2011年12月18日日曜日

初回シューベルト「ます」練習・中野新橋

シューベルトのピアノ五重奏曲「ます」の初回練習でした。

練習日を決めるのが遅く、ピアノがある練習室を取るのが難しかったのですが、先週、別の飲み会で練習場所についてたまたまいたメンバーと相談していたところ、それを聞いていた友人(南部屋さん)が、ピアノとベースがある応接室を貸してくれるという話しになり、今日は南部屋さんの応接室で練習することになりました。南部屋さん、ありがとうございました。

このピアノ五重奏の編成は、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、ピアノで、ヴァイオリンが1つでコントラバスが入ります。そのため、いつもの弦楽四重奏やピアノ五重奏曲(普通は、ヴァイオリン2、ヴィオラ、チェロ、ピアノ)と勝手が違う部分があります。この話は、おいおい出てくることになると思います。

今日はまずとにかく全部を通してみました。ヴィオラが午前中別の練習があるとのことで、まずは残りの4人で1楽章を通しました。通し終わったところでヴィオラが到着したので、1楽章から5楽章まで通しました。そうです。この曲は5楽章まであるのです。

全部通し終わったところで休憩をして、その後、1楽章を少し細かく見ながら、ボーイングを決めていきました。

今日の感じだと、まずは弦楽器だけでボーイングやニュアンス合わせをしてから、ピアノとあわせるほうがいいということになり、次回から、弦楽器だけ→ピアノ入れて→弦楽器だけ→ピアノ入れて、のように練習を進めることにしました。

練習後は、中野新橋の飲み屋で、一部メンバーで忘年会をしました。

2011年11月1日火曜日

第 9 回演奏会のもう 1 曲決定

次回演奏会の曲目が、もう一曲決まりました。

「ます」でコントラバスがあることと、東京農工大学 OB 管弦楽団の第22回演奏会のプレコンサートで演奏した「トトロ」の弦楽四重奏とメンバーが重なっていて、「トトロ」の編曲にこの曲の形が出てくることから、決めました。

モーツァルト/セレナーデ第13番 ト長調 K.525「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」

「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」とは、ドイツ語で、アイネ(一つの(冠詞))・クライネ(小さい)・ナハト(夜の)・ムジーク(音楽)、となり、serenade (小夜曲)のことです。

でも、もともとセレナーデ第13番なんで、よっぽど強調したかったのか、ドイツ語で書きたかったのか。

実はもう 1 曲も、「トトロ」編曲つながりで検討中です。

2011年10月26日水曜日

第 9 回演奏会の曲目一部決定

久しぶりの更新になりますが、第 9 回演奏会に向けての活動を開始しています。

まずは選曲ということで、最初に決まったのは、シューベルトのピアノ五重奏曲イ長調 D667「ます」。

この曲の編成はちょっと変わっていて、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、ピアノ、になります。

結構難曲なので、早めに練習を開始しないと・・・。

2011年5月23日月曜日

義援金送金報告

第8回演奏会にて集まった義援金 59,601 円を日本赤十字社に送金しました。

ご協力いただいた皆さま、どうもありがとうございました。

2011年5月21日土曜日

第8回演奏会を終えて

第8回演奏会を無事に終了しました。

204名のお客さまにご来場いただきました。
誠にありがとうございました。心より御礼申し上げます。

今回は初めてアンコールを演奏しました。
曲目は、バッハの管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV1068 より、アリア(Air)で、我々の編成に合うよう自分たちで編曲して(といっても楽器の組み合わせだけですが・・・)お届けしました。

また、今回は、東日本大震災の被災地支援のために、募金箱を用意しました。総額 59,601 円のご支援をいただきました。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

次回は、2012年4月21日(土)19時開演で、同じ府中の森芸術劇場ウィーンホールで行う予定です。
また次回演奏会でお会いできるのを楽しみにしております。

今回は演奏終了後、舞台で代表からご挨拶させていただきましたので、最後に掲載します。

こんばんは。代表の山内です。本日は、私たちの演奏会に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

このウィーンホールはとても人気があって、良い時間帯の抽選になかなか当たりません。
結果として比較的取りやすい夜間枠しか使えないため、どうしても開演が7時になり、終演が遅い時間になってしまいます。遠方よりおいでいただいている方にはもうしわけないと思っておりますが、次回演奏会の抽選も同じ結果でしたので、同じ開演時間になる予定です。開演は遅いですが、このように人気がある素敵なホールで演奏ができて、とても幸せです。これも、いつもおいでいただく皆さまのおかげと思っております。本当にありがとうございました。

さて、このたびの東日本大震災では大きな被害を受けました。被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。私たちの周りでも、震災や停電などにより、演奏会ができなくなってしまった団体がいくつもあります。幸い、この府中の森の建物はほとんど被害がありませんでしたが、ミューザ川崎のように天井が落ちてしまったホールもあります。

このような状況でしたが、私たちのメンバーからは、「演奏会の自粛を考えよう」とった意見は全く出ませんでした。おそらく、こういうときこそ自分達ができることに真摯に取り組むことが必要だと、みんな考えていたのだと思います。最終的に、本演奏会は通常通り開催し、義援金を募ることにしました。これまでも入場無料でやってきましたし、すでに曲を決め、練習も始めていたため、チャリティー向けの選曲に変更できなかったこともあり、チャリティーコンサートにはしませんでした。ロビーに募金箱をおかせていただいております。ぜひ皆様のご協力をお願いいたします。

これまで7回演奏会を行ってきましたが、今まで一度もアンコールを演奏したことはありませんでした。プログラムの曲を仕上げるのに精一杯で、アンコールまで手が回らなかったからです。

今日は、募金をさせていただくことと、このようにご挨拶をさせていただくこともあり「アンコール」は外せないと考え、8回目にして初めてアンコールを用意いたしました。以前から演奏会にいらしていただいている方はお感じになっているかもしれませんが、私たちも、以前と比べると、演奏の完成度が大分上がってきていると思っています。「募金」というものがきっかけですが、アンコールにも手が出せる状態になったのではとも考えました。

最初の頃は、「これ以上の演奏はできないかも」と思うこともありましたが、練習を重ね、演奏会の回数も重ねると、よりよい演奏ができるのだと実感しました。「そのときの持っている実力を出し切り、次はさらに良いものを追求する」このような姿勢は、被災地や日本の復興にも通じるものと信じています。これからも、よりよい演奏を目指して、頑張っていきたいと思います。

