2012年2月5日日曜日

3回シューベルト「ます」練習@中央町社会教育会館

お久しぶりのBlog執筆、就活ファイターtama(viola)です!

今日は初回練習以来のピアノ合わせでした。
ピアノの調律が若干アレだったので(笑)、普段より若干低いチューニングに一同あたふた。

気を取り直して1楽章からスタートです。
1楽章は序奏-A-B-Aの構成からなるソナタ形式のように思えますが、解説によっては序奏が第1主題とされているようです。

弓順を何箇所か訂正しました。
25小節目あたりからのViola,Chelloに見られる「ターラッタッタ」の弓順は、当初すべて弓順でしたが、ppのところなんかは少し弾きにくいということでダウン・アップ・アップに。
スタッカートは全体的に歯切れ良く弾けるよう心がけていきます。
ますが跳ねる様に!

ところどころパート間でかみ合っていない部分は念入りに練習しました。
ピアノって本当に細かい音を弾いているんですね~。尊敬しちゃいます。

50小節目あたりからは、ダイナミクスの変化が激しいですね。
低弦やピアノがすぐに p になり、高弦だけがシンコペのリズムを f で残すおもしろさ、発見♪
また弦楽器は、subit f や subit p のような部分は、その音の準備動作が必要です。60、181小節など。
音楽的におかしくならない程度に、少し待って入るようにピアニストと感じ方を統一しました。

さて、順調に進んでいったと思いきや、147小節目で突如演奏がStop。
譜めくり、という大問題が我等の前に立ちふさがりました。
特にViolaとChelloは、休符が2拍しかないので絶対不可能。
かといって他にめくれる場所もなく。。。
チェリストは早くもお手上げ。
私は「めくってあげようか?」というストバイの甘い誘いに全てをゆだねることにしました。
本番で忘れられたら・・・泣くしかありません。

さて、展開部ですが、ViolaとChelloからはじまるゆったりしたリズムが間延びしないよう気をつけましょう。
前に!前に!

再現部はさらっと流しましたが、ストバイいわく
「再現部が下手なのは世界共通の法則」
らしいので、しっかり練習しようと心に決めました。
調も変わるし、「同じだから」と練習サボりがちですものね。この曲に限らず気をつけましょう。

2楽章は、私、Violaがザッツ(合図)を出すのですが。。。なんて難しいの!!
ストバイに後々でてくるフレーズをイメージすればテンポの感覚がつかめそうです。
そして歌いこみしすぎないように気をつけます。

2楽章の肝は、24小節目からのChelloとViolaの旋律の部分だとか。本当?
サラバンド風の、異国情緒漂う切ないメロディー。。。
伴奏の和音の方も、何かしら私たちのフレーズを意識して工夫していただけるとありがたいです。

3楽章は時間の都合でさらりと。
今日は少しゆったりとしたテンポでやりましたが、速さによって弓の都合がこんなにも違うんだと驚きました。
ピアノは譜めくりが大変そうです。
スコア譜しか存在しないって本当ですか?ピアノパート譜があればいいのに。

そんな感じで練習終了です。

ピアニスト以外は午後も練習なので、練習会場となるストバイのマイホームへ車で移動しました。
今年は車の使用率が高いので、フットワークが軽いですね。
載せていただいてありがたい限りです。
ちなみに私は4年間ペーパードライバーです。アクセルとブレーキどっちかわかりません。

最後に、私が研究室の同期に教えてもらった「ます」の歌詞を載せておきまーす。

1:明るい小川を矢よりも速く
一匹のますが泳いでいる
楽しく泳ぐその姿に
私の心も楽しくなる

2:そこへ一人の釣り師が来て
おそろしい目でますを狙う
大丈夫水さえ澄んでいれば
針には決してかかりはしない

3:そこで釣り人は卑怯にも
流れを掻き立てて水を濁し
竿を操りますを捕まえた
さわぐ心で私は見た
針にかかったその姿を



・・・・・すさまじいバッド・エンドですね。
私たちのますは演奏中に死んでしまわないことを祈ります。

長文失礼。

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