前々からメールで相談していましたが、一度集まって合わせてみることにしました。
1曲は弦と管が入る曲をやりたい、と考えていました。管のメンバーに問い合わせてみると、期間とスケジュールからみて、クラリネットのメンバーだけが参加できそうだったので、まずは弦4人(ヴァイオリン×2、ヴィオラ、チェロ)とクラリネットで検討しました。
クラリネット+弦楽四重奏の構成だと、クラリネット五重奏曲。過去に、モーツァルト、ブラームスと演奏会で取り上げてきたため、ウェーバーが候補に上がっていました。ただ、前の2曲と比べても、クラリネットが格段に難しいようです。
合わせてみると、ブラームスと比較すると、格段に弦楽器は曲の構成がわかりやすい。弦楽器は問題ないだろうということになりました。あとはクラリネットの決断次第です。
ヴィオラ奏者がモーツァルトの経験が1楽章しかなかったので、4楽章だけ試しに合わせてみました。ヴィオラのソロに気が引けたのか、「ウェーバーがいい!!」とのことでした。弦の他の三人も、モーツァルトの経験があるので、やはりウェーバーを押しました。
最後にはクラリネット奏者も決断し、ウェーバーのクラリネット五重奏曲に決定しました。
次に、弦楽四重奏曲の曲選びをしました。
事前に候補で挙がっていたのは、
- モーツァルト/第15番ニ短調 K.421(417b)
- 第16番変ホ長調 K.428
- ハイドン/第77番「皇帝」
- ラヴェル/弦楽四重奏曲ヘ長調
まずはモーツァルトの15番を全楽章通しました。短調の暗めの曲です。暗めのモーツァルトは「クラモツ」、明るいモーツァルトは「アカモツ」と言うそうです。本当??? なかなかかっこいい曲です。
モーツァルトの16番も全楽章通してみました。確かに15番より明るい曲でした。
ハイドンの77番皇帝も全楽章通してみました。とてもかっこいい曲です。
最後にラヴェルです。この曲は準備期間からみて無理そうですが、提案者がどうしてもというので少しだけ合わせてみました。時間もあまりなかったので、通らなくなると次の楽章に進むという感じで合わせていきました。なかなか難曲ですが、提案者は「意外と大丈夫」と言っていました。
4曲合わせてみた結果、ハイドンの77番皇帝に決まりました。
管中心の編成のものは、メールでリムスキー=コルサコフのピアノと管楽器のための五重奏曲と決まっていたので、これで第8回演奏会の曲目は、次のように決まりました。
- F.J.ハイドン/弦楽四重奏曲第77番ハ長調「皇帝」作品76-3 Hob.III-77
- N.リムスキー=コルサコフ/ピアノと管楽器のための五重奏曲 変ロ長調
- C.M.ウェーバー/クラリネット五重奏曲 変ロ長調 作品34
0 件のコメント:
コメントを投稿