それでは、皆さまへの感謝と、被災地や日本の復興への祈りをこめて、バッハの「管弦楽組曲第3番」よりアリア を演奏いたします。本日は、誠にありがとうございました。

2011年5月18日水曜日

あと三日で演奏会

第8回演奏会まであと三日となりました。

皆さまのご来場を心よりお待ちしております。

なお、当日は、被災地への支援のため、募金箱を設置します。
集まった義援金は日本赤十字社を通して被災地へ寄付させて頂きます。

Ensemble Arpege 第8回演奏会

日時:2011年5月21日(土) 18:40開場 19:00開演(20:55終演予定)
場所:府中の森芸術劇場 ウィーンホール
入場無料(全席自由/522席)
曲目:
  • F.J.ハイドン/弦楽四重奏曲第77番ハ長調「皇帝」作品76-3 Hob.III-77
  • N.リムスキー=コルサコフ/ピアノと管楽器のための五重奏曲 変ロ長調
  • C.M.ウェーバー/クラリネット五重奏曲 変ロ長調 作品34

2011年5月15日日曜日

第8回ウェーバー・クラ5・丹羽先生練習@上目黒住区センター音楽室

今日は、本番前最後の練習であり、かつ、ヴァイオリンの丹羽道子先生にレッスンしていただきました。

楽章順に進めました。

1楽章は、全体的に、独奏クラリネットを吹きにくくさせてしまっている部分を多く指摘されました。
例えば、クラリネットの独奏メロディーに対して弦楽器が8分音符で伴奏する部分が多くあります。独奏クラリネットが小節の頭でフレーズを終え、次いで次のフレーズに入るような部分で、弦楽器が1拍目裏に何も考えずに入っている時々あるとご指摘を受けました。よくよく聴いてみると確かにそのとおりでした。8分音符で同じ音を繰り返し弾くパターンなので、譜面面は簡単であるだけに無神経に進んでしまっていたのだと思います。厳密に合せることの難しさを実感しました。
また、弦楽器の2分音符や付点の長い方の音の引っ張り方が足りない部分、みんなで決めるポイントも教えていただき、そうしたところを揃えたり決めることで、だいぶクラリネットも吹きやすくなったようです。
そして、1楽章では、練習当初から試行錯誤を繰り返してきた第1ヴァイオリンに多く出てくるアルペジオのモチーフがありますが、このモチーフは2拍目の入りをしっかり決めることが重要とのことでした。音を駆け上がる部分は難しいのでつい弱気になってしまうようで、音が抜けないようにとの注意されました。強気で攻めてないといけません!(笑)

2楽章は、先日のホール練習で他のメンバーから「1楽章と比べて面白くない」とのコメントをもらいました。
先生に一通り演奏を聴いていただいたところ、「面白くない」というよりは、「何をやろうとしているのか」演奏の意図が伝わりにくい部分があるのではないかとのことでした。
例えば、楽章の真ん中あたりで、クラリネット独奏が非常に歌い、テンポが伸び縮みを繰り返す部分があります。これまでは独奏が始まると同時にテンポを急に変えていたのですが、弦による導入部分の終わり(独奏が始まる直前)をちょっとテンポを緩め解放された雰囲気にすることで、だいぶつながりがよくなりました。また、独奏クラリネットのテンポの裏で、ヴィオラが16分音符で伴奏しますが、伸び縮みにどうつけるかについてもアドバイスをいただきました。
また、冒頭はチェロ、第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン・ヴィオラと順にメロディーを分担しますが、メロディーラインが出るように音量バランスを調整しました。
このようなところを整理することで、表現したいことが表に出るようになったと思います。

3楽章は、以前の練習でprestoのテンポを2分音符=92に設定したのですが、そのくらいのテンポで弾いたところ、全体的に突っ込み気味の演奏になってしまいました。
そのため、先生のご指導で、まずは突っ込まない、休符はしっかり休むように気をつけ、冷静に弾くように持って行きました。演奏に安定感はぐっと出てきたのですが、私たちとしては、もっと前向き感、ドライブ感を出したいところです。先生に相談した結果、今の安定した感じは忘れずに、若干テンポアップすることにしました。やはり、最初に安定させる練習をしたため、今度はテンポを上げても崩れることなく、かつ、前に進む感じもよく出て、みんなとても満足しました。

4楽章は、1楽章と同じように、全体的に独奏クラリネットに対して、タンタタ(8分+16分+16分)のリズムや8分音符で弦が伴奏します。出だしのタンタタのリズムは、8分音符の響きをもっと合せた方がいいとのことでした。また、クラリネットのフレーズのメロディーが向かう頂点や独奏に対して合いの手を入れる部分など、要所要所で決めるポイントを教えていただきました。それから、全体的に大きなフレーズはとらえていますが、もっと細かく8分音符単位で合せるべきところをいくつか指摘されました。
総じてみると、メロディーのクラリネットに対して、伴奏リズム隊の弦楽器は、かために、タイトに弾いた方がいいという印象でした。
上記の点を気をつけることによって、だいぶ演奏が締まってよかったと思います。

今日の先生練習では、単純なリズムによる伴奏がいかに難しいか、また、厳密に合せるためのポイントをすごく教わったと思います。目からうろこという点もあり、個人的には非常に有益だったと思います!アンサンブルって奥が深い!!と改めて実感しました。

さあ、いよいよ本番ですね!
直前のリハーサルで今日の丹羽先生からのアドバイスを復習し、本番に臨みましょう!楽しみです♪

第8回ハイドン・皇帝@上目黒住区センター

今回で最後の練習になります。
ホール練の録音などを聴いて、気になったところを確認していくことになりました。

3・4楽章を練習したいね、という話になったのですが、「朝でもあることだし1楽章からやろうよ」との第2ヴァイオリンの発言により、まず1楽章をさっとやることにしました。

1楽章をさらっとやるつもりが、ホール練アンケートでコメントのあった第1・第2バイオリンのユニゾンの部分の音程やリズムを確認したり、プレストからのテンポを確認したりしていると、すぐに1時間が経過。

少し休憩してから、4楽章です。各パート間で合わせるポイントの確認や音程の確認をするためにテンポを落としてやりました。
ホール練では事故があったので(チェロが・・)、チェロ的にはその部分が要チェックポイントでした。

というのは、ホール練でチェロがおちた瞬間は「あ、まずい、まあxxxから(場所はないしょです)入ればいいや」という感じだったのですが、つられて第2ヴァイオリンの音がなくなっているのを聴いて焦りました・・。ほんと、ゴメンナサイ。

その後、3楽章・2楽章の順で合わせていきました。
2楽章は、ヴァリエーションになっていますが、各ヴァリエーションの入りのタイミングを確認しました。
チェロがVar IIへの入りが早すぎて、ヴァイオリンが一緒に入れないとのこと。
この部分は本番前に確認したいです。

本番までもう少しです。がんばりましょう!

