2011年4月24日日曜日

2011/4/24 リムスキー管楽五重奏@四谷ひろば

今日はリムスキーの2回目の先生練で、管楽器の先生(H.K.先生)に見て頂きました。
9時半頃からスタートして、第1楽章は、かなりの時間(1時間半+α)を使って丁寧にご指導いただきました。
残りの時間は、第2楽章、3楽章を通して、コメント、改善点などのご指導をいただきました。

今回の先生練で私たちが目覚めたのは、リムスキー・コルサコフの曲が何回も同じ旋律が出てくるので、メリハリ、強弱、各楽器のキャラクター、テンポの作り方(時間の操り方)をうまくやらないと、つまらない演奏になってしまいます。これは第1楽章~3楽章まで共通点です。

まず、1楽章を先生に聴かせたところ、先生のコメントは、「うぅぅぅん、何か長く感じるね!それぞれの楽器のキャラクターの表現が足りないねぇ!」でした。
もう一度、第1楽章の冒頭から20小節目ぐらいまでやったら、ストップされて、「これでもドラマが足りないね!」と言われてしまいました。
確かにワクワク感がありませんでした。
先生的には、第1主題はワクワク感、第2主題は「大人の温泉」のようなゆったりした感じがほしいそうです。
また、第1主題の中で、管楽器の大騒ぎが終わったあとのピアノのソロは、まるで「オヤジギャグ」が終わった後に白けた空気(サムッ!)のような!  なるほど!!!!!分かりやすい!!

途中に出てくるpを意識して音量を落としたり、旋律のパーツ(動機=モチーフ)をお笑い芸人の「ボケ・ツッコミ」のようにやってみると、短い時間の中で曲がそれなりに面白く聴こえます。

一番印象に残った先生のご指導は、フレーズ間の時間の操り方です。
特に第1主題から第2主題に移るときの拍子のとり方。4/4の4つカウント→2カウント。
第1主題の終わり当たりに、テンポを前向きに巻いて最後当たりに戻すと(いわゆる通常のRubatoのやり方)、自然に第2主題に入ることができました。in-tempoで淡々とやるより面白くて、本当にアンサンブルをやっている感じです。

また、同じモチーフが何回も繰り返されているとき(特に四分音符が続いているとき)は、「テンポが落ちないように」とも言われました。これは、かなり前向きにやらないとどうも遅くなるに聴こえるので、演奏メンバーとテンポ共有して本番まで改善していきたいと思います。

第2楽章は、テンポの共有が課題でした。これは再検討する必要があります。
第3楽章は、メロディの反復が多いので、強弱も正確に守らないと、つまらなくなってしまうので、次回以降はpに落とす練習をしていきたいと思います。

まだまだ、他の楽章に比べて第3楽章の完成度が低いので、残りの練習は第3楽章に集中してやっていきたいと思います。

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