セコバイが遅れてくるとのことで、残り3名でとりあえず4楽章から合わせました。
速い3連符の連続など難しいところが多いので、かなりゆっくりのテンポで何度か練習しました。
4楽章のモチーフである「タ、ターラ」の形に関して、アウフタクトをどのような長さで弾けば良いかを話し合いました。
基本的にはあまり長くない方がよく、特にこのモチーフが連続した掛け合い部分は歯切れよく弾くことにしました。ただし、ゆったりとしたpのフレーズなどに関しては多少たっぷり弾いた方がよさそうです。
3連符の連続をやってる人と、単純な動きの人がお互いを気にしつつ、合わせるところはしっかり合わせることが課題でしょうか。
1番最後のみ、3連符ではなく付点4分+8分なので、ここははっきりリズムの違いを出せるといいですね。
4楽章104小節目からのviolaパートは、スコアは単純ですが、パート譜は装飾音符がたくさんついていることがわかりました。
頑張って練習して、オシャレにかっこよく、でもさりげなく弾きたいです。
続いて、前回私以外のみなさんは弓合わせを終えているという2楽章を練習しました。
Var.IIIの弓順を何度か合わせ、弓順をそろえました。
続いて2楽章の頭に戻り、fzの音に入る前のフレーズの終わりを、クレシェンドすることを決めました。
Var.IIをさらりと練習し、Var.IVの弓合わせを行いました。
2楽章の最後のrit.具合はヴィオラが支配してるんですね。。。萌え、じゃなかった、燃えます。
2楽章最後の弓順は、現在アップボウで終わっていますが、これはダウンボウのほうがいいという意見が多いです。セコバイが来たら相談しようとか言ってたのですが、すっかり忘れてました。
次回決めましょう。
セコバイ到着後は、4楽章の弓合わせを行いました。
C-mollからC-durに移調する際、ついつい♭をつけてしまう事故が多発していたので気を付けましょう。
さて、皇帝に関しては私のviolaの師匠からいくつかアドヴァイスをいただいたので、ここに掲載させていただきます。
【1mov.】
- ハイドンの時代のトリルは上からかける。上の音とぶつけることによる一種のアクセントであるため、始めの上の音は少し強め、長めに。
- トリルは無理にたくさん入れようとすると均一でかっこ悪くなってしまうので、「ターラリラリラ」くらいのイメージで。
- violaとchelloの長く続く5度の掛け合いは、鐘の音のイメージなので音の頭を少しビブラートで響かせ、音の終わりは少し短めに抜く。
- 基本的なテンポが遅すぎると色々苦しいので、オリンピックで国歌を歌うくらいのテンポが理想。(⇒確認したところ、ちょっと速すぎるかなぁ、という印象)。メロディーを弾くパートの人は、これが歌であることを考えて、息継ぎポイントを無視しないこと。
- メロディーのボウイングは、書いてあるままだと少しつらいので、切ってよい。ただ、本番は緊張するはずなので、臨機応変に弓を返せるように、長いボウイングで練習しておくといいかも。最高音はダウンにすること。上昇音階は他のパートが待ってくれるので、始めは少しためて、後半駆け上がるとかっこいい。
- メロディーに書いてある前打音は、音価通りの記譜よりもその音に重さを置くイメージ。
以上です。頑張って練習してきまーす。
0 件のコメント:
コメントを投稿