2011年5月7日土曜日

第6回ハイドン・皇帝@中根住区センター第1・2会議室

全員が会場にそろい、さあ練習開始!
…と思いきや、ストバイのチューニング中に猛烈な勢いでパンをかじるセコバイ。

どうやらバイオリンズは昼食がまだのようで。
練習前に少し御飯タイムが入りました(笑)

まず、それぞれの楽章の基準のテンポ設定を行いました。
第1楽章は四分音符=88
第3楽章は付点二分音符=57
第4楽章は二分音符=82
となりました。

第2楽章は、それぞれのソリストの好みで自由に、という感じですね。

その後は細かいところの音程の確認、リズムの確認などを丁寧に行いました。
特に4楽章は早くて難しいパッセージが多いですね。。。

第2楽章の終わり方は、段々と良くなってきてます。
緊張でビブラートならぬ、ビビラートにならないか不安で仕方ありませぬ。

練習のあとはしばらく忙しかったので、細かい内容が書けず申し訳ありません;□;
次の日はリハーサルだったので、どきどきわくわくガクガクブルブルしてたことは覚えております。

短いですが、この辺で勘弁してください。

2011年5月3日火曜日

第5回ハイドン・皇帝・松本先生練習@上目黒住区センター第1会議室

チェロの松本ゆりこ先生にみていただきました。

午前中同じ場所でクラ5の弦練習を行っていたのですが、終わったあとみんなでお昼を食べに出かけ、
さらに、午後の眠気を覚ますためにとコーヒーを買って戻ってきたところ、
なんと、すでに先生がドアの外で待っていらっしゃいました!!
13:30開始と思いのんびりしていたら、なんと先生には13時開始とメールしていたようでした・・・(汗)
大慌てで楽器を出し、スタンバイしました。松本先生、本当に申し訳ありませんでした!!

1楽章は、まず、冒頭の4小節間を丁寧にみていただきました。
特に、最初の「ソ、ミーファレド」は、ハーモニーを感じられるように響かせたり、最後のドの音の強さ・スピード・音の方向性をご指導いただきました。この4小節間だけでもやることがたくさんです!
また、楽章の途中で出てくるsfが無意識に弱くなってしまっているところ、第1ヴァイオリン、ヴィオラ及びチェロの3本でtrの入るモチーフを繰り返す部分のtrのタイミングを揃えたり、要所要所のアーティキュレーションなど、自分たちではやり過ごしてしまっていたたくさんの点をご指摘いただきました。

2楽章は各楽器がかわるがわるテーマを演奏する変奏曲となっていますが、それぞれのバリエーションが効果的に聴かせられるよう、音量のバランス、特に抑えた方がいいポイント、クライマックスに向けたcresc.をどうしたらよいかなど、曲作りのアドバイスをいただきました。
Var.Iは第2ヴァイオリンのテーマの上で、第1ヴァイオリンが16分音符のオブリガートを弾く2重奏です。第1ヴァイオリン(私)は非常に難しく、なかなか納得いくように弾けないのですが、第2ヴァイオリンのテーマにちょっと合わせ過ぎであり、また、ところどころ(特に難しいところ)を慌ててしまっているとのご指摘を受けました。なるほど、確かに落ち着いて弾いてみると、実はもっとたっぷり弾いてもよかったということに気付きました。第2ヴァイオリンのテーマに合わせ過ぎないという感じも少しわかったように思いますが、もう少し練習(慣れ?)が必要そうです。頑張らねば!!

3楽章は3拍子感が足りなかったようです。メロディーも裏打ちも。
1拍目の強拍をもう少し出すのと、裏打ちを軽目にすることで、だいぶ改善されたと思います。

4楽章は、まず、冒頭のザッツの出し方を先生に相談しました。4楽章は、パート譜では4/4、スコアでは2/2と記載されており、実際弾く時には2/2で感じながら弾いています。しかし、ザッツを出す時は4/4と2/2のどちらでカウントして出すべきか、迷っていました。
2/2で出し、呼吸は出だしの音のスピードに合わせ、速い呼吸にした方がいいとのことでした。以前の練習で、2/2で出したらテンポ感の共有ができなかったことがありましたが、それは呼吸のスピードが遅かったのが要因だったようです。
最初の方のf、pが繰り返される部分はもっとメリハリをつけた方がいいとのことでした。
3連音符の速いパッセージが第1ヴァイオリンを中心に必ずどこかのパートがやっていますが、そこは弾き過ぎの傾向があるようです。弓をタイトに使った方がいいのと、また、和声が変わるところを意識して、ポイントの音を聴かせるような弾き方をする必要があるようです。

先生にみていただいたおかげで、だいぶ全体的に締まった演奏になってきたと思います。
次回は、今日教えていただいたことを消化すべく、練習したいと思います。

2011年4月29日金曜日

クラリネット五重奏@府中の森第1練習室(GW初日)

今日はGW初日ですね!

今日の練習の一番のポイントは、テンポ確定で、
自分も大分曲に慣れてきて、吹けてきたので、今までの練習の中で個人的に一番楽しかったです。

今日は1st violinさんが出張のため、4人で練習しました。1、4、2、3楽章の順番でやりました。
Clarinetの希望で、難しいところのテンポを確認したいということで、
大体本番でやりたいテンポが確定してきて、実のある練習だったと思います。
第1楽章は、116と120で使い分けて、第2楽章は, 56-58当たりで、第3楽章は、1小節=92当たりで、第4楽章は、116に決めました。

Clarinetが大体譜面を覚えてきて良い流れになってきたので、テンポが決めやすかったです。
速めのテンポで挑戦することにしてみました。特に3楽章はかなりのSpeed-Up!
でも、遅いテンポでかなりのアンサンブルを固めてきたので、崩れずに流れていった!
みんなで「このテンポ、良いね!!!!」との意見が一致した。

さて、ホール練でどこまで行けるか、アメリカの時差ボケがどれだけ影響するか心配していますが、一生懸命がんばりたいと思います!

