2010年6月26日土曜日

「譜面通し」 @羽田

今回、モーツァルトの「ピアノと管楽器のための五重奏曲 変ホ長調 K.452」をやることになり、初めての練習となった。忙しいメンバーで、なかなか5人揃う日時が無く、出来るだけ多くのメンバーが揃う日を探した感がある。今日もCLが海外出張で参加できないため、初回欠席。今回は、知り合いのCL吹きのOさんに代奏をお願いした。現実は、初見に近い人もおり、途中切りながら音を確認していった。モーツァルトが、こんな良い曲出来ちゃったと手紙で書いた逸話のある名曲だが、そこはモーツァルト無駄な音がない分ごまかしは利かない。今日の練習は、練習プランの確認で終わった。 
Fg K.N.

モーツァルトのフルート四重奏曲第1番 第2回練習(先生練)

ヴァイオリン奏者の丹羽道子先生に練習をみていただきました。

第1楽章:
 大まかには、次のような指摘がありました。
  • 八分音符の刻みは、はっきりと短めに弾いた方がメロディを邪魔せずうるさくならない。
  • f(フォルテ)でもフレーズの最後は少し抜いた方がいい。特に他のパートがp(ピアノ)で次のフレーズに入っている場合。
  • 縦の線を合わせる。
  • メロディがパート間で順番に出てくるとき、そのメロディを強調して意識する。
  • チェロが休みでヴィオラが四分音符のときは、ヴィオラはチェロのように弾く。その後はすぐに内声の役割に戻る。
  • diminuend でも遅くならず前向きに演奏する。
第2楽章:
 伴奏の pizz. (ピッツィカート)はどのように演奏していいかいまいちわからなかったのですが、今日の練習でやるべきことが明確になりました。
  • フルートのブレスを聴いて、フレーズの入りを合わせる。
  • フレーズの盛り上がり(頂点)を意識して膨らませる。また、方向性を意識して、前に行くところ、緩むところを考える。
  • 和声が変わるところは音色に変化を付ける。
  • 重音の pizz. がばらけてしまうのが気になる場合は、2本の指を使ってはじく。(チェロ奏者は当たり前に思っていましたが、ヴァイオリン&ヴィオラ奏者にとっては新しい発見でした!)
第3楽章:
 指摘されたポイントは1楽章と似ているのですが、3楽章の方はより顕著に演奏する必要があるようです。
  • 1楽章以上にメロディがパート間で順番に出てくるので、意識する。
  • 八分音符の刻みはより短く。十六分音符の刻みは弓を飛ばす。でも一生懸命ではなく、気楽な感じで。
  • スラーはレガートで。
  • フレーズの頂点を意識する。
  • メロディの掛け合いはニュアンスをそろえる。
  • テンポはだいたい一定で走らない。

1・3楽章は、これまでは全体的にうるさい感じだったのが、この練習でずいぶんと整理されたと思います。2楽章は、取り組みの方向性がよくわかりました。

次回の練習は、これらのことについて自分たちの理解を深め、ものにしていきたいと思います。

2010年6月19日土曜日

メンデルスゾーンの弦楽四重奏曲第1番 第1回練習

朝10時からの練習でした。第2ヴァイオリン奏者以外は選曲のために集まった際に一通り合わせていたのですが、第2ヴァイオリン奏者も揃っての練習は今日が初めてです。にもかかわらず、彼女は遅刻。先に1楽章の弓順を3人で決め始めました。

30分ほどで全員揃いました。第2ヴァイオリン奏者は今日は初見状態でしたが、まずは最初に一通り通して演奏しました。初見にもかかわらず、全然落ちずに弾いていました。すごいです!

少し休んで、1楽章の弓決めに戻りました。ブラームスのように複雑ではないのでさっさと終わるだろうと思っていたのですが、意外と時間がかかりました。実際のテンポがまだ確定してないので、長いスラーをどのくらい分割するか悩みましたが、ヴィオラ奏者が所属オーケストラのスコットランドの練習で、指揮者に「メンデルスゾーンはお金持ちであまりけちけちした音楽は似合わない」と言われたとのことで、弓もあまりけちけち使わずに、どんどん返す方針で弓順を決めていきました。

1楽章の弓決めが終わると12時半を回ってたのですが、4人とも午後も特に他の予定がないとのこと。近くのファミレスにお昼を食べに行き、午後も弓決めの続きをやることにしました。

