全体的に多かった注意点としては
  • 軽快さ、拍子感の問題
  • 音の向かう先の設定
  • 同じ動きどうしでの一体感
などなど。
同じ動きのパートどうしではイヤよイヤよも好きのうちではなく、しっかり相思相愛で寄り添いたいものですね。お互いを恋に落ちない程度によく意識しましょう。ペアルックというわけではありませんが、弾き方や音価を揃えるだけでもだいぶ違うようです。
また、各所で和音や調性の変化を背景とした音の扱い・雰囲気なども教えていただき、充実した練習でした。


次にディルティメント3番(K138)です。
前回の練習でしっかりやった成果か、アイネクと比べると良い出来だと言われました。やった。
…まぁ、構造とか見てもアイネクの方が難しいという話もありますが。。。
主に冒頭の3音の弾き方、2楽章は停滞しないでね、3楽章は休符の扱い。
こんな感じで時間的にもさらっと終わりました。
あとはやはり、この曲は2ndが難しいようです。細かい動きが他パートと比べて多いようで…。
裏を返せばそれだけにオイシイということなんですけどね。


さらっと書きましたが、だいぶ実りのあった練習だったと思います。
ちなみに練習後はベーシストの車で駅まで松本先生をお送りした後、某ファミレスにて昼食でした。
ちょっとだけ幼児と戯れてました。
楽しかった。

午後は鱒の練習がありましたが、それはまた別のお話…
それでは、皆様ごきげんよう!

2012年3月2日金曜日

第 9 回演奏会のチラシ

第 9 回演奏会のチラシ
第 9 回演奏会のチラシが出来上がりました!!

デザイナーによると、「鱒」と4月後半の新緑をイメージしてデザインしたとのことです。

 印刷は、いつものプリントパックさんにお願いしました。重さを測ったところ、1000 枚で 5.6Kg もありました。挟み込みに行くには、結構重いですね・・・。

このチラシは、次のところで配布予定です。

2012年3月1日木曜日

facebook ページ

Ensemble Arpege の facebook ページを作成しました!!
http://facebook.com/ensemble.arpege/
よかったら、「いいね!」をお願いします!

第 9 回演奏会のイベントも作成しました!!
https://www.facebook.com/events/281485981920452/
ぜひ、ご参加ください!!

2012年2月26日日曜日

4回モーツァルト「アイネク」&「ディベ3」練習@糀谷文化センター

コントラバスはお休みで、弦楽四重奏(ヴァイオリン×2、ヴィオラ、チェロ)のメンバーでの練習でした。

第2ヴァイオリン以外は午前中、鱒の練習だったので、3人で車で移動。途中、ヴィオラの就活の一環で、エントリーシートを速達で出すべく(明日〆切とのこと!)、蒲田郵便局によってから、コンビニで昼食を買って、糀谷文化センターへ。第2ヴァイオリンよりも先についた模様。食事していると第2ヴァイオリンが到着しました。

今日は音程重視の練習をしました。テンポをすごくゆっくりにして、1音1音響きを確認していきました。

まずはチューニング。以前、チェロの松本先生から、五度を純正率(3:4)でチューニングしてしまうと、平均律と比較してピッチが広いので、遠い弦に行くにしたがって、ピッチがずれていってしまうので、若干狭いピッチで(低い弦をチューニングするときはちょっとだけ高めに、高い弦をチューニングをするときはちょっとだけ低めに)チューニングする。そのとき、(純正率ほどではないが)ここという響きの部分がある、と言われてました。でも、どの響きがそうなのかは、よくわかりません。

どの楽器も、最初は、A(ラ)を 442Hz で合わせます。ヴァイオリンはそれを基準に、E(ミ)←A(ラ)→D(レ)→G(ソ)、ヴィオラやチェロは、A(ラ)→D(レ)→G(ソ)→C(ド)と開放弦を合わせていきます。これを重ねると、E-A-D-G-Cとなり、それぞれを純正率(3:4)で合わせるとどんどん開いてしまうので、ヴァイオリンのE(ミ)とヴィオラやチェロのC(ド)は、ものすごい不協和音になってしまいます。

そんな中、ヴィオラから、彼女の師匠、諸岡先生からヤングIIがお勧め、との情報が。オーケストラムジマで採用しているとのことです。ヤングIIは、確か、E-A-D-G-C辺りを狭くチューニングする方法だったような。持っていたチューナー(Korg の OT-12)にヤングが付いていたので、それをガイドに1弦ずつ合わせてみました。