2011年4月24日日曜日

2011/4/24 リムスキー管楽五重奏@四谷ひろば

今日はリムスキーの2回目の先生練で、管楽器の先生(H.K.先生)に見て頂きました。
9時半頃からスタートして、第1楽章は、かなりの時間(1時間半+α)を使って丁寧にご指導いただきました。
残りの時間は、第2楽章、3楽章を通して、コメント、改善点などのご指導をいただきました。

今回の先生練で私たちが目覚めたのは、リムスキー・コルサコフの曲が何回も同じ旋律が出てくるので、メリハリ、強弱、各楽器のキャラクター、テンポの作り方(時間の操り方)をうまくやらないと、つまらない演奏になってしまいます。これは第1楽章~3楽章まで共通点です。

まず、1楽章を先生に聴かせたところ、先生のコメントは、「うぅぅぅん、何か長く感じるね!それぞれの楽器のキャラクターの表現が足りないねぇ!」でした。
もう一度、第1楽章の冒頭から20小節目ぐらいまでやったら、ストップされて、「これでもドラマが足りないね!」と言われてしまいました。
確かにワクワク感がありませんでした。
先生的には、第1主題はワクワク感、第2主題は「大人の温泉」のようなゆったりした感じがほしいそうです。
また、第1主題の中で、管楽器の大騒ぎが終わったあとのピアノのソロは、まるで「オヤジギャグ」が終わった後に白けた空気(サムッ!)のような!  なるほど!!!!!分かりやすい!!

途中に出てくるpを意識して音量を落としたり、旋律のパーツ(動機=モチーフ)をお笑い芸人の「ボケ・ツッコミ」のようにやってみると、短い時間の中で曲がそれなりに面白く聴こえます。

一番印象に残った先生のご指導は、フレーズ間の時間の操り方です。
特に第1主題から第2主題に移るときの拍子のとり方。4/4の4つカウント→2カウント。
第1主題の終わり当たりに、テンポを前向きに巻いて最後当たりに戻すと(いわゆる通常のRubatoのやり方)、自然に第2主題に入ることができました。in-tempoで淡々とやるより面白くて、本当にアンサンブルをやっている感じです。

また、同じモチーフが何回も繰り返されているとき(特に四分音符が続いているとき)は、「テンポが落ちないように」とも言われました。これは、かなり前向きにやらないとどうも遅くなるに聴こえるので、演奏メンバーとテンポ共有して本番まで改善していきたいと思います。

第2楽章は、テンポの共有が課題でした。これは再検討する必要があります。
第3楽章は、メロディの反復が多いので、強弱も正確に守らないと、つまらなくなってしまうので、次回以降はpに落とす練習をしていきたいと思います。

まだまだ、他の楽章に比べて第3楽章の完成度が低いので、残りの練習は第3楽章に集中してやっていきたいと思います。

2011年4月23日土曜日

第5回ウェーバー・クラ5@府中の森芸術劇場

今回の練習は、ホール練前に5人揃う直前の練習となるため、5人で合わせておきたい部分の確認をしました。

4楽章からです。
337小節目から、クラリネットと弦の掛け合いの部分の入りのタイミングを合わせました。
78小節目くらいから、クラリネットがメロディーを吹いていて、途中からチェロがオブリガートで入ってきます。チェロが入るタイミングがあやしいのと、弾き方がおとなしいということで何回かあわせました。チェロはもっとメロディーっぽく弾いた方がよいようです。
32小節目から、弦楽器はユニゾンで16分音符の早いパッセージを弾きますが、チェロが遅れてしまっていました。16分音符の遅れを33小節目の8分音符まで引きずって全体的に遅れてしまっていたので、それを合わせるようにしました。
チェロ、課題いっぱいです・・。がんばります。

次は1楽章をやりました。
97小節目からクラリネットはメロディーをやっています。その箇所で、弦は8分音符や16分音符で刻んでいますが、102小節目まではあたりから弦のリズムにも動きが出てくるので、その部分を確認しました。
131小節目から再現部への導入部分について、弾き方などを確認しました。
188小節目あたりからは各パートが入り組んでいて、音があるもののつながって聞こえないので、その部分を合わせました。

ホール練までは、あと2回練習があります。それぞれ第1ヴァイオリンあるいはクラリネットが参加できませんが、揃ったパートでできる箇所を重点的にできるといいですね。

第4回ハイドン・皇帝@府中の森芸術劇場練習室

普段、府中の森芸術劇場の練習に家から直行するときは、だいたい、車で向かっています。

今日も車で行きました。府中の森での練習で特に午前中の練習のときは、決まって府中市在住の第1ヴァイオリン奏者から、「家の近くでピックアップして欲しい」と連絡が入るものでした。

しかし、今朝は8時半を過ぎても連絡がありません。昨年8月の出来事が頭をよぎりました。電話をしてみました。出ません……。

練習場所についてからも何度か電話しましたが、出ません。やはりこれは……。

練習開始前、既に来ていたヴィオラ奏者に、「今日、第1ヴァイオリン奏者はしばらく来ないと思うよ」と言うと、「連絡あったんですか?」と聞かれました。

そして、電話をしても出ないこと、昨年8月の出来事、彼女が「女王」や「陛下」と呼ばれるようになったきっかけ(大学1年のときに朝の授業をいつも遅刻していて、クラスメイトに「遅刻の女王」と呼ばれていたのが大学管弦楽団に広まった)などを伝えると、ヴィオラ奏者は、「全然遅刻するイメージなかったのに……」と驚いていました。チェロ奏者は「いつものことね」のような感じで全然驚いていませんでした。

さて、練習ですが、普段であれば第1ヴァイオリンのメロディを追ってしまう耳を、他のパートに傾けるいい機会かと思い、3人でまずは1楽章を合わせていきました。すると、メロディの向かう方向性や、フレーズのとり方などそろってないところが多々あり、そういった部分を合わせていきました。

一通り1楽章を合わせた後休憩。その休憩時に、第1ヴァイオリン奏者から連絡が入りました。「今家を出ました」と。

休憩中、関連団体の大トロの練習に顔を出してみたりした後、4楽章をまずは3人で合わせました。

4楽章を半分ほど進んだところで、第1ヴァイオリンが到着。後半は4人で練習しました。

でも、遅刻してくれたおかげで、ヴィオラやチェロとの絡みがよく分かって、とてもよかったです。

2011年4月17日日曜日

第3回ハイドン・皇帝@中根住区センター

今日は、2楽章から合わせていきました。

2楽章は、各パートにメロディーが出てきます。
練習の仕方としては、例えばヴィオラがメロディーのVar. IIIでは、チェロが音量のバランスを聞いたりしてそれぞれ合わせていきました。
いろいろやっているとあっという間に時間が経ってしまい、2楽章が終わった時点で残り約1時間・・。

