1楽章は、気になるところを止めながら、練習していきました。第1ヴァイオリンがメロディーを引く裏で、3パートがハーモニーを作り進行していく部分の音程を合わせたり、縦の線がしっくりいっていないところを合わせました。
2楽章は、比較的シンプルなアンサンブルです。
Allegrettoは、8分音符にスタッカートがついていたり、ついていなかったりするので、そこをどう解釈するか相談しました。結論としては、8分音符(スタッカートなし)と16分音符2つが交互に出てくるリズムパターンでは8分は長め(スタッカートではなく)に弾き、それ以外のスタッカートありの8分と同じように弾くことにしました。
piu mossoは、飛ばし弓で軽快に弾きたいところですが、弓を飛ばしやすいテンポだと左手が難しく、左指を落ち着いて回せるテンポだとやや飛ばしづらいテンポとなってしまいます。Allegrettoとの対比も付けたいので、目標テンポを四分音符=110としようということになりました。このテンポは軽快に、発音と歯切れがよく弾くのは相当難しいです。
3楽章は、ゆるやかに第1ヴァイオリンがソリスティックにメロディーを奏でます。
内声はメロディーとの関係やテンポ感をつかむのがなかなか難しいです。しかし、練習を通じて、だいぶ把握できてきたように思います。
時間切れで4楽章には進めませんでした。次回は4楽章を中心に練習する予定です。