2010年10月23日土曜日

ご来場ありがとうございました

第7回演奏会にご来場いただいた皆さま、誠にありがとうございました。

また、多くの方にアンケートをご記載いただきありがとうございました。

これからも、いい演奏を目指して、頑張りたいと思います。

次回演奏会は、2011年5月21日(土) 19時開演の予定です。
(やはり、抽選で昼間の枠は取れませんでした・・・)

今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

入場無料

本日の演奏会は、「入場無料」となっております。

チラシ、招待状共に、「入場無料/全席自由」と記載するはずが、抜け落ちてしまっていました。

最近、電話での入場料のお問い合わせが多くかったため、チラシを見直してみて初めて気付きました。

お問い合わせいただいた皆さま、どうもありがとうございました。

ぜひ、お誘い合わせの上、お気軽にお越しください。

2010年10月18日月曜日

モーツァルト/ピアノと管楽器のための五重奏 @下北沢

いよいよ本番まで一週間を切り、今日が最後の練習です。最後ということで、グランドピアノのある下北沢のスタジオを借りて練習をしました。
今日の練習はClのDくんが海外出張のため、FgのNさんの学生時代の先輩のOさんが代奏に来てくださいました。今回のクールはDくんが多忙で、なかなか練習予定が合わなかったので、Oさんが3回(!!)も代奏して下さいました。お忙しい中、ありがとうございました!!
さて、最初に管楽器4人でEs-durの音階をやって音程を確認したあとに、前回の先生練の復習からスタート。1楽章冒頭と3楽章の最後から始めました。先週、先生に言われた曲の冒頭と最後を決めれば何とかなる(笑)という教えを忠実にまもり、細かい形を仕上げていきます。
始めてすぐに感じたのは、やっぱりグランドピアノは違う!!ということです。響きが豊かて音の粒もはっきり聞こえます。本番はスタインウェイを使うので、さらに楽しみです。
管楽器のfとpのダイナミクスをより強調して(特にpを小さく)バランスを確認していきました。
ピアノと管楽器のバランスも色々細かい約束事を決めましたが、これは当日ホールで確認が必要です。
その後に、1→2→3楽章の他の部分の練習をして、一通り形ができてきたところで、休憩をはさんで全曲を通しました。
やはり通し練習は貴重な機会で、ボクも当日までのチェックポイントをいくつかピックアップできましたし、それぞれメンバーも確認できたと思います。
本番まであと6日。これからの時間を有意義に使って、いい演奏にしようと思います。
練習後は、庄屋で「本番頑張るぞ飲み会!」を終電までやって、大いに盛り上がりました。今朝少ししんど…。
皆さん、ぜひ聴きに来てくださいね。
(Hr:TM)

2010年10月16日土曜日

メンデルスゾーン 弦楽四重奏曲の先生練習@アカデミー湯島

チェロの松本ゆり子先生にみていただきました。

1楽章は、冒頭を丁寧に作っていきました。
第1ヴァイオリンのフレーズの作り方(感じ方)、ハーモニーを作る残り3本のボーイングを変えてみると、とてもよく、これまでいまいちしっくりいかなかった部分がとても納得いくようになりました!
1楽章のAllegro non tardanteからは、フレーズが切れて、1小節ごとに聴こえると指摘されました。
また、ソリスティックな第1ヴァイオリンとハーモニーを作る残りの3本に分かれる部分では、3本が第1ヴァイオリンを邪魔しないように、だけどテンション高く盛り上がっていく工夫を教えていただきました。

2楽章は、中間部(piu mosso)の速いパッセージの弾き方、練習の仕方を教えていただきました。
特に練習方法は目からうろこで、左指をつけずに、つまり、開放弦で、だけど本当に弾く時のとおり弓を移弦するというものです。やってみるととっても難しい!!弓(右手)が遅れて、左指とかみ合わなくなってしまっているようです。本番まであと一週間ですが、その間に開放弦での練習をなんとか実践したいところです。

3楽章は、独奏的に歌う第1ヴァイオリンに対して3本が合いの手を入れる部分のタイミングを調整したり、伴奏部分で何に向かって弾いたらよいかわからない部分の指標を教えていただきました。

4楽章も、冒頭を丁寧に作りました。冒頭から速いパッセージが始まるのですが、そこをとばし弓にしていましたが、置いて短めに弾く方が、発音がクリアになり、安定感も出るようでした。また、違う動きをする第1ヴァイオリンとの集合部分を気をつけると、だいぶすっきりと、また、一体感のある演奏になってきました。
そのほか、第1ヴァイオリン以外の合いの手でsfのある部分では、sfはもちろんsfとして弾いていたのですが、反動でなのか、その次の音が弱くなりすぎてしまっているとのことでした。このような部分が、第1ヴァイオリンと残り3本のテンションの差が生まれているのかもしれません(10/3のホール練習で、第1ヴァイオリンはテンション高く、残り3本はそれに追いついていないと指摘されました)。

3時間半の練習はあっという間に過ぎました。今日のレッスンで、縦の線や感じ方などがなかなか合わなかった部分がだいぶ解消されたように思いました。

2010年10月10日日曜日

モーツァルト/ピアノと管楽器のための五重奏 先生練:本番前最後の練習

今日はみんな朝から小岩駅で集まって、高橋先生のご自宅でレッスンを受けました。
2時間だけでしたが、私個人的にとても充実した時間でした。
先生はドイツのベルリンやハンブルクなどで活躍されたそうで、ドイツ音楽はとても詳しいお方です。
先生の黒いTシャツに、「極真」と書いてあります。
気になって、インターネットで調べたら、これはどうやら空手系だそうです。
http://www.kyokushinkaikan.org/ja/index.html

また、プロフィールを見ると、なんと、、、門下生みたいです。。。。
http://home2.netpalace.jp/oboe/profile/profile.cgi

今日の練習は、まず、各楽章を見てもらって、1楽章40分、2楽章25分、3楽章20分(大体)という配分で、
最後に全曲を通すという流れでした。今日の練習で得たものをまとめてみました。

● 【音の止め方】まず、冒頭の四分音符にten.(tenuto)と書いてあるところで、音の止め方について指摘されました。
音が終わった瞬間に、口をマウスピース(リード)からすぐ離さないと注意されました。
これは、音程のためにもなりますし(下がらないように)、響きを上手く作る方法につながる。
なるほど!!やってみたらすごく納得しました。
冒頭のEs-Dur, B-Durの和音の感じはすごく良くなっていて吹いている方もきれいな響きになって気持ち良かったです。

●昔の音楽は、専門家がやるもので、やるべきことは全て書いていないと思って!
モーツァルト(とそれまでの)時代は、cresc.とdim.の指定(<, >のマークのこと)は書かなくても、暗黙の了解で演奏するそうです。
例えばp から次の小節がfになる場合、cresc.してもかまわない。
これは、オペラ(Don Giovanni)を演奏したときを思い出すと、確かに指揮者から同じ指示がありました。

