本日は、Obの先生のレッスンの予定だったが、先生の体調が優れず、おいでいただけなくなってしまいやむなく中止、通常の練習に切り替えた。とはいえ、前回Pfの先生練習後、一度もあわせていなかったため、格好の復習時間となった。ウォーミングアップの音階練習の後、まず、本番進行どおりの通し練習を実施した。前回の成果か、何とか通ったが、通し練習をしながら、各メンバー気になる場所にチェックを入れていったため、その後の練習は、そのパーツのブラッシュアップの時間となった。3、2、1楽章と戻していったが、細かいところを見出すと限が無いくらい気になってくる。主に、管の和声の乱れ、管とピアノの同機、奏法(アーティキュレーションなど)の統一などをじっくり行なった。いつもより長い練習時間だったが、最後の通しが出来ないぐらいまで、細かいところのおさらいに費やした。来週は、早いものでウィーンホールでのホール練習。
Fg K.N.
ここでは、Ensemble Arpege(アンサンブル・アルページュ)の演奏会の紹介、練習や運営の様子などを記載していきます。演奏会以外でもお客さまと交流できることを願っています。
2010年9月26日日曜日
2010年9月11日土曜日
メンデルスゾーン 弦楽四重奏曲第1番の練習@中目黒
今日は練習開始が9:30といつもよりゆとりがあるのに、何と、第2ヴァイオリンは信じがたい忘れ物(さぁ、なんでしょう???答えは最後)をしたために、20分も遅刻してしまいました。
(皆さん、ごめんなさい!)
第2ヴァイオリンが到着すると、3人で練習できるところということで、2楽章のpiu mossoのヴィオラとチェロが速いパッセージを弾く部分をとりだして練習しているところでした。
「さて、どこを練習しようか?」という話になりましたが、次回は10月3日と演奏会に差し迫った日程なので、今日は細かく練習するチャンスだととらえることにしました。
そこで、引き続き2楽章のpiu mossoを引き続き細かく練習していきました。
まずは、ヴァイオリンが2本そろったので、同じくpiu mossoのヴァイオリン2本の速いパッセージに取り組みました。
これまでずっと半飛ばしで弾いてきたのですが、どうも発音がもさもさします。
また、今のテンポだと飛ばすにはやや遅く右手のコントロールが難しく、しかし、これ以上速いと左指が回らないという状況です。
そこで、思い切って、弓は置いたままで(飛ばし弓にはせず)、短く弾いてみました。
すると、この方が発音がクリアになって、また、テンポアップも可能で、これまでよりよりpiu mossoらしくなりました!
もともと、この部分の目標テンポは四分音符=110としていましたが、この奏法に変えたところ、四分音符=126まで上げることができました。
次に、piu mossoの速いパッセージが終わった後、再現部に戻るまでのつなぎの部分を重点的に確認しました。
この間には、転調する箇所(85小節目)があるのですが、そこに向かう数小節はヴィオラ・チェロとヴァイオリン2本で掛け合いになりますが、どうもかみ合いません。
低音2本によると、ヴァイオリンの食いつきが遅くなっているとのこと。
そこで、メトロノームと合わせてみると、確かに遅れているようです。
ただ、そのテンポで弾き続けていくとどうしても違和感が出てきてしまいます(転調する箇所に向けて若干テンポを緩めたくなる)。
そのため、ひとしきりメトロノームに合わせて弾いてインテンポの感覚を養い、その後で自然な感覚で弾いてみたところ、タテもそろい、うまくまとまりました。
ひととおり2楽章を練習した後、この楽章を通して録音しました。
少し時間があまったので、3楽章を練習しました。
冒頭のフレーズを第1ヴァイオリン抜きで確認しました。
ここは、第1ヴァイオリンがメロディーラインを奏で、残り3本がハーモニーを作ります。
下3本はメロディーラインに合わせ、cresc.やdim.が細かくついているのですが、そのテンションが下のパートの方が上のパートより低いようでした。
それをあわせると、だいぶよくなりました。
やっぱり、こういうダイナミクスの変化は低弦がやや引っ張るぐらいの方が全体としてまとまるようです。
今日は2楽章と3楽章のごく一部だけしかできませんでしたが、それぞれの内容が非常に濃く、実になったと感じました。
しばらく練習がありませんが、ねかした効果が出ることを祈っています♪
(答え:楽器・・・(- -;))
(皆さん、ごめんなさい!)