わずかな休憩をはさんで1楽章の冒頭から合わせていきましたが、12、3小節目までで時間切れになりました。

次は1楽章から(?)です。

2011年4月16日土曜日

リムスキー管楽五重奏4/16(土)Pf先生練@アルページュ音楽院

リムスキーメンバー初の先生練がやってきました!先週はあっというまに終わってしまい、この一週間でどれだけみんな譜読みがすすんだのやら…?ちなみに私は一週間毎日4、5時間はさらってました!ピアノ中心のレッスンということで、なるべく多くの事前準備をしてきたつもりだったのですが……。
いざレッスンが始まると、たちまちストップをかけられ、初心にかえるような丁寧なご指導をいただきました。大切なのは、出てくる新しい音をしっかり弾くこと。また、前回モーツァルトの時と同様フォルテの弾き方を修正していただき、少し変えただけでうまく聞こえるようになったり。いったいこの難曲をどうやってそれらしく弾くのか、ヒントをいただけたような気がしました。先生、ありがとうございますm(_ _)m
全楽章に渡りオクターヴだらけのこの曲…リムスキーというロシア人は、鍵盤の10度が軽く弾けるほど大きな手だったそうです。分散和音の表記ミスかなと思っていた和音が一度にとる音だと発覚したときはびっくりしました。またこの曲を演奏するためには音を取捨選択しなくてはならないとも思いました。
今回のレッスンで曲の理解がだいぶ深まった気がします。来週の練習が楽しみです^^ Pf;M.F.

2011年4月10日日曜日

リムスキー管楽五重奏4/10(日)@四谷ひろば

今日は4回目の練習で、初めて全員参加できました。 Cl奏者が遅れるとのことで、先に2楽章から合わせました。所々、拍の頭がわからなくなる箇所があるのでスコアで確認。そして、問題の(?)3楽章。それぞれのパートが、リズムを確認できるようにテンポを少しゆっくりにして、フレーズで区切って合わせました。練習時間は3時間。あっという間に1時間切ってしまいました。1楽章を合わせていなかったので、最後まで1度通し、なんとかなりそうなので、再び3楽章へ。時間ギリギリまで、合わせました。後日、練習を録音した方からのアドバイスで、3楽章のテンポ感が嵌っていないので、テンポが流れていないとのこと。確かに、楽譜にしがみついて周りの音を聴く余裕がなく、メロディのフレーズを感じられていなかったように思います。次週の先生レッスン日に備え、しっかり譜読みと、曲想をつかまなくては! Fl Y.A

2011年4月9日土曜日

第4回ウェーバー・クラ5の先生練習@府中の森芸術劇場練習室

チェロの松本先生に見ていただきました。

前半は1楽章を通したあと、1楽章を丁寧に見ていただきました。
フレーズの終わりや、タイの音の切り際など、もっと気を使って響かせること。
ハーモニーが変わるときに、少し大きめに響きを豊かにすること。
単純な8分音符の連続になった時に、クラを攻め込まないこと。とにかくさわがしいので、拍子感をしっかり持って、存在感を少し薄くすること。
時々出てくるアクセントは、「弱くしない」というとらえ方がいいそうです。

61小節目からのviolaは、moll⇒durへのカギなので、温かい表情で入ってくるように言われました。
楽譜にスマイリーも書いたし、顔芸も得意なので大丈夫だと思います。

展開部からの付点のリズムは、隙間が見えすぎてなんだかのんびりしていると言われてしまいました。
平和にならないためには、付点8分音符にビブラートをかけ、たっぷり弾くことが重要そうですね。

クラの下の16分音符の刻みは、少し加減しましょう。
110小節の4拍目で全員集合し、113小節の終わりは「どうだっ!!」と響かせましょう。
タンタンターンのリズムは走っていかないこと。

前回の練習で協議した、上昇音型+付点のリズムの取り方に関してですが、先生いわく、付点は揃えずにむしろ、4拍目頭を強調するとよいとのことでした。

「すてきなまち」作戦は使えません。。。(6連符用)
「すごいよこれはっ」作戦で行きましょうか。

「す」はタイのおしりです。「これは」の部分を強調すると、先生のおっしゃる感じに似てきませんか??
次回の練習で提案してみます。冷たい目で見られる気もしますが。


後半では2・3・4楽章を一通り通し、4楽章から返していきました。

4楽章は、弦の「タッタカタッタカ」が少し重いので、裏拍の音をはっきり弾いて前向きになるとよいです。
やはりこの楽章も8分音符の連続が良くないので、もっと加減すること。
156小節以降の掛け合い部分は、あまりブチブチ切りすぎず、ひとまとまりのフレーズをしっかり作っていくことが重要そうです。
和音はしっかり響かせましょう。

3楽章は、4分音符のひとがテンポを死守すること。
TRIOの25小節目以降は、violaが影の支配者だそうです。一番若造の甘ったれな私がそんな役割を・・・しかも繰り返しあるじゃん!と怖気づいていますが、勇気を出して頑張ります。

2楽章は、常にどこかのパートが16分音符でタラタラタラタラやってるので、このパートの人が少し大きめに、かつ平坦に弾くといいようです。
26小節目以降、私がずっとタラタラ担当なんですが、クラリネットのためるタイミングが時々つかみきれず、「タラタ~ラ~~・・・タ・・・あ。」みたいになってしまいました。
まだ意思疎通ができていないのでしょうか。。。
終わりの音を長くして待っていればいいそうなので、もっと気楽に頑張ります。

(そういえば、「タラタラしてんじゃねーよ」って駄菓子ありましたね。私は好きです。)

36小節目から終わりまで、基本的にスラーの書いていないタラタラが各パートにありますが、あまりにもイメージが変わってしまうのでスラーを付けることにしました。
終わりの弦の入るタイミングは要練習ですね。

松本先生の指示はとてもわかりやすく的確で、とても充実した練習でした!!

第2回ハイドン・皇帝@府中の森芸術劇場練習室

第二回、ハイドンの練習でした。

セコバイが遅れてくるとのことで、残り3名でとりあえず4楽章から合わせました。
速い3連符の連続など難しいところが多いので、かなりゆっくりのテンポで何度か練習しました。

4楽章のモチーフである「タ、ターラ」の形に関して、アウフタクトをどのような長さで弾けば良いかを話し合いました。
基本的にはあまり長くない方がよく、特にこのモチーフが連続した掛け合い部分は歯切れよく弾くことにしました。ただし、ゆったりとしたpのフレーズなどに関しては多少たっぷり弾いた方がよさそうです。

3連符の連続をやってる人と、単純な動きの人がお互いを気にしつつ、合わせるところはしっかり合わせることが課題でしょうか。

1番最後のみ、3連符ではなく付点4分+8分なので、ここははっきりリズムの違いを出せるといいですね。

4楽章104小節目からのviolaパートは、スコアは単純ですが、パート譜は装飾音符がたくさんついていることがわかりました。
頑張って練習して、オシャレにかっこよく、でもさりげなく弾きたいです。