●1楽章の13-14小節目→バロック音楽のように、付点音符の比率は必ず3:1ではありません! 
多少3連分音符に近い形でもOK。
どちらかというと、モーツァルトっぽく、やわらかく演奏することを優先させたほうが良いそうです。


●音程(第1楽章15-17小節目)同じ音符が続けても、高く取る方と低く取る方で吹き分けたほうが良いそうです。
そうすることによって、フレーズの始まりがやわらかく聴こえてきます。



フリーメイソンの音楽(第1楽章の18-21小節目)について
モーツァルトはフリーメイソンのメンバーで、「3」という数字がキーポイントらしいです。
どうも階級と関係があるようです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%82%BD%E3%83%B3

ここで何を言いたいかというと、同じパターンの音楽を3回繰り返すことが良く見られます。
その演奏方法については、(ここでは)まず1回目=小さめ、2回目=さらに大きめ、3回目=少し控えめに、
という方針で行った方が良いそうです。これは最後に来るfを活かせるためです。
我々が考えていた2回目を弱くすることは、どうやら普通じゃないらしいです。。。

ここまでの記録は、まだまだ第1楽章の序奏です。
以上のように、とても細かく指示されました。
それぐらいクラシック音楽の世界の基本中の集大成!まさに生涯の傑作です!

2010年10月9日土曜日

ブラームス クラリネット五重奏の先生練習@アカデミー湯島

今日はヴァイオリンの丹羽道子先生にみていただきました。

先生がいらっしゃいましたが、まだ第2ヴァイオリンとチェロがそろいません。3連休の初日だったためか、予想以上の渋滞に巻き込まれてしまったのでした。
やむを得ず、残り3本で1楽章から演奏スタートです。…が、1ページも弾き終わらないうちに、第2ヴァイオリンとチェロが到着!よかったです。

一週間前のホール練で「ところどころカオス」、「テンポ感がわからなくなる」と言われたことをお伝えした上で、先生にみていただきました。

・フレーズの切り替わりの不自然なところ
・アーティキュレーション
・音量バランス
・歌い方
・カオスな部分の対策

といったところをみていただきました。
おかげさまで、だいぶ曲がすっきりと、わけのわかる形に仕上がってきたように思いました。
(先生、ありがとうございます!)

1楽章は様々な要素が複雑に絡み合うため、一番時間がかかりました(たぶん、1時間以上…)。
2楽章も比較的時間がかかったため、3時間ほどの練習時間では3楽章までしかいけませんでした。
3楽章はささっと一回弾いて、フィードバックのコメントをいただいたという感じです。

そのため、2日後にもともと予定されていた第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンの丹羽先生によるレッスンにヴィオラとチェロも参加し、残った4楽章をみていただくことに急遽決まりました。
クラリネットは海外出張のため、残念ながら不参加です。その代わり、ブラームスの霊を連れてきてもらうことにしました!(笑)

メンデルスゾーン/弦楽四重奏曲第1番 ティアラこうとう

主に4楽章を練習しました。クラリネット五重奏曲のチェリストが練習に来てくれて、聴いてもらいました。

この曲は、第1バイオリンがメロディを弾いて、他の3本で伴奏をやるという形が多いのですが、第1バイオリンが割とテンションが高く、他の3本と開きがあるので、そういうニュアンスの差を修正していきました。

今日は、客観的に聴いてくれる人がいたので、意見をフィードバックしながら練習を進めることができました。

2010年10月3日日曜日

ブラームス/クラリネット五重奏曲 ホールでのリハーサル

演奏会を行う、府中の森芸術劇場ウィーンホールでの練習でした。
まず最初に、配置を決めました。今までは、










という並びで練習していました。理由としては、管楽器のクラリネットは音量が大きいので端でも充分聴こえ、チェロを中央に置いて、低弦がしっかり聴こえるようにしたほうがいいと思ったからです。

しかし、ホールで聴いてもらうと、もっとクラリネットが抜けて聴こえた方がいいと他のメンバーからアドバイスを受けたため、クラリネットが真ん中に来る次のような配置に変更しました。



ちょっと慣れない配置でしたが、これで一通り通して、他のメンバーから次のようなフィードバックをいただきました。

【1楽章】
  • 9からの16分音符のつながりがもっとききたい(弦がハッキリほしい)
  • 34からの3連分音符も同じ
  • 時々カオスになる
  • 48のVcの強拍感が欲しい
  • Gから下3本のハーモニー聞きたい。リズムも
  • 強弱の差など良く出ていました。
  • 弦とCLのピッチ、気になるところ、何点か。
  • Bのところ、1回目危ない!リピート後はOK
  • 入りのClが素敵でした。のびが良い。
  • ところどころ、テンポがわからなくなるところがあります。
  • アウフタクトのところとか。あと、音符の(くさび)だかsfだかのメリハリがもっと出ればと思います。
  • Bのところ、全部がまだ均等に聞こえます。各々の音にもっと差があってもよいのでは?
  • タタッタッタッタ。。。は、16分音符をもっとつめていいのでは?
【2楽章】
  • 3拍子感が時々わからなくなる(A~転調の間)
  • うーん、難解。テンポ感が難しいのかなあ。
  • 弦のトレモロ大きいかも。Clが埋もれる感じ。
  • ゆっくりめでしたか?
  • リズムが停滞。 もう少しだけ前にいっても良いのでは
  • 難しくてよくわからないです。
  • よくわからないけど、何かもっとうまく聴かせることができるはずな気がします。
  • 和音が少しずつ変わっていくのがきれいな曲ですね。
  • Vn前半少し1楽章のキャク?を引きずっているところがありました。
  • もっともどろみの中にいるような音が出ると(CLの様な)更にムーディになる様な気がします。
  • fのところは厳格な音が出ていました。雰囲気良いです。
【3楽章】
  • ちょっとほっとしました。
  • 41とかの符点は少し粘りすぎかも。拍よりはみ出しているように感じる
  • もう少し強弱の差がはっきり出ると良い思う。
  • 低音の響きが心地良かったです。
  • テーマはわりと良いけど、最後の方の盛り上がっているところが難しそうだと思いました。
  • もっとコンパクト、きびきびしていると良いです。
  • I, II, IVがキャク?出ているだけにIIIが中途半端な感じがして、おしいです。
【4楽章】
  • 場面ごとの変化があてとても良い。
  • 全体的に雰囲気もよいです。
  • ブラームスらしさあると思います。

ブラームス / クラリネット五重奏 ホール練前の練習:恐怖のDouble Stopping

今日はホール練前で全体の確認を行うつもりでしたが、結果的には1,2楽章でほとんど時間切れです。
ブラームスの作品の大半は、最初から攻めていくと、曲の前半で時間がきてしまいます。
シンフォニーのオケ練習も同様なことが起きます。 後ろからやっていったほうが時間管理的には良いと実感しました。

1楽章は主に音程等の確認で時間を取りました。地味な練習ですが、ちゃんとやらないと曲の良さが出ないので、ほっとけないところです。特にGのQuasi Sostenuto、2nd Violin, ViolaとVioloncelloを見てください。重音が多い!3人しかいないのに、5音も弾かなきゃいけない。サボっちゃ駄目!!!こういうところって、オケだったら、何とかdivisiで分けてしまおうという考え方がありますが、室内楽になると責任を持って鳴らすしかありません!

