コントラバスはお休みで、弦楽四重奏(ヴァイオリン×2、ヴィオラ、チェロ)のメンバーでの練習でした。
第2ヴァイオリン以外は午前中、鱒の練習だったので、3人で車で移動。途中、ヴィオラの就活の一環で、エントリーシートを速達で出すべく(明日〆切とのこと!)、蒲田郵便局によってから、コンビニで昼食を買って、糀谷文化センターへ。第2ヴァイオリンよりも先についた模様。食事していると第2ヴァイオリンが到着しました。
今日は音程重視の練習をしました。テンポをすごくゆっくりにして、1音1音響きを確認していきました。
まずはチューニング。以前、チェロの松本先生から、五度を純正率(3:4)でチューニングしてしまうと、平均律と比較してピッチが広いので、遠い弦に行くにしたがって、ピッチがずれていってしまうので、若干狭いピッチで(低い弦をチューニングするときはちょっとだけ高めに、高い弦をチューニングをするときはちょっとだけ低めに)チューニングする。そのとき、(純正率ほどではないが)ここという響きの部分がある、と言われてました。でも、どの響きがそうなのかは、よくわかりません。
どの楽器も、最初は、A(ラ)を 442Hz で合わせます。ヴァイオリンはそれを基準に、E(ミ)←A(ラ)→D(レ)→G(ソ)、ヴィオラやチェロは、A(ラ)→D(レ)→G(ソ)→C(ド)と開放弦を合わせていきます。これを重ねると、E-A-D-G-Cとなり、それぞれを純正率(3:4)で合わせるとどんどん開いてしまうので、ヴァイオリンのE(ミ)とヴィオラやチェロのC(ド)は、ものすごい不協和音になってしまいます。
そんな中、ヴィオラから、彼女の師匠、諸岡先生からヤングIIがお勧め、との情報が。オーケストラムジマで採用しているとのことです。ヤングIIは、確か、E-A-D-G-C辺りを狭くチューニングする方法だったような。持っていたチューナー(Korg の OT-12)にヤングが付いていたので、それをガイドに1弦ずつ合わせてみました。
オーケストラムジマに潜入捜査(嘘)したヴィオリストによると、A、D、G、はコンマスから音をそれぞれもらって合わせ、ヴァイオリンはEもコンマスに合わせ、ヴィオラとチェロは、コンマスのEに合わせてCを取っていたとのこと。チューナーを睨みながら第1ヴァイオリンが4本合わせてみて、一応、開放弦の重音もあまり変じゃないか確認して、ムジマの手順でチューニングしてみました。
まずは、ディベルティメント3番の3楽章から。ゆっくり響きを確認しながら進めていきました。2楽章、1楽章と順番に進めていきます。
第1回演奏会でモーツァルトの弦楽四重奏曲「不協和音」を練習したのを思い出します(私は参加しなかったのですが、練習は見学しました)。七澤先生のレッスンで、冒頭から協和音を作っていく作業をしたのですが、その後、先生抜きで自分たちでその作業をすると、どういうポイントで合わせていくかがわからず、とても時間がかかる作業でした。
今回は、そのときと比較すれば、とても効率よく進んだと思います。経験を積んだというのもそうですが、このチューニング方法が良かった気がします。3度の調整をそれほどしなくてもいい感じがしました。
アイネ・クライネ・ナハト・ムジークは、まずは2楽章を練習しました。前々回くらいの練習で問題になった、冒頭のCとEですが、とても綺麗に響きます! まぁ、EとCが合うようにチューニングしているので、当たり前といえば当たり前ですが。今まで、Cの音程を取るのに非常に苦労していたので、すごく感動しました。
最後に、次回松本先生練なので、最初に見てもらうであろう、1楽章を合わせて終わりました。
今回は、とても進歩があった練習になった気がします。これからがとても楽しみになってきました。
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