第2ヴァイオリンが到着すると、3人で練習できるところということで、2楽章のpiu mossoのヴィオラとチェロが速いパッセージを弾く部分をとりだして練習しているところでした。
「さて、どこを練習しようか?」という話になりましたが、次回は10月3日と演奏会に差し迫った日程なので、今日は細かく練習するチャンスだととらえることにしました。
そこで、引き続き2楽章のpiu mossoを引き続き細かく練習していきました。
まずは、ヴァイオリンが2本そろったので、同じくpiu mossoのヴァイオリン2本の速いパッセージに取り組みました。
これまでずっと半飛ばしで弾いてきたのですが、どうも発音がもさもさします。
また、今のテンポだと飛ばすにはやや遅く右手のコントロールが難しく、しかし、これ以上速いと左指が回らないという状況です。
そこで、思い切って、弓は置いたままで(飛ばし弓にはせず)、短く弾いてみました。
すると、この方が発音がクリアになって、また、テンポアップも可能で、これまでよりよりpiu mossoらしくなりました!
もともと、この部分の目標テンポは四分音符=110としていましたが、この奏法に変えたところ、四分音符=126まで上げることができました。
次に、piu mossoの速いパッセージが終わった後、再現部に戻るまでのつなぎの部分を重点的に確認しました。
この間には、転調する箇所(85小節目)があるのですが、そこに向かう数小節はヴィオラ・チェロとヴァイオリン2本で掛け合いになりますが、どうもかみ合いません。
低音2本によると、ヴァイオリンの食いつきが遅くなっているとのこと。
そこで、メトロノームと合わせてみると、確かに遅れているようです。
ただ、そのテンポで弾き続けていくとどうしても違和感が出てきてしまいます(転調する箇所に向けて若干テンポを緩めたくなる)。
そのため、ひとしきりメトロノームに合わせて弾いてインテンポの感覚を養い、その後で自然な感覚で弾いてみたところ、タテもそろい、うまくまとまりました。
ひととおり2楽章を練習した後、この楽章を通して録音しました。
少し時間があまったので、3楽章を練習しました。
冒頭のフレーズを第1ヴァイオリン抜きで確認しました。
ここは、第1ヴァイオリンがメロディーラインを奏で、残り3本がハーモニーを作ります。
下3本はメロディーラインに合わせ、cresc.やdim.が細かくついているのですが、そのテンションが下のパートの方が上のパートより低いようでした。
それをあわせると、だいぶよくなりました。
やっぱり、こういうダイナミクスの変化は低弦がやや引っ張るぐらいの方が全体としてまとまるようです。
今日は2楽章と3楽章のごく一部だけしかできませんでしたが、それぞれの内容が非常に濃く、実になったと感じました。
しばらく練習がありませんが、ねかした効果が出ることを祈っています♪
(答え:楽器・・・(- -;))
2010年9月5日日曜日
メンデルスゾーン/弦楽四重奏曲第1番 丹羽先生練習@アカデミー音羽(護国寺)
朝から、ヴァイオリン奏者の丹羽道子先生に練習をみていただきました。
3時間で全楽章みていただきました。音楽をどう合わせていくかをポイントにみていただきました。
とてもたくさんのことを教えていただきました。その中で、書きやすいものをピックアップして挙げると、このような感じになります。
第1楽章:
次回練習では、指摘された部分を自分たちで消化し、自分たちの表現に結び付けて行きたいと思います。
3時間で全楽章みていただきました。音楽をどう合わせていくかをポイントにみていただきました。
とてもたくさんのことを教えていただきました。その中で、書きやすいものをピックアップして挙げると、このような感じになります。
第1楽章:
- 冒頭、歌いすぎない。4小節目からの盛り上がりを考慮する。
- フレーズがおさまるときに遅くなってもよいが、その次からはすぐにテンポを戻す。
- 誰かが八分音符で動いていることが多いので、長い音は八分音符に合わせる。ときどき八分音符がないところがあるが、遅くなりがちなので気をつける。
- crese. は、途中でスラーや音が切れていても、音は抜けないようにして、盛り上がる。
- フーガのようにメロディが交互に出てくる部分は、メロディの最初(アウフタクト)からはっきり弾き始める。
- 盛り上がった後、第1バイオリンがG(ソ)のロングトーンを一人で始めるところ(163小節目)は、直前の盛り上がりをしっかり盛り上げて、テンポよりも遅れてGを弾き始められるようにする。盛り上がりが足りないと、インテンポで入らざるを得なくなってしまう。
- ritard. から poco a poco a tempo でテーマに戻る部分は、柔らかい音色を意識。
- fの後の subit p(第1バイオリンは p ではなく dolce だが、p にすることにした)の部分(194小節目)のタイミングを揃える。