2楽章はクラリネットのソロの伴奏の確認やテンポの変化等を確認しました。
3楽章と4楽章は一回だけ通して、時間が来てしまいました。片付けホール練へ。

ホール練で配置を検討した結果、楽器のバランスを考慮して、クラリネットを真ん中に、ビオラを一番端っこに置くことにしました。今日は弦楽器の皆さんがこれまでより大きい音量で弾いています。おそらく弾けるようになってきたでしょう。クラリネットを端っこにおいておくと音量的に負けてしまう!ということで、個人的に、配置を変えた上で、これからもっと音が突き通るマウスピースとリードに変更することにしました。なので、急遽、、、B40 → M15に変更し、リードを4番から3番に!

メンデルスゾーン 弦楽四重奏曲第1番@ウィーンホール

夜間は、ステージ上での練習です。
ステージ上での位置や響きを確認しました。

まず1楽章の出だしを確認した後、3楽章のテンポを確認しました。
その後、全曲を通して他の団体のメンバーに聴いてもらいました。
(たしか、全曲通すのは初めて)

フィードバックを抜粋すると

  • pのときのバランスはイイ感じです。
  • 全体的に場面転換がうまくいってる気がします。
という意見もあったものの、
  • p, ppの音量バランスはよいが、f,ffのとき、下にいくほど弱い。
    むしろ下が大きめに出たほうがよい。
  • 表現を豊かにすればもっと良くなるかもしれません。
などの指摘もあり、とても参考になりました。
ありがとうございました。

2週間後の本番まであともう少し!
追い上げなるか!?

モーツァルト/ピアノと管楽器のための五重奏 ホール練@ウィーンホール

10月3日、この日は本番の府中の森芸術劇場ウィーンホールでホール練をしました。
モーツァルトのメンバーは新たに符めくりをしてくれる人も加わり、フルメンバーで練習に挑みました!
ステージ上での持ち時間は1時間。後半に曲を通しで演奏することにして、前半を使って配置やホールでの響きの確認なんかをしました。
フルコンのSteinwayを使ってのモーツァルトは、今までの練習の苦労が報われた!と思うくらい気持ちが良かったです。ステージで若干緊張しつつも、いつもと違う響きにうっとり。ウィーンホールナイスです!あー楽しかった!
しかし喜んでばかりはいられません。課題はまだたくさんあり…(;_;)ホール練を通して気が付いたのが、強弱がはっきりしていないこと。とくにpは本当に難しいです。通せば長い曲ですし、メリハリを考えていきたいと思いました。次回の練習に向けて新たな課題を各自克服したいところであります。Pf: M.F.

2010年9月26日日曜日

「Ob先生練習急遽通常練習に」@府中 

本日は、Obの先生のレッスンの予定だったが、先生の体調が優れず、おいでいただけなくなってしまいやむなく中止、通常の練習に切り替えた。とはいえ、前回Pfの先生練習後、一度もあわせていなかったため、格好の復習時間となった。ウォーミングアップの音階練習の後、まず、本番進行どおりの通し練習を実施した。前回の成果か、何とか通ったが、通し練習をしながら、各メンバー気になる場所にチェックを入れていったため、その後の練習は、そのパーツのブラッシュアップの時間となった。3、2、1楽章と戻していったが、細かいところを見出すと限が無いくらい気になってくる。主に、管の和声の乱れ、管とピアノの同機、奏法(アーティキュレーションなど)の統一などをじっくり行なった。いつもより長い練習時間だったが、最後の通しが出来ないぐらいまで、細かいところのおさらいに費やした。来週は、早いものでウィーンホールでのホール練習。
Fg K.N.

2010年9月11日土曜日

メンデルスゾーン 弦楽四重奏曲第1番の練習@中目黒

今日は練習開始が9:30といつもよりゆとりがあるのに、何と、第2ヴァイオリンは信じがたい忘れ物(さぁ、なんでしょう???答えは最後)をしたために、20分も遅刻してしまいました。
(皆さん、ごめんなさい!)

第2ヴァイオリンが到着すると、3人で練習できるところということで、2楽章のpiu mossoのヴィオラとチェロが速いパッセージを弾く部分をとりだして練習しているところでした。

「さて、どこを練習しようか?」という話になりましたが、次回は10月3日と演奏会に差し迫った日程なので、今日は細かく練習するチャンスだととらえることにしました。
そこで、引き続き2楽章のpiu mossoを引き続き細かく練習していきました。

まずは、ヴァイオリンが2本そろったので、同じくpiu mossoのヴァイオリン2本の速いパッセージに取り組みました。
これまでずっと半飛ばしで弾いてきたのですが、どうも発音がもさもさします。
また、今のテンポだと飛ばすにはやや遅く右手のコントロールが難しく、しかし、これ以上速いと左指が回らないという状況です。
そこで、思い切って、弓は置いたままで(飛ばし弓にはせず)、短く弾いてみました。
すると、この方が発音がクリアになって、また、テンポアップも可能で、これまでよりよりpiu mossoらしくなりました!
もともと、この部分の目標テンポは四分音符=110としていましたが、この奏法に変えたところ、四分音符=126まで上げることができました。

次に、piu mossoの速いパッセージが終わった後、再現部に戻るまでのつなぎの部分を重点的に確認しました。
この間には、転調する箇所(85小節目)があるのですが、そこに向かう数小節はヴィオラ・チェロとヴァイオリン2本で掛け合いになりますが、どうもかみ合いません。
低音2本によると、ヴァイオリンの食いつきが遅くなっているとのこと。
そこで、メトロノームと合わせてみると、確かに遅れているようです。
ただ、そのテンポで弾き続けていくとどうしても違和感が出てきてしまいます(転調する箇所に向けて若干テンポを緩めたくなる)。
そのため、ひとしきりメトロノームに合わせて弾いてインテンポの感覚を養い、その後で自然な感覚で弾いてみたところ、タテもそろい、うまくまとまりました。

ひととおり2楽章を練習した後、この楽章を通して録音しました。

少し時間があまったので、3楽章を練習しました。

冒頭のフレーズを第1ヴァイオリン抜きで確認しました。
ここは、第1ヴァイオリンがメロディーラインを奏で、残り3本がハーモニーを作ります。
下3本はメロディーラインに合わせ、cresc.やdim.が細かくついているのですが、そのテンションが下のパートの方が上のパートより低いようでした。
それをあわせると、だいぶよくなりました。
やっぱり、こういうダイナミクスの変化は低弦がやや引っ張るぐらいの方が全体としてまとまるようです。