2・3楽章はそれほど時間を取られずに終わりました。

次回は4楽章の弓決めからです。

2010年6月12日土曜日

モーツァルトのフルート四重奏曲第1番 第1回練習

フルート四重奏曲の大田区アマチュア音楽フェスティバル出演決定後の最初の練習でした。

出演の応募の締め切りは4月30日でした。応募に録音が必要だったので、録音まで選曲も含めて4回集まりました。
  1. 3月22日:選曲
  2. 4月10日:4人で練習
  3. 4月17日:弦だけで練習
  4. 4月24日:4人で練習&録音
これまで、演奏会や練習を録音したことはありますが、録音を目的として演奏したことはなく、初めての経験でした。

演奏会は一発勝負なので、準備を念入りに行い、気合を入れて本番に臨みます。しかし録音だと、失敗しても取り直せばいいと潜在的に思っているようで、演奏会のように集中しての演奏にはなりませんでした。うまくいかないので何度か録り直したのですが、回数を重ねると疲れてしまい、余計に集中できなくなってしまいました。

そんな状態での録音だったので、これで落ちてしまったらとても心残りだったのですが、なんとか審査に通ったようで、良かったです。

ちなみにメンバーですが、前回演奏会のモーツァルトの弦楽四重奏のメンバーで応募しようとしていたのですが、ヴィオラ奏者の都合が悪く、普段ヴァイオリンを弾いている私が今回はヴィオラを弾くことにして、フルートを誘ってフルート四重奏で応募することにしました。

あまり練習回数が多くなくても仕上がるという目論見でフルート四重奏にしたのですが、フルート四重奏曲でも特にこの1番はヴィオラが難しく、この難しさは私にとって想定外でした…。

さて、今日の練習ですが、アンサンブルをよくしていこうと、音量のバランス、タイミング、アーティキュレーションやニュアンスといったところを合わせていきました。また、4月の時点ではまだ演奏するだけで精一杯だった部分が多々あったのですが、そういう場所をつぶしていきました。

次回の練習は先生に見ていただくので、とても楽しみです。

ブラームスのクラリネット五重奏曲 第2回練習

今日のクラリネット五重奏曲の練習は、クラリネットを除く、弦4人(ヴァイオリン×2、ヴィオラ、チェロ)で、第1楽章の弓合わせをしました。首都高が3箇所事故渋滞していたようで、ヴィオラ奏者は1時間ほど遅れての到着でした。そのため、最初は3人で弓を決めていき、3分の2程進んだところでヴィオラ奏者が到着し、最初から見直していきました。

ブラームスは、同じような声部がパート間で入り組んでいるため、どのパートとどのパートの弓順を合わせるべきか、また、どこを合わせてどこを諦めるかを判断して弓順を決めていきました。これから練習を進めていくうちに変わっていく部分もあるかと思いますが、まずは今日決めたものをベースとしていきます。何とか1楽章の最後まで行き着きました。

次回もクラリネット抜きでの練習で、弓合わせの続きを行う予定です。

2010年6月5日土曜日

“大田区アマチュア音楽祭2010”への参加が決まりました

Ensemble Arpege は、「大田区アマチュア音楽祭2010 アマチュア演奏家(プレイヤー)の祭典」にフルート四重奏(フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)で参加することになりました。

出演日時:7月18日(日)17時頃
場所:大田区民ホール・アプリコ小ホール
曲目:モーツァルト/フルート四重奏曲第1番ニ長調K.285
   (フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)

「大田区アマチュア音楽祭2010」に関しては、こちらをご参照ください。

「アマチュア演奏家(プレイヤー)の祭典」に関しては、こちらをご参照ください。

2010年6月2日水曜日

第7回演奏会のご案内

第7回演奏会について次のように決まりました。

皆さまのご来場を心よりお待ちしています。

日時:2010年10月23日(土)19:00開演 18:40開場
場所:府中の森芸術劇場 ウィーンホール
曲目:
   モーツァルト/ピアノと管楽器のための五重奏曲 変ホ長調 K.452
    (ピアノ、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルン)
   メンデルスゾーン/弦楽四重奏曲第1番 変ホ長調 作品12
    (ヴァイオリン×2、ヴィオラ、チェロ)
   ブラームス/クラリネット五重奏曲 変ロ短調 作品115
    (クラリネット、ヴァイオリン×2、ヴィオラ、チェロ)
入場料:無料(全席自由/522席)