続いて、前回私以外のみなさんは弓合わせを終えているという2楽章を練習しました。
Var.IIIの弓順を何度か合わせ、弓順をそろえました。

続いて2楽章の頭に戻り、fzの音に入る前のフレーズの終わりを、クレシェンドすることを決めました。
Var.IIをさらりと練習し、Var.IVの弓合わせを行いました。
2楽章の最後のrit.具合はヴィオラが支配してるんですね。。。萌え、じゃなかった、燃えます。

2楽章最後の弓順は、現在アップボウで終わっていますが、これはダウンボウのほうがいいという意見が多いです。セコバイが来たら相談しようとか言ってたのですが、すっかり忘れてました。
次回決めましょう。


セコバイ到着後は、4楽章の弓合わせを行いました。

C-mollからC-durに移調する際、ついつい♭をつけてしまう事故が多発していたので気を付けましょう。


さて、皇帝に関しては私のviolaの師匠からいくつかアドヴァイスをいただいたので、ここに掲載させていただきます。

【1mov.】
  • ハイドンの時代のトリルは上からかける。上の音とぶつけることによる一種のアクセントであるため、始めの上の音は少し強め、長めに。
  • トリルは無理にたくさん入れようとすると均一でかっこ悪くなってしまうので、「ターラリラリラ」くらいのイメージで。
  • violaとchelloの長く続く5度の掛け合いは、鐘の音のイメージなので音の頭を少しビブラートで響かせ、音の終わりは少し短めに抜く。
【2mov.】
  • 基本的なテンポが遅すぎると色々苦しいので、オリンピックで国歌を歌うくらいのテンポが理想。(⇒確認したところ、ちょっと速すぎるかなぁ、という印象)。メロディーを弾くパートの人は、これが歌であることを考えて、息継ぎポイントを無視しないこと。
  • メロディーのボウイングは、書いてあるままだと少しつらいので、切ってよい。ただ、本番は緊張するはずなので、臨機応変に弓を返せるように、長いボウイングで練習しておくといいかも。最高音はダウンにすること。上昇音階は他のパートが待ってくれるので、始めは少しためて、後半駆け上がるとかっこいい。
  • メロディーに書いてある前打音は、音価通りの記譜よりもその音に重さを置くイメージ。

以上です。頑張って練習してきまーす。

2011年4月3日日曜日

第3回ウェーバー・クラリネット五重奏@アカデミー音羽

ビオラ奏者が風邪でお休みだったので、4人で練習しました。
ほぼひと月ぶりの練習であり、しかも次回が先生練であったため、4つの楽章を一通りは弾き、ボリュームのある1楽章と4楽章に多く時間を割くこととしました。

1楽章
特に大変だったのは、第1ヴァイオリンのアルペジオ(25小節目など)の形でした。
第2回練習のブログにあるように、本来3拍目~4拍目前半までの1拍半の中で16分音符6個を入れるところを、1拍の中に収めようと試みるのですが、ゆっくり取り出して弾く分にはできても、みんなで合わせるとあわててしまい、6個の音がクリアに出せません・・・。

193小節目からは、この音形が他のパートにもちりばめられ、フーガ的な様相を呈します。
みんな大変なので、ゆっくりから練習しました。多少なじんできたように思いましたが、要練習です!

この他、16小節目から始まるクラリネットによる第一主題の裏で、第1ヴァイオリンが4分音符で拍を刻みますが、そのアーティキュレーションを確認したり、再現部に戻るときのチェロの旋律をどう作るか検討しました。

4楽章
最終的には速いテンポでやりたいのですが、細かく難しいので、テンポを落として練習しました。
この楽章に限りませんが、クラリネット協奏曲のような曲なので、クラリネットのメロディーをどう作るか(クラリネット奏者がどう吹きたいか)確認しながら、それに合わせて伴奏の強弱や音の切り方を決めていきました。

157小節目からはクラリネットはしばしお休みで、弦4本が1楽章同様にフーガを奏でます。
本当はとってもかっこいい聴かせどころなのですが、ここに突入した途端、弦は総崩れ…。
フーガの終わりに辿り着いたところで止まり、みんな溜息をつき、そして、クラリネット奏者に陳謝(笑)。
ゆっくりのテンポから地道に練習しました。

そのあと続くシンコペーションはだいたいよさそうでしがた、途中の数小節がなんとも言えない奇妙なハーモニーになってしまったので、音程を確認しました。

4楽章の最後の最後は、クラリネットの超難関ポイントです(339小節目~)。
ここでは、弦はクラリネットを思いやって弾くことを再確認しました。


3楽章
Prestoの途中で、弦3本が4分音符で刻む上で、クラリネットとチェロが8分音符で分散和音を弾きます。
ここの縦の線を合わせるのが非常に大変です。
クラリネットとチェロがとても難しいので、慌ててしまい、刻みの4分より速くなりがちでした。
ここもゆっくり縦を合わせました。

2楽章
残り10分ぐらいだったため、一回通して終わりとなってしまいました。


スコアとパート譜の記譜がもともと異なるので、これまでの練習でもやってきてはいますが、全楽章通じて、所々強弱やスラーのかかり方を確認しました。

今日の練習でだいぶ曲に慣れたように思います。
次回の先生練前に、忘れずに、ヴィオラ奏者に必要なことを伝えないといけません。

2011年3月28日月曜日

第8回演奏会の招待状


第8回演奏会の招待状が出来上がりました。チラシ同様、プリントパックさんに印刷をお願いしました。

原稿校正が終わり、あとは入稿するだけというときに震災が起こりました。様々な演奏会が交通機関や停電の影響で中止、延期になりました。多くの仲間が出演しているEnsemble Tacetの演奏会も中止でした。

このような中、私達はどのようにすべきか考え、演奏会会場で募金を募ることにしました。また、先行きが不透明なため、演奏会直前にWebページで最新の情報をご確認の上、ご来場していただくように、文章を大幅に変更しました。

私達は、チャリティーのために演奏会を行っているわけではありませんが、被災した方々、また被災の影響を受けている方々の一助になればと思っています。

2011年3月13日日曜日

第1回ハイドン・皇帝@西荻センター

1回目の練習でした。

東北地方太平洋沖地震の2日後で練習をするか迷いましたが、借りている場所に問い合わせたところ練習場所自体は開いているとのことだったので、練習することにしました。

まずは弓順を決めていきました。
1楽章は、第1ヴァイオリンが事前に連絡してくれていましたので、それを参考にして進めていき、実際に弾きながら他パートとの兼ね合いや弾き易さ、曲想などを考慮しつつ調整しました。