今日は2楽章と3楽章のごく一部だけしかできませんでしたが、それぞれの内容が非常に濃く、実になったと感じました。
しばらく練習がありませんが、ねかした効果が出ることを祈っています♪

(答え:楽器・・・(- -;))

2010年9月5日日曜日

メンデルスゾーン/弦楽四重奏曲第1番 丹羽先生練習@アカデミー音羽(護国寺)

朝から、ヴァイオリン奏者の丹羽道子先生に練習をみていただきました。

3時間で全楽章みていただきました。音楽をどう合わせていくかをポイントにみていただきました。

とてもたくさんのことを教えていただきました。その中で、書きやすいものをピックアップして挙げると、このような感じになります。

第1楽章:
  •  冒頭、歌いすぎない。4小節目からの盛り上がりを考慮する。
  • フレーズがおさまるときに遅くなってもよいが、その次からはすぐにテンポを戻す。
  • 誰かが八分音符で動いていることが多いので、長い音は八分音符に合わせる。ときどき八分音符がないところがあるが、遅くなりがちなので気をつける。
  • crese. は、途中でスラーや音が切れていても、音は抜けないようにして、盛り上がる。
  • フーガのようにメロディが交互に出てくる部分は、メロディの最初(アウフタクト)からはっきり弾き始める。
  • 盛り上がった後、第1バイオリンがG(ソ)のロングトーンを一人で始めるところ(163小節目)は、直前の盛り上がりをしっかり盛り上げて、テンポよりも遅れてGを弾き始められるようにする。盛り上がりが足りないと、インテンポで入らざるを得なくなってしまう。
  • ritard. から poco a poco a tempo でテーマに戻る部分は、柔らかい音色を意識。
  • fの後の subit p(第1バイオリンは p ではなく dolce だが、p にすることにした)の部分(194小節目)のタイミングを揃える。
  • 小節を超えるタイの次の音の入りが遅れてどんどん遅くなっていくので、タイの切りと次の音をもっとつなげて、前に行く(133小節目から)。
  • 頭抜きの八分音符が続くところ(260小節目から)は、休符をほとんど感じずに弾かないと遅れる。
第2楽章:
  • 冒頭は、ビオラの pizz. に集まる。
  • piu mosso は、飛ばすと遅くなったり音が出なかったりするので、飛ばさずに、弓を細かく動かす。音の始まりは、弓を置いて始めないと遅れる。
第3楽章:
  • 冒頭、伴奏(第2バイオリン以下)は、音の変わり目で隙間をあけないでつなげていく。弓のスピードもそろえる。弓の折り返しも同じ速さで弓を動かす。
  • con fuoco のところの伴奏(第2バイオリン以下)の八分音符の合いの手は、上向きの音がいいので、全部アップボウにしてみては(最後のfはダウン)。
  • メロディのシンコペーションは音を抜かない。
第4楽章:
  •  冒頭の八分音を3人で符揃える。fの八分音符6つと四分音符のかたまりは、細かい拍でとらないで一まとまりで感じる。
  • con fuoco の付点二分音符は抜けないようにする。
  • semple p の途中で盛り上がらないように気をつける。
  • agitato で sf がついている部分は、sf で agitato さを出すとよい。
  • 三連符が続いた後に十六分音符になるところは、十六分音符で慌てない。意外とゆっくりで大丈夫。
  • メロディの第1バイオリンが ad lib の後の a tempo の入りは、a tempo からメロディが始まる第2バイオリンの自分のタイミングで入ればよい。

次回練習では、指摘された部分を自分たちで消化し、自分たちの表現に結び付けて行きたいと思います。

2010年9月4日土曜日

「Pf先生練習」@アルページュ音楽院 

今回の練習での、初めてのトレーナーの先生練習。今回はPf(Hpのソリストでもあります)のY先生。同団体のメンバーがお世話になっている先生で、今回お願いした。最初の通しで、まず「この曲ベートヴェンではなくモーツァルトだから、モーツァルトらしく演奏しましょう」という一言で、目がさめた。そこまでの余裕が無かったのが本音だが、音を出すことに汲々としているところ見透かされてしまった。Pf の先生なので、必然Pf へのレッスン時間が多くなったが、管との連動や和声についても指導いただき、曲のオーバーホール受けた感覚だった。気持ち的には、もう一回レッスン受けたい気がするが練習スケジュール的には難しい。今回指摘された内容を咀嚼し自分のものとした上で次回の管先生練習(Ob)に望みたい。
Fg K.N.

メンデルスゾーン 弦楽四重奏曲第1番@アカデミー湯島

1→4→3→2楽章の順に練習しました。

1楽章:
ひととおり合わせて音程など気になるところをピックアップしました。
チェロが入るとリズムが崩れてしまう場所があったのですが、第2ヴァイオリンを聴いて走らないように心がける必要があるようです。
また、チェロは音が跳躍するときにスラーが切れてしまうので、それは今後の宿題ということになりました。

4楽章:
冒頭、第2ヴァイオリン→ヴィオラ→チェロの順で出てくるのですが、それぞれが入ってくるとテンポが安定せず、全員が集合した4小節目くらいから安定してくる感じだったので、何回か繰り返し合わせました。
また、これまでの練習よりテンポを早くしたら、生き生きした雰囲気になりました。

ここで休憩。

3楽章:
これまでに練習していたテンポでは、第2ヴァイオリン以下が前に行きがちだったのですが、第1ヴァイオリンが「もう少し早めにしてもいいかも」ということで、試してみました。今日の練習テンポだと、メロディーと伴奏がかみ合っていてよさそうです。

2楽章は、さっと通しました。

明日は、朝から先生練です。

2010年8月27日金曜日

第7回演奏会の招待状が出来上がりました

第7回演奏会招待状
第7回演奏会の招待状です。

ほぼチラシと同じです。

PDFのものも用意しました。

2010年8月22日日曜日

アカデミー湯島までの地図

アカデミー湯島までの地図です。

アカデミー音羽までの地図

アカデミー音羽までの地図です。

四谷ひろばへの地図

四谷ひろばへの地図です。

羽田文化センターまでの地図

羽田文化センターまでの地図です。

中目黒住区センター/目黒区青少年プラザ(中目黒スクエア内)までの地図

中目黒住区センター/目黒区青少年プラザ(中目黒スクエア内)までの地図です。

2010年8月21日土曜日

馬込文化センターへの地図

馬込文化センターへの地図です。

インターナショナルミュージックコンセルヴァトワール森下/アルページュ音楽事務所への地図

インターナショナルミュージックコンセルヴァトワール森下/アルページュ音楽事務所への地図です。

恵比寿社会教育館長谷戸分館への地図

恵比寿社会教育館長谷戸分館への地図です。

ブラームス クラリネット五重奏曲の練習@恵比寿

弦楽器だけの練習でした。

まずは四楽章の弓合わせをしました。この楽章はバリエーション(変奏曲)になっています。
最初の主題の部分は、記譜のスラーのとおり弾くと、同じようなフレーズの1回目と2回目で弓が逆になってしまう、繰り返しで弓が逆になるなど、なかなか一筋縄ではいきませんでした。
フレーズの中のどこを優先して弓をつけるかを考えなければならず、意見も分かれたため、色々と試行錯誤し、とても時間がかかりました。
冒頭の主題以外は、比較的順調に弓を決めることができたと思います。