オーケストラムジマに潜入捜査(嘘)したヴィオリストによると、A、D、G、はコンマスから音をそれぞれもらって合わせ、ヴァイオリンはEもコンマスに合わせ、ヴィオラとチェロは、コンマスのEに合わせてCを取っていたとのこと。チューナーを睨みながら第1ヴァイオリンが4本合わせてみて、一応、開放弦の重音もあまり変じゃないか確認して、ムジマの手順でチューニングしてみました。

まずは、ディベルティメント3番の3楽章から。ゆっくり響きを確認しながら進めていきました。2楽章、1楽章と順番に進めていきます。

第1回演奏会でモーツァルトの弦楽四重奏曲「不協和音」を練習したのを思い出します(私は参加しなかったのですが、練習は見学しました)。七澤先生のレッスンで、冒頭から協和音を作っていく作業をしたのですが、その後、先生抜きで自分たちでその作業をすると、どういうポイントで合わせていくかがわからず、とても時間がかかる作業でした。

今回は、そのときと比較すれば、とても効率よく進んだと思います。経験を積んだというのもそうですが、このチューニング方法が良かった気がします。3度の調整をそれほどしなくてもいい感じがしました。

アイネ・クライネ・ナハト・ムジークは、まずは2楽章を練習しました。前々回くらいの練習で問題になった、冒頭のCとEですが、とても綺麗に響きます! まぁ、EとCが合うようにチューニングしているので、当たり前といえば当たり前ですが。今まで、Cの音程を取るのに非常に苦労していたので、すごく感動しました。

最後に、次回松本先生練なので、最初に見てもらうであろう、1楽章を合わせて終わりました。

今回は、とても進歩があった練習になった気がします。これからがとても楽しみになってきました。

5回シューベルト「ます」練習@中央町社会教育会館

下側を開けると弦が見えます。
今日はピアノとの合わせでした。前々回のピアノ合わせと同じ練習開場です。 そのときと同じようにピアノの音がこもるので、蓋をこのように全開にしました。上も開けました。

ピアノの調律もイマイチですが、まあ、音程はあまり気にせずに練習して行きましょう。

今日は4楽章から始めました。4楽章は、主題-第1変奏-第2変奏-・・・第5変奏-第6変奏(明示はされていません)、となっています。

主題は弦楽器だけ。第1変奏からピアノが入ります。第1変奏に入ると主題のテンポのままだと遅かったので、主題からテンポを上げていくことにしました。

このように、変奏ごとにテンポを決め、次の変奏に移るときに、どのように移るのかを決めていく作業をしました。 

また、誰がメロディなのか、伴奏も横に流れるような伴奏なのか、縦に刻む伴奏なのか、それぞれのキャラクターを出すように整理していきました。 

次に5楽章です。ヴァイオリンは最初音がなく、ヴィオラが合図を出して始めます。2楽章と5楽章は、ヴィオラの合図で始まります。あまりないことなので、緊張するようです。

スタッカートが付いていない四分音符が短くなりがちなので、スタッカートが付いている四分音符よりは長めにすることにしました。

ピアノと弦の掛け合いでは、ピアノの弾き方に弦も合わせることにしました。また、4楽章と同様に、それぞれのキャラクターを出すように整理していきました。

少し時間があるので、次回の先生練習で最初にやるであろう、1楽章を練習しておくことにしました。

冒頭、テンポ感がヴァイオリンとチェロで違っていたので、合わせるようにしました。その後も、伴奏がメロディを聴いてメロディに合わせてしまうとテンポが揺れてしまうので、メロディがテンポの範囲内で歌うようにしていき、テンポが揺れないようにしました。

展開部の前で時間が来て終了。次回は先生練です。

2012年2月19日日曜日

4回シューベルト「ます」練習@青少年プラザ

これまでにほとんど手付かずだった5楽章から始めました。
ボーイングを合わせながら、4分音符を長めにするかセパレートするか相談したり、クレッシェンドの頂点の位置を確認したりしながら進めました。

5楽章がひととおり終わったところで休憩し、次は4楽章。
Var. I はヴィオラがずっと6連符をやっています。最初弓使いがバタバタしていましたが、ヴァイオリニストの指摘でひじの位置を変えるとだいぶ弾きやすくなったようです。
Var. V チェロがメロディーやってますが、伴奏とかみ合いません。伴奏は合っているので、チェロの宿題です。

ちなみに、ますの譜面には譜めくりが「ムリ!」ってページがいくつかあります。
チェロの4楽章もその一つだったのですが、バシストがいい策を授けてくれました。やってみます!