例えば、16分音符でオクターブの音を弾く場合(移弦します)、低い音をダウンで弾くのとアップで弾くのでは弾きやすさに違いがあるようです。

結構時間がかかり、1楽章が終わった時点で残り1時間程度でした。
2楽章は時間が足りないだろうということで、後回しにすることにして、休憩を挟み、3楽章の弓順を決めました。

次回は、4楽章の弓決めからスタートです(かね?)。

今回の練習、当初は夜に練習する予定だったのですが、ヴィオリストの都合が悪くなってしまい、午後に変更しました。
ただ、夜に押さえていた場所をキャンセルしたわけではなかったので、第1、第2ヴァイオリンとチェロでさらに練習をし、2楽章の弓順を検討しました。
約2時間かけて、ヴィオラがメロディーのヴァリエーションIII を除くヴァリエーションの弓順を決めました。
次回練習では、ヴィオリストとその部分の確認も含めて2楽章の弓順も決める予定です。

リムスキー管楽五重奏3/13(日)@柏木

東日本大震災の直後ということもあり、今回のコンサートの開催の有無、練習場の使用も含め不安がある中、練習会場が使用できるということで、限られた練習日を無駄にしないためにも練習を実施することにした。今回は、Hrが都合つかず4人での練習。指定の調性のB♭durの音階練習の後、1楽章から順に浚っていった。時間が2時間と短かったこともあり、前回の復習とFlを交えた初音だしという感じで終了。それにしても、予想もしない未曾有の災害、東京でも公共施設(ホールなど)の被害が報じられている。今回の本番会場は、いつもの府中の芸術劇場 ウィーンホール(5/21)で、幸いなことに地震の被害はないようだ。直近では、コンサートを中止するケースも少なくないようだが、復興に向けたチャリティーの形でも開催できればと考えている。(アンサンブル・アルページュのコンサートは元々入場料はいただいていません) (Fg:K.N.)

2011年3月5日土曜日

第2回ウェーバー・クラリネット五重奏@府中の森芸術劇場練習室

第2回目の練習でした。前回は1楽章と3楽章のMENUETTOを練習したので、今日は3楽章のTRIOから練習をしました。

3楽章は MENUETTO-TRIO-MENUETTO の形式で、最初の MENUETTO と最後の MENUETTO は繰返しが異なるだけです。 TRIO を一通り弾いた後、BREITKOPF のパート譜と Eulenburg のスコアとの違いを見ていきました。ボーイングを決めながら、どちらの譜面を採用するかも決めていきました。

次に4楽章を練習しました。まず最初に右のリズムのボーイングを検討しました。十六分音符二つを両方ダウンで弾くか、弓順で弾くかです。テンポを加味して検討した結果、弓順に決定しました。

その後も、弓順を決めながら、パート譜とスコアの違いも見ていきました。音程が同じ八分音符が3つ続いているところで、パート譜は3つにスラーがかかっており、スコアではスラーは付いていません。スラー無しで八分音符が続いている部分は、この楽章では基本的に弓を跳ばして弾いています。スコアを採用すると跳ばしになり、パート譜をそのまま採用するとレガートで弾くイメージです。しかしクラリネットと合わせて弾いてみると、スラースタッカートくらいの長さで弾くのがよいようです。

ヴァイオリン二人とヴィオラで、シンコペーションが続く場所があります。3人とも同じではなく、小節の最初が休符だったり、小節を跨ぐときに弓を返したりと、別々の動きをする部分があります。最初に弾いて合わせた時は動きがばらばらになってしまったので、ある程度ボーイングの規則を作って、細かく合わせていきました。

最後から2小節前、第1ヴァイオリンに10度の重音が出てきます。弾くのが大変なので、第2ヴァイオリンと一部音を入れ替えることにしました。
    ⇒    

休憩して、2楽章です。合わせる前に、ボーイングを考えました。f(フォルテ)がダウンになるように逆算してから合わせました。だいたいいいようです。

フェルマータの小節、パート譜には morendo (次第にゆっくりそして弱く)が抜けていました。

後半、16部音符が続く部分があります。スコアではスラーが付いていますが、パート譜にはスラーがありません。どちらにするかは、もう少し曲に慣れ親しんでから決めることにしました。

これで全楽章、一通り練習し、ボーイングもほぼ確定しました。次々回は松本先生に見ていただくので、次回の練習では全楽章一通り練習したほうがいいだろうということになりました。




ヴィオラ奏者は次に別の練習があり、ここで早退しましたが、残りの4人で1楽章を練習しました。

1楽章には大きな問題があります。

第1ヴァイオリンの付点のリズムは、4拍目の裏にありますが、他のパートは4拍目全体が付点のリズムです。この譜面の通り演奏すると、とてもバラバラな感じです。CDを聴く限り、もっと付点が合った感じがします。

どうやら、実際は、次の譜面のように、第1ヴァイオリンの3拍目と4拍目の最初の二つの音を、3拍目に6連符として詰めて演奏しているようです。

    ⇒    

このような場所は他にも何箇所かあります。

     ⇒    

    ⇒    

これらの部分を意識して、1楽章を4人で通してみました。付点のリズムをそろえた方がしっくりきます。

次回は全員で、全楽章を練習して、その次のトレーナーの先生練習に備える予定です。




翌日、個人レッスンで私の師匠に上記の付点のリズムについて聞いてみました。

すると、師匠は学生時代にウェーバーのクラリネット五重奏曲を演奏したことがあるそうで、記憶によると、付点をそろえて演奏したんじゃないか、とのことでした。

師匠の師匠がウェーバーのクラリネット五重奏曲を5月に演奏する機会があるそうで、その練習のときにどのように演奏しているかを聞いてきてくださることになりました。先生、よろしくお願いします。

2011年3月3日木曜日

第8回演奏会のチラシ

第8回演奏会のチラシが出来上がりました。

プリントパックさんに印刷をお願いしています。Irrustratorのデータを入稿すると印刷したものを届けてくれる、印刷通販会社です。

先程データチェックが終わり、修正箇所はなしと連絡が入りました。納期は3月7日発送、3月8日着ということになりました。

修正箇所があると納期が延期してしまうので、ホッとしています。

5月なのと、曲のイメージから、緑を基調としたデザインにしました。

楽器の形を作るのに、写真からトレース(輪郭をなぞること)するのが大変でした。

Irrustratorにはたくさん機能がありますが、使いこなせている機能はほんの一部しかありません。一作品ごとに使える機能を取得していっています。

2011年3月1日火曜日

ウィーンホール(府中の森芸術劇場)の抽選

第9回演奏会(2012年6月を予定)の演奏会会場の抽選に、府中の森芸術劇場まで出かけました。2012年6月分の抽選です。

目当てのウィーンホールは大人気で、40人近く抽選に来ていました。他に、どりーむホール、ふるさとホール等や、2012年3月分の練習室の抽選も行われています。

6月2日土曜日を申し込みました。9時になり申し込みが締め切られ、日付の小さい順に抽選です。最初は6月2日。自分を含め、3団体の申し込みがありました。確率は3分の1です。