4楽章が終わった時点で、残り40~50分。
次回は先生にみていただくので、一楽章は確認しておこうということで、時間の許す限り、返しながら練主しました。
特に、練習番号Cからは、内声(特に第2ヴァイオリン)が複雑な動きのためわかりづらく、非常に崩れやすい部分なので、丁寧に確認しました。

次回はいよいよ先生練です。
難曲でまだまだこなれた状態とは言えず、さらに、直前にクラリネットと合わせることができなかったため、不安ですが、頑張りましょう。

2010年8月19日木曜日

第7回演奏会のチラシデザインが出来上がりました

第7回演奏会のチラシデザインです。

秋らしいデザインにしてみました。

また、目立つように背景を黒にしました。やはり黒が目立つと思います!

PDFのものも用意しました。

2010年8月14日土曜日

メンデルスゾーン 弦楽四重奏曲第1番@アカデミー文京

2010年8月14日
今日は朝からアカデミー湯島でクラ5、
お昼を挟んでアカデミー文京でメンデルスゾーンの1番を練習しました。

前回1楽章からの練習で4楽章まで進まなかったこともあり、
今回は4楽章から頭に向けて進行しました。

4楽章はまず縦しっかり合わせて、まずは正確に弾くことを目的に
遅めのテンポで噛み合わせを確認しつつ進行しました。

結果判明したこと・・・
・付点四分音符が短くなりがち
→テンポがどんどんつまる(自殺行為です・・・)
・八分音符の弾き方の違い
→基本的には歯切れよく弾き、ベタ弾きはしない
・音程がアヤシイ
 よくあるお話ですが、シャープが低い、フラットが高い
 G-molの音階を全員でさらいました。
 音階の練習など、基本に立ち返って確認をした方がよさそうです。
・チェロの頭拍
 チェロに導かれる形で2ndとVaが裏拍から刻む箇所がたくさんありますが、
 はっきり頭を示すことでキビキビ・スッキリ弾けることを確認しました。
・弾けないところがある・・・
 さらうしかありません。。。

次いで3楽章を練習しました。
2nd以下は割合に早めのあっさりしたテンポがお好みで、
1stはゆったりと歌いたいという好みの違いが露見。
ついついサッサと弾きがちなので、
しっかり旋律につけるようにしたい。
但し、カデンツァでやや延びるテンポをしっかり取り戻せず、
何となく次へ進んでいるような気がしなくもないので、
次回ちょっと気にしてみたいと思いました。

最後に曲の長さを計るため1~4楽章を通しで弾きました。
なんとか無事に、途中事故は起こしつつも、
通しで弾くことができたのは、まぁ、一つの収穫だと思います。
録音が大変楽しみですが、聴くのが恐ろしい気もします。

ところで本日の会場は空調の性能が悪く、
クーラーがON、OFFを繰り返してくれたもので
調弦を頻繁に繰り返さざるを得ませんでした。
それで思いついたのですが、
開放弦を多用する曲ですし、2・3楽章の間に
軽く合わせられたらいいかもしれないと思うのですが、
いかかでしょうか。

下坂

ブラームスのクラリネット五重奏曲の練習@アカデミー湯島

朝9時からアカデミー湯島での練習でした。

前回までに1楽章、2楽章と練習を進めてきたので、今日は3楽章からです。

椅子を並べ、譜面台を立て、楽器を出して各自3楽章をさらっています・・・。
25分過ぎたのに、全員揃いません。第1ヴァイオリン奏者が来ないのです。

若干の遅れなら連絡ないこともありますが、これだけ遅れて連絡がないのはちょっと変です。

携帯電話に電話をしてみると・・・。出ません。何回かかけてみましたが出ません。

ここで考えられたのが
  1. 歩いていて気づかない
  2. 携帯電話を忘れて手元にない
  3. 携帯電話をどこかになくしてしまった
  4. まだ寝ている
さて、どれでしょう。

いくら電話をしても出ないので、4人で練習を始めることにしました。

冒頭6小節は、クラリネット、ヴィオラ、チェロの3本なので問題ありません。

ですが、なんとなく合ってる感じがしません。ヴィオラとチェロだけで合わせてみましたが、
縦のつながりも横のつながりも無い感じがします。どうやら、伴奏でpという意識が強く、
控えめに弾いているのが原因だったようで、フレーズを感じて、歌うところは歌うように
演奏するとクラリネットも吹きやすくなり、いい感じになってきました。

Presto non assai, ma con sentimento からは、慣れるために部分部分に
区切りながら、何度も合わせていきました。

ここで第1ヴァイオリン奏者から電話が。

なんと、正解は
  1. まだ寝ていた
でした!

既に時刻は10時を回っています。到着は11時過ぎるとのことでした。

気を取り直して練習です。第2ヴァイオリンは、練習番号Gから少し難しいです。
が、1・2楽章ほどではありません。

3楽章が一通り終わったところで、第1ヴァイオリンが到着しました。

それから、3楽章をもう一度最初からおさらいをし、4楽章も一通り練習しました。

練習場所が使える時間ぎりぎりの12時30分近くまで練習しました。

次の練習は、弦4人で4楽章の弓合わせ。その次は5人揃っての練習で、
トレーナーの先生にみていただく予定です。とても心配です・・・。

2010年8月8日日曜日

「本番メンバー初音だし」@四谷

本日、やっと本番メンバーでの練習となった。とは言いながら次回は、先生練習であり、先生に見ていただくレベルまでは持っていく必要がある。最初は、Es-durのスケールでの音合わせから入り、前回、確認した練習テンポでのメトロノームを使っての練習を繰り返した。前回話題となったターンであるが、特に2楽章のターンは、いろいろな演奏聴くと2パターンあり、付点四分音符の一拍目に装飾音を入れる(ウィーン風?)と付点四分音符の最後に装飾音を入れるパターンである。どちらかにそろえることになるが、メンバーが確認したところでは、市販音源の半数以上は、後者だったようである。とはいえ前者のほうが各奏者がそろえやすいメリットもある。次回の先生練習で方向決めていくことにしよう。まだ、完璧に演奏できていないところあるが、それは次回まで約一ヶ月の宿題として、今日の練習を終えた。
Fg K.N.