- 小節を超えるタイの次の音の入りが遅れてどんどん遅くなっていくので、タイの切りと次の音をもっとつなげて、前に行く(133小節目から)。
- 頭抜きの八分音符が続くところ(260小節目から)は、休符をほとんど感じずに弾かないと遅れる。
- 冒頭は、ビオラの pizz. に集まる。
- piu mosso は、飛ばすと遅くなったり音が出なかったりするので、飛ばさずに、弓を細かく動かす。音の始まりは、弓を置いて始めないと遅れる。
- 冒頭、伴奏(第2バイオリン以下)は、音の変わり目で隙間をあけないでつなげていく。弓のスピードもそろえる。弓の折り返しも同じ速さで弓を動かす。
- con fuoco のところの伴奏(第2バイオリン以下)の八分音符の合いの手は、上向きの音がいいので、全部アップボウにしてみては(最後のfはダウン)。
- メロディのシンコペーションは音を抜かない。
- 冒頭の八分音を3人で符揃える。fの八分音符6つと四分音符のかたまりは、細かい拍でとらないで一まとまりで感じる。
- con fuoco の付点二分音符は抜けないようにする。
- semple p の途中で盛り上がらないように気をつける。
- agitato で sf がついている部分は、sf で agitato さを出すとよい。
- 三連符が続いた後に十六分音符になるところは、十六分音符で慌てない。意外とゆっくりで大丈夫。
- メロディの第1バイオリンが ad lib の後の a tempo の入りは、a tempo からメロディが始まる第2バイオリンの自分のタイミングで入ればよい。
次回練習では、指摘された部分を自分たちで消化し、自分たちの表現に結び付けて行きたいと思います。
ラベル:
メンデルスゾーン/弦楽四重奏1番
2010年9月4日土曜日
「Pf先生練習」@アルページュ音楽院
今回の練習での、初めてのトレーナーの先生練習。今回はPf(Hpのソリストでもあります)のY先生。同団体のメンバーがお世話になっている先生で、今回お願いした。最初の通しで、まず「この曲ベートヴェンではなくモーツァルトだから、モーツァルトらしく演奏しましょう」という一言で、目がさめた。そこまでの余裕が無かったのが本音だが、音を出すことに汲々としているところ見透かされてしまった。Pf の先生なので、必然Pf へのレッスン時間が多くなったが、管との連動や和声についても指導いただき、曲のオーバーホール受けた感覚だった。気持ち的には、もう一回レッスン受けたい気がするが練習スケジュール的には難しい。今回指摘された内容を咀嚼し自分のものとした上で次回の管先生練習(Ob)に望みたい。
Fg K.N.
Fg K.N.
メンデルスゾーン 弦楽四重奏曲第1番@アカデミー湯島
1→4→3→2楽章の順に練習しました。
1楽章:
ひととおり合わせて音程など気になるところをピックアップしました。
チェロが入るとリズムが崩れてしまう場所があったのですが、第2ヴァイオリンを聴いて走らないように心がける必要があるようです。
また、チェロは音が跳躍するときにスラーが切れてしまうので、それは今後の宿題ということになりました。
4楽章:
冒頭、第2ヴァイオリン→ヴィオラ→チェロの順で出てくるのですが、それぞれが入ってくるとテンポが安定せず、全員が集合した4小節目くらいから安定してくる感じだったので、何回か繰り返し合わせました。
また、これまでの練習よりテンポを早くしたら、生き生きした雰囲気になりました。
ここで休憩。
3楽章:
これまでに練習していたテンポでは、第2ヴァイオリン以下が前に行きがちだったのですが、第1ヴァイオリンが「もう少し早めにしてもいいかも」ということで、試してみました。今日の練習テンポだと、メロディーと伴奏がかみ合っていてよさそうです。
2楽章は、さっと通しました。
明日は、朝から先生練です。
1楽章:
ひととおり合わせて音程など気になるところをピックアップしました。
チェロが入るとリズムが崩れてしまう場所があったのですが、第2ヴァイオリンを聴いて走らないように心がける必要があるようです。
また、チェロは音が跳躍するときにスラーが切れてしまうので、それは今後の宿題ということになりました。
4楽章:
冒頭、第2ヴァイオリン→ヴィオラ→チェロの順で出てくるのですが、それぞれが入ってくるとテンポが安定せず、全員が集合した4小節目くらいから安定してくる感じだったので、何回か繰り返し合わせました。
また、これまでの練習よりテンポを早くしたら、生き生きした雰囲気になりました。
ここで休憩。
3楽章:
これまでに練習していたテンポでは、第2ヴァイオリン以下が前に行きがちだったのですが、第1ヴァイオリンが「もう少し早めにしてもいいかも」ということで、試してみました。今日の練習テンポだと、メロディーと伴奏がかみ合っていてよさそうです。
2楽章は、さっと通しました。
明日は、朝から先生練です。
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