休憩をはさんで1楽章をやりました。
1楽章はテンポを落として音程や音の長さなどを合わせていきました。
音程を気にするポイントやハモったときの音の感じがわかってよい練習でした。

次回はピアノと一緒の練習です。

3回モーツァルト「アイネク」練習@青少年プラザ

モーツァルト、ディベルティメント3楽章のボーイング決めから始めました。

ヴィオリストが遅刻するということだったので、第1ヴァイオリンが案を作成&コピーしてきてくれたスコアを参考にしながら、ヴァイオリンを中心にボーイングを決めていきました。

ヴィオリストが来たところで、繰り返しの有無を確認しながらディベルティメントをざっと通しました。
次々回の先生練までに全員が揃う最後の練習だったこともあり、アイネクライネナハトムジーク(アイネク)も通しておいた方がよいかも、ということでこちらも繰り返しを確認しながら通しました。この時点でほぼタイムアウト。

音程やテンポ、音の切り方など合わせる部分がたくさんありそうです・・。

2012年2月5日日曜日

2回モーツァルト「アイネク」@ストバイ自宅

引き続きtama(viola)がお届けいたします。
文章がユルいことに関しては反省しています。でも続けます。

ますの練習を終えた一行は、2台の車でストバイ宅へ。
近くの華屋○兵衛でお昼ごはん。
ストバイファミリー(奥様、息子さん、娘さん)、セコバイ(やっと出番だ!)も合流し、にぎやかな昼食でした。

前回の練習ではさらりと流したアイネク4楽章からスタートです。
かわいらしくアップテンポなこの楽章、なかなかの曲者です。
一通り弾いた後の奥様の感想・・・「うまいんだけど、合ってない」
アップテンポ→それぞれが譜面に必死→他パートを聞けない→ばらばら
ってことでしょうか。

大部分はCello&Bass、2nd&Viola、そして1stとグルーピングされているので、それぞれの弾き方やタイミングを統一しました。
刻みは固めがよさそうですね。ウイーンホールは響きます。

2カッコの頭など、そろえるべきポイントに関しては譜面に慣れさえすれば合ってくる予感がします。

スラーのメロディーは、頭を突いて後を抜きすぎてしまうと格好悪いので注意。
ひじの高さを工夫すると移弦がしやすいという裏技は、今後大いに役立ちそうです。

アイネクの弓順ですが、スラーのかけ方がスコアとパート譜でだいぶ違いました。
何箇所かつじつまの合わないところを改善しました。
無意識に盛り上がってしまう138小節からは、敢えて p キープに挑みます。
その後は低弦の見せ場です!かっこよくがんばってください。

四分音符×4のパターンの音の長さは、四分音符単発の場合よりも短めということになりました。
スタッカートがついてたりついてなかったり。。。心苦しいですね。

最後のviola&2ndの重音の刻みは、「でっかすぎる」と言われてしまったので、悲しいですが自重します。

以上でアイネクは終わり。
おやつをたくさんいただき元気百倍!!

ディベルティメントに取り掛かりました。

しっかり練習するのはこれが初めてです。
これまでは「え、この曲ってやるんだっけ」というような可哀想な扱いを受けていました(笑)

ディベルティメントは大体ストバイがスコアで弓順を考えてきてくださったので、楽ちんでした。
スコアとパート譜のスラーのつけ方がだいぶ違うことに驚きです。

ヴァイオリン、ヴィオラに出てくる3音の重音は、「じょわん♪」とバラさずに、できるだけ「ジャン♪」とコンパクトに弾こうという方針にしました。
繰り返しが多いので、前半部分は繰り返さずにストレートにいきます。
3楽章は可愛く弾くことを目指します。

ドアの向こうに貼りついてこっちを見つめるストバイの娘さん(1歳)がかわいかったことは思い出せるのですが、練習内容はこれ以上思い出せません。。。
メンバーの皆さん、思いついたら補足をお願いします。

バシストは夜練習があるとのことで、すぐに帰宅。
他のメンバーはしばらく娘さんと遊ばせていただきました^^

もう・・・可愛いのなんのって!!!
眉毛のあたりがストバイに似ています。

アルページュの演奏会にお越しの際は、運がよければ彼女に会えるかもしれませんよ♪
それでは、また。

3回シューベルト「ます」練習@中央町社会教育会館

お久しぶりのBlog執筆、就活ファイターtama(viola)です!