2010年8月7日土曜日

ブラームスのクラリネット五重奏@ 羽田文化センター



今日、第2楽章を中心に練習しました。
まず、全員が揃ったところで、第2楽章の冒頭からみんなで合わせて。。。。9小節目当たりで崩壊!!!!

まぁ、朝だったし、まだエンジンがかかっていないのかなと思って、「もう一回やろう!!」ということに。。。

また、同じところで崩壊!!!!!!! 何で?!!?

じゃ、全員スコアを見ることに。。。。(上)

なるほど、(クラリネットの)四分音符の裏には、必ず誰かが三連分音符のリズムをやっているのですね。

それだけを理解しても、実際にやると、二連分音符が入ってきて、さらに、表拍はTIEで前の拍とつながっているので、実際に聞き分けるのが難しいです。

POINT そこで、、、、分解してやることにしました。---------

   まず、クラ+ビオラ、クラ+セカンド、ビオラ+セカンド、クラ+ビオラ+セカンド、などなどで、構造を理解することと、リズムの感覚をつかむ練習をしていました。


 さらに、5-8小節目は、クラリネットとセカンドヴァイオリンが赤い枠に示すように旋律を担当していますが、内声のパターンが1-4小節に対してまたいろいろ変わっていますので、これも、緑色の枠の部分をメモることによって曲の理解が高まります。自分は常に三連分音符を意識して吹いていました。
つまり、頭(頭脳)を使って吹かないといけない曲なのです。

しかし、クラリネットのこの2楽章のメロディを吹いているとき、
この音域はかなり耳に(変な)共鳴が起こるので、実はあまり外部の音を聞き取れていないので、苦労しています。。。。シューベルトの未完成の2楽章もそうなのです。

次に、クラリネットのジプシー風のところですが、弦楽器は以外に速くないことが判明しました。
一般的に、あまり出てこない、64分音符ですが、つい、速い!!と思ってしまう私たち。
実際、ここでのTempoは、四分音符=30ですので、八分音符=60、16分音符=120なので、
64分音符は、その4倍の速さということは、普通のAllegro(四分音符=120)のテンポで、16分音符の刻みです。
そんなに速くないのです。。。。

 今日は2楽章しか出来なかったのですが、色々勉強することができました。この曲がカオスの楽章だと思っていた私にとっては、今日の練習ですべてのパーツが組み立てられて、全体の音楽が整理された瞬間に、ブラームスがこんな和音と響きを狙っていたんだなと、強く感じました。

 とにかく、速いところをもっと練習しないとなああ。。。。

2010年7月31日土曜日

メンデルスゾーン弦楽四重奏曲の練習@中目黒

前回までで全楽章の弓決めが終わったので、今回は1楽章から改めて練習しました。

1楽章は、気になるところを止めながら、練習していきました。第1ヴァイオリンがメロディーを引く裏で、3パートがハーモニーを作り進行していく部分の音程を合わせたり、縦の線がしっくりいっていないところを合わせました。

2楽章は、比較的シンプルなアンサンブルです。
Allegrettoは、8分音符にスタッカートがついていたり、ついていなかったりするので、そこをどう解釈するか相談しました。結論としては、8分音符(スタッカートなし)と16分音符2つが交互に出てくるリズムパターンでは8分は長め(スタッカートではなく)に弾き、それ以外のスタッカートありの8分と同じように弾くことにしました。
piu mossoは、飛ばし弓で軽快に弾きたいところですが、弓を飛ばしやすいテンポだと左手が難しく、左指を落ち着いて回せるテンポだとやや飛ばしづらいテンポとなってしまいます。Allegrettoとの対比も付けたいので、目標テンポを四分音符=110としようということになりました。このテンポは軽快に、発音と歯切れがよく弾くのは相当難しいです。

3楽章は、ゆるやかに第1ヴァイオリンがソリスティックにメロディーを奏でます。
内声はメロディーとの関係やテンポ感をつかむのがなかなか難しいです。しかし、練習を通じて、だいぶ把握できてきたように思います。

時間切れで4楽章には進めませんでした。次回は4楽章を中心に練習する予定です。

2010年7月18日日曜日

モーツァルト/フルート四重奏1番 本番!

とうとう音楽祭での本番です!
当日は午前中に羽田文化センターで2時間程度練習し、さらにアプリコの練習室で軽くあわせ練習をしてから臨みました。
会場全体は随分と盛況で、クラフトコーナーや楽器体験コーナーには子供もたくさん来ていました。小ホールはお客さんで8割ほど席が埋まっている状態でした。
本番は、かなりテンポよく、楽しく演奏を進めることができました。小さな事故はいっぱいあったのですが、全体としてはよくまとまって、良かったのではないかと思います。お客さんの反応も良かった気がします。
演奏後に司会の方(テレビ朝日アナウンサーの坪井さん)にインタビューをされたのですが、台本どおりではないことを聞かれて緊張したのか、皆すごく本音モードで回答してしまいました・・・。
練習、本番を通してこの曲に触れてきましたが、弾けば弾くほど奥深いいい曲で、とてもいい経験になりました!

2010年7月16日金曜日

モーツァルトのフルート四重奏曲第1番 ホール練習

アプリコの小ホールでの練習でした。時間は30分間。

自分たちの番になって楽器を準備し、チューニングが終わると既に5分経過。

まずは1楽章を繰り返さずに通しました。

あまり響かないと聞いていたのですが、ほとんど人が入ってないせいか、結構響く感じがします。でも、自分の音や周りの音はあまり聴こえません。

バランスは、弦がちょっとうるさいようです。

2楽章は、ピッツィカートは充分鳴っていて聴こえるようでした。

3楽章は調子が出てきたせいか、弦が無理せず鳴っていて、バランスはいいようでした。

もう一度、結構音程がひどかったので(特に1楽章の冒頭)、1楽章の冒頭の音程合わせをしました。なれたせいかそれほどひどくはなく、音出しもせずにいきなりあわせたから音程が合わなかったと、状況のせいにしました。

最後に、3楽章の後半をもう一度合わせ、時間終了。

終わってから舞台の人に聞いたところ、舞台の奥よりも前方の方が響きがこもらないことを確認しました。本番は、もう少し前で演奏しようということになりました。

2010年7月11日日曜日

 「管あわせ」@四谷

今回は、管だけ集まりアンサンブルの確認行なった。といいながら今回もCLが参加できないため、前回に引き続きCLのOさんにお願いした。(Oさん本当有難うございました)今回は、ピアノがいないので、管の中で、メトロノームを使ったゆっくりのテンポでの縦線あわせ。管の和声のチューニング。随所に出てくる装飾音やターンをどうそろえるか。このターンがなかなか厄介で、ObとClの掛け合い、それにPf が絡んでくるので、とりあえず形と奏法の連動性が必要。まだまだ譜面通し的な部分多かったが、三つの楽章のテンポ(現時点での練習テンポと目指すべき本番テンポ)を確認でき、全員そろっての次回以降の練習の準備としての成果あった。
Fg K.N.