最初にジャンケンでくじを引く順番を決めます。ジャンケンは勝ちましたが、この結果は関係ありません。

最初にくじを引くと・・・外れでした。次の人も外れ。残り物に福がありました。


実は先月も抽選に来たのですが、5月20日(土)を申し込み、4倍の確率で負けました。

前回も今回も両方外す確率は・・・3/4×2/3=0.5。確率は半々でしたが、だめでした。


5月、6月は土曜の夜間だけでも空いてなかったため、4月の空き状況を確認した結果、

第9回演奏会は、2012年4月21日(土)

に決定しました。

夜間(18:00~22:00)しか使用できないため、どうしても開演時刻は19時になってしまいます。

よくアンケートに「開演時刻をもっと早めて欲しい」とご要望されますが、このような事情でなかなか開演時刻を早めずにおります。くじ運がないばかりに、申し訳ありません・・・。

2011年2月27日日曜日

リムスキー管楽五重奏 2/27(日)@柏木

リムスキー初めての音あわせ。初参加のFl女史がスケジュールが会わず4人での音あわせとなった。今回のメンバーは、前回のモーツアルトの面子からOb→Flに編成ごと変わっただけで、4人のメンバーは変わらずだが、曲の趣きはまったく異なる。リムスキーがコンクール用に作曲したとも言われ、5つの楽器にソロやカデツァがちりばめられた、軽快さと甘美さを併せ持つ名曲。これからどのように作っていくか今から楽しみだ。今回は、初回の練習ということもあり、全楽章を通し、夫々の楽章の本番目標テンポ(実質は練習時のメトロノームの目安になる)を確認して終了した。1st=152, 2nd=76, 3rd=100
(Fg:K.N.)

2011年2月26日土曜日

第1回ウェーバー・クラリネット五重奏@上目黒住区センター

今日は最初の練習です。第1楽章からスタートして、弓順決め、強弱の確認、スラーの位置の確認等を中心にやりました。私たちが持っているパート譜はBreitkopfのもので、スコアはEulenburg版です。パート譜のBreitkopfは、クラリネット奏者Wolfgang Meyer(Sabine Meyerのお兄さん)とバイオリン奏者兼指揮者のChristoph Poppenの監修も入っていて信頼できると思って、購入しました。でも、意外にEulenburgと統一されていない箇所が多い。これは結構、困る。特にスラーの位置! 

私の友人に聞いたところ、それはMeyerとPoppenが名前を貸しただけで実際にはあまりかかわっていないのではないかと言っていました。本当かどうかは知りません。クラリネットの譜面でもいろんな所に違う! 第四楽章のTrillがTen.で書いたり、Mordentが落ちたりしています。譜面通りでやると変だし、いろんなCDを聴いて研究することにしよう!

第1楽章は、意外に時間がかかって、11時半頃までやっと一通りの弓順合わせができた。最後の30分は第3楽章の前半まで。クラリネットとチェロの速い八分音符が意外に難しい!
次回は残りをやるということで練習を終えました。

2011年2月16日水曜日

嶺町文化センターまでの地図

嶺町文化センターまでの地図です。

上目黒住区センターまでの地図

上目黒住区センターまでの地図です。

2011年2月13日日曜日

第8回演奏会の曲選び

弦楽器のメンバー中心に、第8回演奏会の曲選びをしました。

前々からメールで相談していましたが、一度集まって合わせてみることにしました。

1曲は弦と管が入る曲をやりたい、と考えていました。管のメンバーに問い合わせてみると、期間とスケジュールからみて、クラリネットのメンバーだけが参加できそうだったので、まずは弦4人(ヴァイオリン×2、ヴィオラ、チェロ)とクラリネットで検討しました。

クラリネット+弦楽四重奏の構成だと、クラリネット五重奏曲。過去に、モーツァルト、ブラームスと演奏会で取り上げてきたため、ウェーバーが候補に上がっていました。ただ、前の2曲と比べても、クラリネットが格段に難しいようです。

合わせてみると、ブラームスと比較すると、格段に弦楽器は曲の構成がわかりやすい。弦楽器は問題ないだろうということになりました。あとはクラリネットの決断次第です。

ヴィオラ奏者がモーツァルトの経験が1楽章しかなかったので、4楽章だけ試しに合わせてみました。ヴィオラのソロに気が引けたのか、「ウェーバーがいい!!」とのことでした。弦の他の三人も、モーツァルトの経験があるので、やはりウェーバーを押しました。

最後にはクラリネット奏者も決断し、ウェーバーのクラリネット五重奏曲に決定しました。


次に、弦楽四重奏曲の曲選びをしました。

事前に候補で挙がっていたのは、
  • モーツァルト/第15番ニ短調 K.421(417b)
  • 第16番変ホ長調 K.428
  • ハイドン/第77番「皇帝」
  • ラヴェル/弦楽四重奏曲ヘ長調
の4曲。

まずはモーツァルトの15番を全楽章通しました。短調の暗めの曲です。暗めのモーツァルトは「クラモツ」、明るいモーツァルトは「アカモツ」と言うそうです。本当??? なかなかかっこいい曲です。

モーツァルトの16番も全楽章通してみました。確かに15番より明るい曲でした。

ハイドンの77番皇帝も全楽章通してみました。とてもかっこいい曲です。

最後にラヴェルです。この曲は準備期間からみて無理そうですが、提案者がどうしてもというので少しだけ合わせてみました。時間もあまりなかったので、通らなくなると次の楽章に進むという感じで合わせていきました。なかなか難曲ですが、提案者は「意外と大丈夫」と言っていました。

4曲合わせてみた結果、ハイドンの77番皇帝に決まりました。


管中心の編成のものは、メールでリムスキー=コルサコフのピアノと管楽器のための五重奏曲と決まっていたので、これで第8回演奏会の曲目は、次のように決まりました。

  • F.J.ハイドン/弦楽四重奏曲第77番ハ長調「皇帝」作品76-3 Hob.III-77
  • N.リムスキー=コルサコフ/ピアノと管楽器のための五重奏曲 変ロ長調
  • C.M.ウェーバー/クラリネット五重奏曲 変ロ長調 作品34

2011年1月5日水曜日

萩中文化センターまでの地図

萩中文化センターまでの地図です。