今日は初回練習以来のピアノ合わせでした。
ピアノの調律が若干アレだったので(笑)、普段より若干低いチューニングに一同あたふた。

気を取り直して1楽章からスタートです。
1楽章は序奏-A-B-Aの構成からなるソナタ形式のように思えますが、解説によっては序奏が第1主題とされているようです。

弓順を何箇所か訂正しました。
25小節目あたりからのViola,Chelloに見られる「ターラッタッタ」の弓順は、当初すべて弓順でしたが、ppのところなんかは少し弾きにくいということでダウン・アップ・アップに。
スタッカートは全体的に歯切れ良く弾けるよう心がけていきます。
ますが跳ねる様に!

ところどころパート間でかみ合っていない部分は念入りに練習しました。
ピアノって本当に細かい音を弾いているんですね~。尊敬しちゃいます。

50小節目あたりからは、ダイナミクスの変化が激しいですね。
低弦やピアノがすぐに p になり、高弦だけがシンコペのリズムを f で残すおもしろさ、発見♪
また弦楽器は、subit f や subit p のような部分は、その音の準備動作が必要です。60、181小節など。
音楽的におかしくならない程度に、少し待って入るようにピアニストと感じ方を統一しました。

さて、順調に進んでいったと思いきや、147小節目で突如演奏がStop。
譜めくり、という大問題が我等の前に立ちふさがりました。
特にViolaとChelloは、休符が2拍しかないので絶対不可能。
かといって他にめくれる場所もなく。。。
チェリストは早くもお手上げ。
私は「めくってあげようか?」というストバイの甘い誘いに全てをゆだねることにしました。
本番で忘れられたら・・・泣くしかありません。

さて、展開部ですが、ViolaとChelloからはじまるゆったりしたリズムが間延びしないよう気をつけましょう。
前に!前に!

再現部はさらっと流しましたが、ストバイいわく
「再現部が下手なのは世界共通の法則」
らしいので、しっかり練習しようと心に決めました。
調も変わるし、「同じだから」と練習サボりがちですものね。この曲に限らず気をつけましょう。

2楽章は、私、Violaがザッツ(合図)を出すのですが。。。なんて難しいの!!
ストバイに後々でてくるフレーズをイメージすればテンポの感覚がつかめそうです。
そして歌いこみしすぎないように気をつけます。

2楽章の肝は、24小節目からのChelloとViolaの旋律の部分だとか。本当?
サラバンド風の、異国情緒漂う切ないメロディー。。。
伴奏の和音の方も、何かしら私たちのフレーズを意識して工夫していただけるとありがたいです。

3楽章は時間の都合でさらりと。
今日は少しゆったりとしたテンポでやりましたが、速さによって弓の都合がこんなにも違うんだと驚きました。
ピアノは譜めくりが大変そうです。
スコア譜しか存在しないって本当ですか?ピアノパート譜があればいいのに。

そんな感じで練習終了です。

ピアニスト以外は午後も練習なので、練習会場となるストバイのマイホームへ車で移動しました。
今年は車の使用率が高いので、フットワークが軽いですね。
載せていただいてありがたい限りです。
ちなみに私は4年間ペーパードライバーです。アクセルとブレーキどっちかわかりません。