2010年7月10日土曜日

フルート四重奏 最後の練習

今日は最後の練習で、前回の先生練ででた課題を消化しないといけません。
午前中なので9~12時の3時間の予定でしたが、ビオラ奏者とチェロ奏者が渋滞の影響で30分ほど遅れてしまいました。

一番不安要素の多い3楽章から始めました。
頭から流していき、各自気になるところをとめながら進めました。
箇所によっては、ゆっくり弾いて縦の線を改めて確認したり、音程を合わせたり…。
特に、いつも通したときに後半がせわしなく、がちゃがちゃした感じになってしまうため、ところどころ、前に出すモチーフ(パート)とそれ以外の関係を確認しました。
これをやることで、だいぶすっきりしました。

続いて、2楽章です。
先生に見ていただいたおかげで、フルート以外の3パートは、それぞれがどんなことをすればいいかわかった(知った)ので、それを実践し、馴らすべく、練習しました。
伴奏に気持ちを入れ過ぎると、つい遅くなってしまうため、テンポは要注意です。
また、フレーズの入りと終わりのテンポの若干の伸び縮みやフレーズの変わり目の間の取り方など、要所要所をていねいに合わせました。

最後に、1~3楽章を通し、録音しました。
通すことにはだいぶ慣れてきましたが、今日あまり練習しなかった1楽章は、音程をはじめ、結構崩れてしまっていた気がします。一方、3楽章はだいぶ重点的に練習したため、かっちりと弾けたように思います。

残り1週間、今日の録音聴いて、ホール練と本番にフィードバックしたいと思います。

2010年7月3日土曜日

メンデルスゾーンの弦楽四重奏曲第1番 第2回練習

朝から練習でした。今日は4楽章の弓決めからです。

1楽章の弓合わせには思ったより時間がかかりましたが、4楽章はなんと10分の休憩をはさんで3時間弱かかりました。

第2ヴァイオリンとヴィオラでユニゾンになったり分かれたり、第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンが
ユニゾンになったり分かれたり、といろいろあっていつの間にか時間が経っていました・・。

それでも少し時間が余ったので、1楽章の冒頭を合わせました。

1楽章に「allegro non tardante」という指示が出てきますが、前回の練習で「tardante」の意味を調べるのが宿題になってました。

メンバーのみなさん、調べましたか??

2010年6月26日土曜日

「譜面通し」 @羽田

今回、モーツァルトの「ピアノと管楽器のための五重奏曲 変ホ長調 K.452」をやることになり、初めての練習となった。忙しいメンバーで、なかなか5人揃う日時が無く、出来るだけ多くのメンバーが揃う日を探した感がある。今日もCLが海外出張で参加できないため、初回欠席。今回は、知り合いのCL吹きのOさんに代奏をお願いした。現実は、初見に近い人もおり、途中切りながら音を確認していった。モーツァルトが、こんな良い曲出来ちゃったと手紙で書いた逸話のある名曲だが、そこはモーツァルト無駄な音がない分ごまかしは利かない。今日の練習は、練習プランの確認で終わった。 
Fg K.N.

モーツァルトのフルート四重奏曲第1番 第2回練習(先生練)

ヴァイオリン奏者の丹羽道子先生に練習をみていただきました。

第1楽章:
 大まかには、次のような指摘がありました。
  • 八分音符の刻みは、はっきりと短めに弾いた方がメロディを邪魔せずうるさくならない。
  • f(フォルテ)でもフレーズの最後は少し抜いた方がいい。特に他のパートがp(ピアノ)で次のフレーズに入っている場合。
  • 縦の線を合わせる。
  • メロディがパート間で順番に出てくるとき、そのメロディを強調して意識する。
  • チェロが休みでヴィオラが四分音符のときは、ヴィオラはチェロのように弾く。その後はすぐに内声の役割に戻る。
  • diminuend でも遅くならず前向きに演奏する。
第2楽章:
 伴奏の pizz. (ピッツィカート)はどのように演奏していいかいまいちわからなかったのですが、今日の練習でやるべきことが明確になりました。
  • フルートのブレスを聴いて、フレーズの入りを合わせる。
  • フレーズの盛り上がり(頂点)を意識して膨らませる。また、方向性を意識して、前に行くところ、緩むところを考える。
  • 和声が変わるところは音色に変化を付ける。
  • 重音の pizz. がばらけてしまうのが気になる場合は、2本の指を使ってはじく。(チェロ奏者は当たり前に思っていましたが、ヴァイオリン&ヴィオラ奏者にとっては新しい発見でした!)
第3楽章:
 指摘されたポイントは1楽章と似ているのですが、3楽章の方はより顕著に演奏する必要があるようです。
  • 1楽章以上にメロディがパート間で順番に出てくるので、意識する。
  • 八分音符の刻みはより短く。十六分音符の刻みは弓を飛ばす。でも一生懸命ではなく、気楽な感じで。
  • スラーはレガートで。
  • フレーズの頂点を意識する。
  • メロディの掛け合いはニュアンスをそろえる。
  • テンポはだいたい一定で走らない。

1・3楽章は、これまでは全体的にうるさい感じだったのが、この練習でずいぶんと整理されたと思います。2楽章は、取り組みの方向性がよくわかりました。

次回の練習は、これらのことについて自分たちの理解を深め、ものにしていきたいと思います。

2010年6月19日土曜日

メンデルスゾーンの弦楽四重奏曲第1番 第1回練習

朝10時からの練習でした。第2ヴァイオリン奏者以外は選曲のために集まった際に一通り合わせていたのですが、第2ヴァイオリン奏者も揃っての練習は今日が初めてです。にもかかわらず、彼女は遅刻。先に1楽章の弓順を3人で決め始めました。

30分ほどで全員揃いました。第2ヴァイオリン奏者は今日は初見状態でしたが、まずは最初に一通り通して演奏しました。初見にもかかわらず、全然落ちずに弾いていました。すごいです!

少し休んで、1楽章の弓決めに戻りました。ブラームスのように複雑ではないのでさっさと終わるだろうと思っていたのですが、意外と時間がかかりました。実際のテンポがまだ確定してないので、長いスラーをどのくらい分割するか悩みましたが、ヴィオラ奏者が所属オーケストラのスコットランドの練習で、指揮者に「メンデルスゾーンはお金持ちであまりけちけちした音楽は似合わない」と言われたとのことで、弓もあまりけちけち使わずに、どんどん返す方針で弓順を決めていきました。

1楽章の弓決めが終わると12時半を回ってたのですが、4人とも午後も特に他の予定がないとのこと。近くのファミレスにお昼を食べに行き、午後も弓決めの続きをやることにしました。

2・3楽章はそれほど時間を取られずに終わりました。

次回は4楽章の弓決めからです。

2010年6月12日土曜日

モーツァルトのフルート四重奏曲第1番 第1回練習

フルート四重奏曲の大田区アマチュア音楽フェスティバル出演決定後の最初の練習でした。

出演の応募の締め切りは4月30日でした。応募に録音が必要だったので、録音まで選曲も含めて4回集まりました。
  1. 3月22日:選曲
  2. 4月10日:4人で練習
  3. 4月17日:弦だけで練習
  4. 4月24日:4人で練習&録音
これまで、演奏会や練習を録音したことはありますが、録音を目的として演奏したことはなく、初めての経験でした。

演奏会は一発勝負なので、準備を念入りに行い、気合を入れて本番に臨みます。しかし録音だと、失敗しても取り直せばいいと潜在的に思っているようで、演奏会のように集中しての演奏にはなりませんでした。うまくいかないので何度か録り直したのですが、回数を重ねると疲れてしまい、余計に集中できなくなってしまいました。

そんな状態での録音だったので、これで落ちてしまったらとても心残りだったのですが、なんとか審査に通ったようで、良かったです。

ちなみにメンバーですが、前回演奏会のモーツァルトの弦楽四重奏のメンバーで応募しようとしていたのですが、ヴィオラ奏者の都合が悪く、普段ヴァイオリンを弾いている私が今回はヴィオラを弾くことにして、フルートを誘ってフルート四重奏で応募することにしました。

あまり練習回数が多くなくても仕上がるという目論見でフルート四重奏にしたのですが、フルート四重奏曲でも特にこの1番はヴィオラが難しく、この難しさは私にとって想定外でした…。

さて、今日の練習ですが、アンサンブルをよくしていこうと、音量のバランス、タイミング、アーティキュレーションやニュアンスといったところを合わせていきました。また、4月の時点ではまだ演奏するだけで精一杯だった部分が多々あったのですが、そういう場所をつぶしていきました。

次回の練習は先生に見ていただくので、とても楽しみです。

ブラームスのクラリネット五重奏曲 第2回練習

今日のクラリネット五重奏曲の練習は、クラリネットを除く、弦4人(ヴァイオリン×2、ヴィオラ、チェロ)で、第1楽章の弓合わせをしました。首都高が3箇所事故渋滞していたようで、ヴィオラ奏者は1時間ほど遅れての到着でした。そのため、最初は3人で弓を決めていき、3分の2程進んだところでヴィオラ奏者が到着し、最初から見直していきました。

ブラームスは、同じような声部がパート間で入り組んでいるため、どのパートとどのパートの弓順を合わせるべきか、また、どこを合わせてどこを諦めるかを判断して弓順を決めていきました。これから練習を進めていくうちに変わっていく部分もあるかと思いますが、まずは今日決めたものをベースとしていきます。何とか1楽章の最後まで行き着きました。

次回もクラリネット抜きでの練習で、弓合わせの続きを行う予定です。

2010年6月5日土曜日

“大田区アマチュア音楽祭2010”への参加が決まりました

Ensemble Arpege は、「大田区アマチュア音楽祭2010 アマチュア演奏家(プレイヤー)の祭典」にフルート四重奏(フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)で参加することになりました。

出演日時:7月18日(日)17時頃
場所:大田区民ホール・アプリコ小ホール
曲目:モーツァルト/フルート四重奏曲第1番ニ長調K.285
   (フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)

「大田区アマチュア音楽祭2010」に関しては、こちらをご参照ください。

「アマチュア演奏家(プレイヤー)の祭典」に関しては、こちらをご参照ください。

2010年6月2日水曜日

第7回演奏会のご案内

第7回演奏会について次のように決まりました。

皆さまのご来場を心よりお待ちしています。

日時:2010年10月23日(土)19:00開演 18:40開場
場所:府中の森芸術劇場 ウィーンホール
曲目:
   モーツァルト/ピアノと管楽器のための五重奏曲 変ホ長調 K.452
    (ピアノ、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルン)
   メンデルスゾーン/弦楽四重奏曲第1番 変ホ長調 作品12
    (ヴァイオリン×2、ヴィオラ、チェロ)
   ブラームス/クラリネット五重奏曲 変ロ短調 作品115
    (クラリネット、ヴァイオリン×2、ヴィオラ、チェロ)
入場料:無料(全席自由/522席)

2010年5月16日日曜日

ブラームス クラ5 第1回練習

今日はクラ5の初練習でもあり、顔合わせでもありました。

ヴィオラ奏者は今回初めてアルページュに参加します。
話をしているうちに、他のアルページュメンバーと大学の先輩・後輩で面識があったり、他のオケで一緒だったりすることがわかり、世間は狭いな~と感じました。

今日の練習は初合わせ(きっと初見大会ではなかったと信じたい・・・)が目的です。
“すんなり通る”というわけにはいかず、止まりながらではありましたが、1楽章から4楽章まで流して、全体感をつかみました。
クラリネットと第1ヴァイオリンは、約10年前に一度やったことがあるのですが、改めて曲の難しさを実感しました。

この曲はモーツァルトのような整然としたアンサンブル構造ではなく、とても入り組んだ複雑な作りで、弾いていて何がどうなっているのかわからなくなってしまう箇所が結構ありました。(第4回演奏会でやったブラームスの弦楽五重奏を彷彿とさせるよう!)
中でも、内声の第2ヴァイオリンとヴィオラは、シンコペーションと重音の嵐(?)という二重苦を負っています。
まずは曲の構造とその時々の自分のパートの役割を理解することが必要そうです。
しかし、第2ヴァイオリンから「構造が理解できれば楽しめる!」という心強いコメントがあったので、今後が楽しみです。

また、弦に関しては弓順は曲を作りながらでないと決められそうにないので、各自思い思いの弓をつけて、練習を進めることになりました。

今後の練習予定と先生練習についても相談しました。

クラリネットが多忙で予定が合わないこと、また、まずは弦のアンサンブルを整えた方がいいことから、7月下旬までは弦のみの練習を行うこととなりました。
先生練習については、弦の先生に2~3回みていただこうかという話になりました。時期など詳細はこれから検討していきます。

5月中は各自個人練を行い、次は6/12に弦だけで練習する予定です。

(Vn:K.N.記)

2010年5月1日土曜日

blog 開設しました

Ensemble Arpege の blog を開設しました。

http://plaza.rakuten.co.jp/EnsembleArpege/

からの移行を試みていますが、移行先を Blogger にするかどうか検討中です。

他のメンバーからの投稿が問題なければ(Blogger の機能を問題にしているわけではなく、メンバーが Blogger を使えるかどうか)、こちらへ移行することになると思います。