最後に、私が研究室の同期に教えてもらった「ます」の歌詞を載せておきまーす。

1:明るい小川を矢よりも速く
一匹のますが泳いでいる
楽しく泳ぐその姿に
私の心も楽しくなる

2:そこへ一人の釣り師が来て
おそろしい目でますを狙う
大丈夫水さえ澄んでいれば
針には決してかかりはしない

3:そこで釣り人は卑怯にも
流れを掻き立てて水を濁し
竿を操りますを捕まえた
さわぐ心で私は見た
針にかかったその姿を



・・・・・すさまじいバッド・エンドですね。
私たちのますは演奏中に死んでしまわないことを祈ります。

長文失礼。

2012年1月23日月曜日

第 9 回演奏会の曲目が決まりました。

木管五重奏のメンバーが確定し、第 9 回演奏会の曲目が決定しました。

  1. W. A. モーツァルト/ディベルティメント第3番 ヘ長調 K.138
    Wolfgang Amadeus Mozart / Divertimento No.3 in F major K.138
    1. Allegro
    2. Andante
    3. Presto
  2. W. A. モーツァルト/セレナーデ第13番 ト長調 K.525「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」
    Wolfgang Amadeus Mozart / Serenade No.13 in G major K.525 “Eine kleine Nachtmusik”
    1. Allegro
    2. ROMANCE Andante
    3. MENUETTO Allegretto - Trio
    4. RONDO Allegro
  3. F. ファルカシュ/木管五重奏のための17世紀ハンガリーの古い舞曲
    Ferenc Farkas / Early Hungarian Dances from the 17th century for Wind Quintet
    1. Intrada
    2. Lassú [Slow Dance]
    3. Lapockás Tánc [Shoulder-blade Dance]
    4. Chorea
    5. Ugrós [Leaping Dance]
  4. J.イベール/木管五重奏のための三つの小品
    Jacques Ibert / Trois pièces brèves pour quintette à vent (Three Pieces for Woodwind Quintet)
    1. Allegro
    2. Andante
    3. Assai lent - Allegro scherzando
  5. F. シューベルト/ピアノ五重奏曲 イ長調 作品114 D667「鱒」
    Franz Schubert / Piano Quintet in A major Op.114 D667 “Trout”
    1. Allegro vivace
    2. Andante
    3. Scherzo Presto
    4. Andantino - Allegretto
    5. Allegro giusto
I と II の編成は、ヴァイオリン×2,ヴィオラ,チェロ,コントラバス。
III と IV の編成は、フルート,オーボエ,クラリネット,ファゴット,ホルン。
V の編成は、ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、です。

2012年1月15日日曜日

2回シューベルト「ます」練習@中央町社会教育会館

2回目の練習は、ピアノ以外の弦4人での練習でした。

前回、1楽章のボーイング合わせをやったので、今日は2楽章から始めました。

ヴィオラとチェロで同じメロディーでも前のボーイングの都合から逆のボーイングになってしまったりする箇所があったので、スコアを見ながら合わせていきました。
他のパート同士でも同じようなことがあったので、それぞれ相談しながら進めました。

正味約2時間半で、4楽章まで終わりました。
次回はピアノ合わせです。

2012年1月13日金曜日

2012年1月9日月曜日

初回モーツァルト「アイネク」練習@パーシモンホール

パーシモンホールの練習室で、モーツァルトの通称「アイネク」、アイネ・クライネ・ナハト・ムジークの初練習をしました。超有名な名曲です。ヴァイオリン2、ヴィオラ、チェロ、コントラバスの5人の編成です。

コントラバスが遅れてくるとのことで、他の4人で1楽章をボーイングを決めながら合わせていきました。1楽章は全員どこかで演奏した経験はありましたが、楽譜を丁寧に見ていくと、聴いたり体が覚えていたりしてなんとなく弾いてしまうのとは違う部分が発見できます。特に四分音符と八分音符の弾き分けをどうするか検討しました。

コントラバスが到着してから、配置について検討しました。コントラバスはチェロの後ろ辺りに行きたいという意見でしたが、ドヴォルザークの弦楽五重奏第2番(同じ編成)のときに、コントラバスを中心にした配置で演奏した実績があったため、それと同じ、左から、第一ヴァイオリン、第二ヴァイオリン、コントラバス、チェロ、ヴィオラ、という並びでまずはやっていくこととしました。

コントラバスも入れて1楽章をもう一度確認してから、2楽章の練習をしました。冒頭、第一ヴァイオリンのメロディが E (ミ) の音で始まりますが、第二ヴァイオリンの C (ド) と合いません。チューニングのときに、E 線を A 線と完全五度で合わせてしまい、その音を基準に E (ミ) を取ってしまうと、A (ラ) から取った C (ド) とは和音がとても濁ってしまいます。チューニングのときは完全五度ではなく、少し狭く合わせる必要があります。

途中、ターン(∫を横にしたような記号)が出てきて、例えば、ドにこの記号がついていると、ドレドシド、というように弾くのですが、上のレや下のシの臨時記号が落ちているような箇所がありました。楽譜をよく見ると、聴き覚えがあるのと違っています。弾いてみるとすごい変な感じ。ここに関しては、聴き覚えがあるほうが正しそうだということで、臨時記号を足すことにしました。

3楽章は、トリオでのスラーのかかり方が、第二ヴァイオリンとヴィオラで違っていて、どう合わせるか議論になりました。いろいろなスコアやパート譜を参考に、弾きやすそうでフレーズ感が変ではないボーイングに決めました。

4楽章は一通り弾いたところで時間になってしまい、ボーイングは決められませんでした。第一ヴァイオリンに合わせると皆言ってくれたので、ボーイングは第一ヴァイオリンの宿題になりました。